土曜日, 8月 17, 2019

20190817_エゼキエル27

■2「人の子よ。ツロについて、哀歌を唱えよ。
3あなたはツロに言え。海の出入口に住み、多くの島々の民と取り引きをする者よ。神である主はこう仰せられる。ツロよ。『私は全く美しい』とおまえは言った。
32泣き声をあげて哀歌を唱え、おまえのために悲しんで歌う。だれかツロのように海の真ん中で滅ぼされたものがあろうか。
36国々の民の商人たちはおまえをあざけり、おまえは恐怖となり、とこしえになくなってしまう。」

★27章はツロ陥落による葬儀の哀悼です。都を船にたとえ(27:1-9)、その多くの貿易相手を挙げ(27:10-25)、そしてどのようにして船が沈んだかを表現しています(27:26-36)。イエス様はマタイ11:22において、ツロは神様のさばきに値する都だったと語られました。ツロの美しさはおごりの源であり、そのおごりが神様のばきを確実なものとしました。自分の功績に対するうぬぼれやプライドは、私たちにとって危険信号です(ヤコブ4:13-17)。神様は私たちが自分のしたことに対して喜びを持ったり、満足したりすることに反対なさるわけではありません。神様は尊大さや膨らみすぎた自尊心によって人を見下すことを非難なさるのです。神様の恵みによって生かされている自らとして歩みましょう。

金曜日, 8月 16, 2019

20190816_エゼキエル26

■2「人の子よ。ツロはエルサレムについて、『あはは。国々の民の門はこわされ、私に明け渡された。私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった』と言ってあざけった。
3それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。

★この章のメッセージは前586年にエゼキエルに与えられました。エルサレムに対して「あはは」と嘲笑したイスラエルの北にあるフェニキヤの首都であるツロに対してです。都市の一部は海岸沿いにあり、一部は美しい島でした。エルサレムが陥落したときツロが喜んだ理由はツロとユダは、南はエジプト、北はメソポタミヤからの貿易において、常に競争していたからです。ツロは海上貿易を独占し、ユダは陸上貿易の隊商ルートを独占していました。ユダが敗れた後、ツロはすべての貿易ルートは自分のものになると考えました。しかしツロのおごりを見られた神様は前586年に、バビロンの王ネブカデネザルを送り、さらにはアレクサンドロス大王をも送られたのです。神様はどれほどおごりを嫌われるお方でしょう。どれほどご自身の民を愛されるお方でしょう。あなたは神様から大切に思われています。

木曜日, 8月 15, 2019

20190815_エゼキエル25

■3あなたはアモン人に言え。神である主のことばを聞け。神である主はこう仰せられる。わたしの聖所が汚されたとき、イスラエルの地が荒れ果てたとき、ユダの家が捕囚となって行ったとき、あなたは、あはは、と言ってあざけった。
4それゆえ、わたしは、あなたを東の人々に渡して、彼らの所有とする。彼らはあなたのうちに宿営を張り、あなたのうちに住まいを作り、あなたの産物を食べ、あなたの乳を飲むようになる。
★25章のメッセージは、南ユダ王国を取り巻く7つの国に与えられました。アモン人は神殿の破壊を喜んだことでさばかれ、モアブ人は、ユダヤ人を特別な人たちとしてそしったことで、エドム人はユダヤ人を特に嫌ったことで、ペリシテ人は復讐したことでさばかれました。これらすべての国はやがて、神が至高のお方であることを知ることになりました。神様は人との比較で私たちが優越感にひたり満足することを良しとされることはありません。

水曜日, 8月 14, 2019

20190814_エゼキエル24

■11なべをからにして炭火にかけ、その青銅を熱くして、その中の汚れを溶かし、さびがなくなるようにせよ。
12しかし、その骨折りはむだだった。そのひどいさびはそれから落ちず、そのさびは、なお、火の中にあった。
13あなたのみだらな汚れを見て、わたしはあなたをきよめようとしたが、あなたはきよくなろうともしなかった。それでわたしがあなたに対するわたしの憤りを静めるまで、あなたは決してきよめられない。

★エルサレムの都は罪で覆われ、さびついた鍋のようで、その汚れを取り除くことはできませんでした。神様はエルサレムに住んでいた民の生活をきよめることを望まれたように、現在も私たちの生活をきよめることを望んでおられます。時に神様は私たちを問題や困難な状況を通してきよめようと試みられることがあります。私たちが困難に直面するとき、私たちの生活から罪が燃えてなくなりますように。困難を、信仰が育つための機会と考えれますように。こういうときこそ、何が最も大切か、自分の生活を改めて点検する時とできますように。

火曜日, 8月 13, 2019

20190813_エゼキエル23

■1次のような主のことばが私にあった。
2「人の子よ。同じ母の娘である、ふたりの女がいた。
3彼女たちはエジプトで淫行をし、若いときから淫行をし、その地で彼女たちの胸は抱きしめられ、その処女の乳房はもてあそばれた。
4その名は、姉はオホラ、妹はオホリバで、ふたりはわたしのものとなり、息子や娘たちを産んだ。その名のオホラはサマリヤのこと、オホリバはエルサレムのことである。
★北王国イスラエルのオホラ (「彼女の天幕」の意)は、アッシリヤ人たちに誘惑され、神様から離れます。イスラエルの民は彼らの若さ、強さ、カ、富そして快楽を求めたのです。現在でも、ある人々は、それらが幸せをもたらすと考えます。

南ユダを指すオホリバ(「私の天幕は彼女の中に」の意味)はさらに悪いとされています。なぜなら彼女はその姉妹に下ったさばきを見て学ばず、アッシリヤ人とバビロニヤ人に対する熱望を続けたからです。オホリバが特権を持ち、しっかりと行動すべきだったように、私たちにもキリストを知った者として特権の中に歩みましよう。

日曜日, 8月 11, 2019

20190811_エゼキエル21

■25悪に汚れたイスラエルの君主よ。あなたの日、最後の刑罰の時が来た。
28人の子よ。預言して言え。神である主はアモン人と、彼らのそしりについてこう仰せられると言え。剣、一振りの剣が、虐殺のために抜き放たれた。いなずまのようにして、絶ち滅ぼすためにとぎすまされた。

★アモン人とイスラエル人は普段は互いに争つっていました。神様はイスラエルに他国と同盟を組まないようにと言われましたが、前589年にユダはバビロンに対してアモンと同盟を組みました(エレミヤ27:3)。神様はネブカデネザルが最初にエルサレムに行くことで、まずユダをさばかれました(21:22)。アモンもまた、さばかれましたが、それは彼らがユダと同盟を組んだからではなく、エルサレムの崩壊を、侮辱に満ちた喜びをもって傍観したからです。神様は侮られることのないお方であることを胸に刻むことは、人が命に生きるためにできる最大の選択です。

金曜日, 8月 09, 2019

20190709_エゼキエル19

■1あなたはイスラエルの君主たちのために哀歌を唱えて、言え。
2あなたの母である雌獅子は何なのか。雄獅子の間に伏し、若い獅子の間で子獅子を養った。
4諸国の民はその獅子のうわさを聞いた。その獅子は彼らの落とし穴で捕らえられた。彼らは鉤でこれをエジプトの地へ引きずって行った。
9彼らはそれを鉤にかけておりに入れ、バビロンの王のもとに引いて行った。彼らはそれをとりでに閉じ込め、二度とその声がイスラエルの山々に聞こえないようにした。
★エゼキエルは、たとえを用いてメッセージを伝えました。雌獅子と子獅子のたとえは、聴衆の興味を引いたことでしょう。雌獅子はユダを象徴し、2頭の子獅子はその王たちを表しました。最初の子獅子は、前609年にパロ・ネコによりエジプトに捕囚として連れて行かれたエホアハズ王のことです。(2列王23:31-33)。2頭目の子獅子はすでにバビロンに捕囚として連れて行かれたエホヤキン王(2列王24:8〜)、もしくはこれから捕囚となるゼデキヤ王 (2列王25:7)のどちらかを指しています。この話は、南ユダ王国には捕囚から早く帰還できるという望みも、近づいて来るバビロニヤ人の軍隊から逃れることができるという希望もないことを南ユダに示しました。ユダの政治的な力も軍事力も、国民を救うことはできません。ぶどうの木の枝のように、彼らは「東風」であるバビロニヤ人の軍により切り倒され、根こぎにされてしまいます。
「草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。」イザヤ書40章8節が心に響きます。神様を畏れましょう。

木曜日, 8月 08, 2019

20190808_エゼキエル18

■21しかし、悪者でも、自分の犯したすべての罪から立ち返り、わたしのすべてのおきてを守り、公義と正義を行うなら、彼は必ず生きて、死ぬことはない。
22彼が犯したすべてのそむきの罪は覚えられることはなく、彼が行った正しいことのために、彼は生きる。
23わたしは悪者の死を喜ぶだろうか。--神である主の御告げ--彼がその態度を悔い改めて、生きることを喜ばないだろうか。
★ユダの民は自分たちではなく、祖先の罪のために自分たちが罰せられているのだと信じていました。この教えは十戒に書かれていたため、彼らはこのように考えたのです(出エジプト20:5)。しかしこの考えは、イスラエルを宿命論的なあきらめと無責任へと導きました。そんな民にエゼキエルは、神様からの新しいメッセージをもたらしました。「神様はそれぞれ個人をおさばきになる。先駆者たちの犯した罪によって影響を受けることはあっても、神様は私たちを他の人が犯した罪のためにさばくことはなさらない。そして、私たちも、彼らの過ちを自分の罪の言い訳にすることはできない。それぞれの人が、自分の行動について神に対して責任を持つのだ」と。
これに加えて、あるユダの民は、民全体に神様の恵みが与えられていることを、神様に反抗する言い訳にしました。彼らは、正しい先祖たちを持ったために(18:5-9) 自分も生きることができると考えたのです。神様は、そうではない「あなたたちは良い親を持った悪い子どもたちであり、そのような者は死ぬ(18:10-13)。しかし、神のもとに立ち返る者は必ず生きる(18:14-18)と語られました。私自身が神様の前に如何に歩むかここが神様からの祝福を受取る要です。

水曜日, 8月 07, 2019

20190807_エゼキエル17

■12「さあ、反逆の家に言え。これらがどういうことなのか、あなたがたは知らないのか。言え。見よ。バビロンの王がエルサレムに来て、その王とその首長たちを捕らえ、バビロンの自分のところへ彼らを連れて行った。
★この章に出て来る最初の大鷲は、エルサレムにおいてゼデキヤを王として任命して「植えた」、バビロンのネブカデネザル王(17:12) のことです。ゼデキヤはこの取り計らいに反抗し、第2の大鷲であるエジプトと同盟を組み、バビロンと戦おうとしました。これらの出来事はエゼキエルが遠くのバビロンにおいて、上記の出来事(10-21節)を説明している間に起こりました。ユダにいた預言者であるエレミヤも、ゼデキヤにこの同盟を組まないようにと警告していました(エレミヤ2:36、37)。はるかかなたに離れていたにもかかわらず、二人の預言者たちはどちらも神様のみことばを告げていたため、同じメッセージを語っていました。神様は今でも、ご自身が召し出した器を通して、世界中で語っておられます。

月曜日, 8月 05, 2019

20190805_エゼキエル15

■2人の子よ。ぶどうの木は、森の木立ちの間にあって、その枝が、ほかの木よりどれだけすぐれているのか。
5見よ。それが完全なときでも、何も作れないのに、まして、火がそれを燃やして、焦がせば、もう、それで何が作れよう。
7わたしは彼らから顔をそむける。彼らが火からのがれても、火は彼らを焼き尽くしてしまう。わたしが彼らから顔をそむけるそのとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
★実を結ばせるために造られたイスラエルでありあなた。秘訣は主に信頼しただつながること。神への信頼ほどに人を豊かにできるものはありません。

日曜日, 8月 04, 2019

20190804_エゼキエル14

■14たとい、そこに、ノアとダニエルとヨブの、これら三人の者がいても、彼らは自分たちの義によって自分たちのいのちを救い出すだけだ。--神である主の御告げ
20たとい、そこに、ノアとダニエルとヨブがいても、--わたしは生きている。神である主の御告げ--彼らは決して息子も娘も救い出すことができない。彼らは自分たちの義によって自分たちのいのちを救い出すだけだ。

★14〜20節にかけて4回「たとい、そこに、ノアとダニエルとヨブの、これら三人の者がいて……」と繰り返されます。ノア、ダニエル、ヨブと言えばイスラエルの歴史において、神様との交友関係とその知恵によって名高い偉大な人物です。(創世6:8、9、ダニエル2:47、48、ヨブ1:1)。ダニエルは前605年バビロンの最初のユダ侵略時に捕囚として連れ去られました。それはエゼキエルが捕囚となる8年前のことです。神様のメッセージがエゼキエルに託された時代、ダニエルはバビロンにおいて政府の高い位についていましたが、しかしこれらの偉大な神のしもべたちですら、ユダの民を救うことはできませんでした。真理によって自由を得るためには、その人自身が真理によって自らの内面を照らされる事を許可し、主のみ手のなかに自分自身を委ねなければなりません。

土曜日, 8月 03, 2019

20190803_エゼキエル13

■2「人の子よ。預言をしているイスラエルの預言者どもに対して預言せよ。自分の心のままに預言する者どもに向かって、主のことばを聞けと言え。
3神である主はこう仰せられる。自分で何も見ないのに、自分の霊に従う愚かな預言者どもにわざわいが来る。
★ 13:1以下の預言は、民が喜ぶことを言って人気を集めようとしていたにせ預言者たちに対して向けられています。彼らは偽の安全を民に信じ込ませ、エゼキエルの仕事を一層難しくしました。自分たちの人気や力を得るために真理を曲げる人たちには注意しましょう。にせ預言者たちは、民を心地よくさせ、彼らの罪深い行動を許したため、多くの民が彼らに従いました。嘘は時に魅力的なものであり、多くの従者がいます。
例えば現在では、ある霊的指導者たちの中は、神はご自分に従う者たちに健康と経済的成功を約束すると断言するグループがあります。これは聞き心地のよいものですが、果たして真理でしょうか。神の御子も、地球上で安楽な人生を送りはしませんでした。私たちにの信じることは、神様がみことばを通して教えてくださることと矛盾がないように謙虚でなければなりません。

金曜日, 8月 02, 2019

20190802_エゼキエル12

■3人の子よ。あなたは捕囚のための荷物を整え、彼らの見ている前で、昼のうちに移れ。彼らの見ている前で、今いる所から他の所へ移れ。もしかしたら、彼らに自分たちが反逆の家であることがわかるかもしれない。
12彼らのうちにいる君主は、暗いうちに荷物を背負って出て行く。出て行けるように壁に穴があけられる。彼は顔をおおうであろう。彼は自分の目でその地をもう見ないからである。』

★「彼らの見ている前で」が繰り返される章です。その理由は南ユダ王国最期の王となったゼデキヤへの神様からの警告でした。6年前に民がバビロンに連行されるのを見たゼデキヤ。エゼキエルが神様に示されてとった行動は今それと同じことが起ころうとしているとの神様からゼデキヤへののメッセージでした。しかしゼデキヤの頑なさは変わりませんでした。繰り返し起こる出来事の背景には命の道を選択して生きるようにのと主の期待がある場合があります。主の細きみ声に耳を傾ける者でありましょう。

木曜日, 8月 01, 2019

20190801_エゼキエル11

■17それゆえ言え。『神である主はこう仰せられる。わたしはあなたがたを、国々の民のうちから集め、あなたがたが散らされていた国々からあなたがたを連れ戻し、イスラエルの地をあなたがたに与える。』
18彼らがそこに来るとき、すべての忌むべきもの、すべての忌みきらうべきものをそこから取り除こう。
19わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らのからだから石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。
20それは、彼らがわたしのおきてに従って歩み、わたしの定めを守り行うためである。こうして、彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。
21しかし、彼らの忌むべきものや、忌みきらうべきものの心を、自分の心として歩む者には、彼らの頭上に彼らの行いを返そう。--神である主の御告げ--」

★エゼキエルを通して伝えられた神様からのメッセージは意外なものでした。捕囚に取られたユダヤ人たちは信仰に忠実な人々で、エルサレムに残っているイスラエルは罪深い者たちであると言うのです。これは民の理解と正反対でした。外観は欺きであることがあります。神様はあなたの生活を、あなたのこの世での成功によってではなく、信仰と従順によって評価されるお方です。私たちも、他の人を外観によって判断するべきはありません。祖国から遠く離れていても、守ってくださる神様に望みをおいて今日も一日歩めます様に。

水曜日, 7月 31, 2019

20190731_エゼキエル10

■主の栄光が神殿の敷居から出て行って、ケルビムの上にとどまった。

★神様の栄光は神殿から去り、それはキリストご自身が新約聖書の時代に神殿を訪れるまで完全な形で現れることはありませんでした。神様のきよさは、イスラエルが神殿をひどく汚したので、そこを離れられたのです。本物の礼拝を復興させるために、神様はイスラエルが曲げてしまったものを完全に破壊し新たにする計画を抱かれました。はばかることなく神様の前に近づくことがゆるされるキリストの救いの恵みをほめたたえましょう。

火曜日, 7月 30, 2019

20190730_エゼキエル9

■4主は彼にこう仰せられた。「町の中、エルサレムの中を行き巡り、この町で行われているすべての忌みきらうべきことのために嘆き、悲しんでいる人々の額にしるしをつけよ。」
9すると、主は私に仰せられた。「イスラエルとユダの家の咎は非常に大きく、この国は虐殺の血で満ち、町も罪悪で満ちている。それは、彼らが、『主はこの国を見捨てられた。主は見ておられない』と言ったからだ。
★神様は忠実だった者にしるしをつけるように命令します。彼らの忠義は、その国民の罪に対して嘆いていることで確認されました。しるしがつけられた者たちは、6人の男が悪人たちを滅ぼすときに、いのちを助けられます。エジプトから脱出するとき、イスラエル人たちは死から逃れるために家の戸口に血のしるしをつけましたが、終わりの日に、神様は救いに定めた者たちの額にしるしをつけられます。神様は、罪を罰するときも、ご自身の民を守るという約束を決して忘れられることはありません。

イスラエルは、主はこの地を見捨てられたので、罪を見ることはないと言いました。イスラエルは、罪を行いやすくするために、多くの都合のいい言い訳をしました。「たいしたことはない」「皆同じことをしている」「誰にも知られることはない」。私たちも罪についての言い訳は要注意です。罪にもっともらしい理由をつけると、その罪を犯すことが簡単になりますが、それで神様は納得なさることはありませんし、罰を帳消しになさることもありません。

月曜日, 7月 29, 2019

20190729_エゼキエル8

■6この方は私に仰せられた。「人の子よ。あなたは彼らのしていることが見えるか。イスラエルの家は、わたしの聖所から遠く離れようとして、ここで大きな忌みきらうべきことをしているではないか。あなたはなおまた、大きな忌みきらうべきことを見るだろう。」
★神様はエゼキエルに、いかに民が偶像崇拝と邪悪さを次々と取り入れていったかを明らかにします。聖霊は同じように、私たちの生活の中に隠れている罪を明らかにしてくださいます。光に照らされたものは光になります。告白し明け渡し自由となりましょう。

土曜日, 7月 27, 2019

20190727_エゼキエル6

■7刺し殺された者があなたがたのうちに横たわるとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
10彼らは、わたしが主であること、また、わたしがゆえもなくこのわざわいを彼らに下すと言ったのではないことを知ろう。」
13彼らのうちの刺し殺された者が、彼らの偶像の間、その祭壇の回りや、すべての高い丘の上、山々のすべての頂、すべての青木の下や、すべての茂った樫の木の下、彼らがすべての偶像になだめのかおりをたいた所に横たわるとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
わたしが彼らの上に手を伸ばし、すべて彼らの住む所、荒野からリブラまで、その地を荒れ果てさせて荒廃した地とするとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。」

★「わたしが主であることを知ろう。」とくり返される章です。イスラエルにとって目の前に起こるすべてのことは主のみ許しの中で起こることでありました。そこには試練となること、屈辱的なこと、悲しいとも含まれていました。神様によって造られたお互いにとって「主を知ること」の大切さを思います。

金曜日, 7月 26, 2019

20190726_エゼキエル5

■13わたしの怒りが全うされると、わたしは彼らに対するわたしの憤りを静めて満足する。わたしが彼らに対する憤りを全うするとき、彼らは、主であるわたしが熱心に語ったことを知ろう。
★ 親が子どもをしつけるために「今度やったら……するぞ」と言って、言ったとおりにしなければ、子どもは言うことを聞かなくなります。実体のない脅しは逆効果です。神様はイスラエル人たちを、そのあからさまな罪のためにさばくことを決められました。神様は言ったことを必ず成し遂げることを、民は厳しい方法で学ばなければなリませんでした。世の多くの人が神様の警告を空の脅しとして扱って無視することは残念でなりません。「神様はそうは言っていても、そこまですることは考えておられない」との神様へのあなどりは要注意です。なににもまさってキリストの十字架の故に「裁きは終わった」と、決して赦されない罪さえも赦される救いをいただいた私たちはこの恵みを胸に刻みましょう。

木曜日, 7月 25, 2019

20190725_エゼキエル4

■1人の子よ。一枚の粘土板を取り、それをあなたの前に置き、その上にエルサレムの町を彫りつけよ。
4あなたは左わきを下にして横たわり、イスラエルの家の咎を自分の身の上に置け。あなたがそこに横たわっている日数だけ彼らの咎を負え。
5わたしは彼らの咎の年数を日数にして三百九十日とする。その間、あなたはイスラエルの家の咎を負わなければならない。
★エゼキエルはエルサレムの包囲と陥落を、それが実際に起こる前に演じてみせました。神様はエゼキエルに、何をして、何と言うか、どのようにして、どのように言うか、特別な指図をお与えになります。

エゼキエルの普通でない行動は、エルサレムの運命の象徴です。彼は左側を下にして390日間横たわることで、イスラエルが390年間罰せられることを示し、右側を下にして40日間横たわることでユダが40年間にわたって罰せられることを示しました。乾いた人糞の上でパンを焼くことは預言者にとって屈辱的なことでした。それでもなお神様に従順しょうとするエゼキエルの姿に従順とは何かを考えさせられます。

水曜日, 7月 24, 2019

20190724_エレミヤ3

■8見よ。わたしはあなたの顔を、彼らの顔と同じように堅くし、あなたの額を、彼らの額と同じように堅くする。
9わたしはあなたの額を、火打石よりも堅い金剛石のようにする。彼らは反逆の家だから、彼らを恐れるな。彼らの顔にひるむな。」

★神を信じることは、1人で立ち上がるには弱すぎる者のための松葉杖ではありません。神様は信仰者たちを、正しい行いを憎む者たちにも対抗できるほど強くしてくださいます。神様は、エゼキエルに堅い信仰を与えたように、与えられた偉大な役割をあなたが果たすために、必要な勇気と忍耐と洞察カを与えたいと思っておられます。あなた自身を神様の手にゆだね、生活を神様に形作っていただけるようにしましよう。

月曜日, 7月 22, 2019

20190722_エゼキエル1

■ 1第三十年の第四の月の五日、私がケバル川のほとりで、捕囚の民とともにいたとき、天が開け、私は神々しい幻を見た。
5その中に何か四つの生きもののようなものが現れ、その姿はこうであった。彼らは何か人間のような姿をしていた。
6彼らはおのおの四つの顔を持ち、四つの翼を持っていた。
7その足はまっすぐで、足の裏は子牛の足の裏のようであり、みがかれた青銅のように輝いていた。
10彼らの顔かたちは、人間の顔であり、四つとも、右側に獅子の顔があり、四つとも、左側に牛の顔があり、四つとも、うしろに鷲の顔があった。
★ エゼキエルはバビロンにいる捕囚の民に預言しました。彼はイスラエルの捕囚はすぐに終わるという間違った希望をなくさなければならず、彼らの国に下った厳しいさばきの理由について説明し、将来の希望についてのメッセージを語ることを使命として託されました。神の民は説明や指示がないまま放っておかれることがないことは慰めです。

1:5-12の4つの生き物はそれぞれ4つの顔を持ち、神様の完全な本質を象徴しています。ある人は獅子は力強さ、牛は勤勉さ、人間は知能、鷲は神威を表すと考えます。またある人々はこれらは神の被造物の中で最も威厳のあるものであり、神様のすべての被造物を示すと考えます。初期教会の教父たちは、これらの生き物を4つの福音書とのつながりで見ました。獅子はキリストをユダの獅子として紹介するマタイ、雄牛はキリストをしもべとして描くマルコ、人間はキリストを完全な人間として描くルカ、鷲はキリストを高く上げられる神の御子として描くヨハネとして。この部分は黙示録4章にあるヨハネのみた幻と似ています。遍在される神様は今日もあなたと共にいてくださいます。

日曜日, 7月 21, 2019

20190721_エペソ6

■1子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。
4父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。
5奴隷たちよ。あなたがたは、キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。
9主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。
★教会について記されているエペソ書。その最後の章で記されていることは「子どもたちよ」、「父たちよ」、「奴隷たちよ」、「主人たちよ」との呼びかけです。すなわち教会とは人々を指し、築くべきはキリストにあるこの「関係」です。この関係が聖なる神様の住まいとなりますように。一番に目を向けるものが働きや、業績でなく、関係でありますように。

土曜日, 7月 20, 2019

20190720_エペソ5

■5あなたがたがよく見て知っているとおり、不品行な者や、汚れた者や、むさぼる者--これが偶像礼拝者です、--こういう人はだれも、キリストと神との御国を相続することができません。
8あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。
11実を結ばない暗やみのわざに仲間入りしないで、むしろ、それを明るみに出しなさい。
14明らかにされたものはみな、光だからです。それで、こう言われています。「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。そうすれば、キリストが、あなたを照らされる。」

★行為だけではなく偶像礼拝の本質とは何かがここでは明確です。光の中に飛び込みましょう。キリストがその人を生かします。

金曜日, 7月 19, 2019

20190719_エペソ4

■1さて、主の囚人である私はあなたがたに勧めます。召されたあなたがたは、その召しにふさわしく歩みなさい。
13ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。
15むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。

★「愛をもって真理を語る」どちらか一方をもってではありません。どちらがかけても成熟した人格の現れは消されてしまいます。主により頼みましょう。

木曜日, 7月 18, 2019

20190718_エペソ3

■1こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となった私パウロが言います。
5この奥義は、今は、御霊によって、キリストの聖なる使徒たちと預言者たちに啓示されていますが、前の時代には、今と同じようには人々に知らされていませんでした。
6その奥義とは、福音により、キリスト・イエスにあって、異邦人もまた共同の相続者となり、ともに一つのからだに連なり、ともに約束にあずかる者となるということです。
19人知をはるかに越えたキリストの愛を知ることができますように。こうして、神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように。
★パウロは、キリストを宣べ伝えたためにローマで自宅監禁されました。エルサレムの宗教指導者たちは、キリストの教えに脅威を感じ、キリストがメシャであると信じなかったので、パウロを逮捕し、反逆とユダヤ人の間に反乱を引き起こした罪で彼を裁判にかけるようローマ人に圧力をかけたのです。パウロは、自分の問題が皇帝に審理されるよう上訴したため、裁判を待っ身となっていました。パウロは、たとえ逮捕されていても、神様が自分の身に起こるすべてのことを支配しておられるという固い信仰を保っていました。

神様の計画は前の時代には啓示されていませんでした。それは、ご自分の民から何かを隠したかったからではなく、ご自身の完壁なタイミングですべての人に啓示なさろうとしたからです。神様は、ユダヤ人と異邦人に、1つのからだである教会を構成させることを計画されました。旧約聖書の中で、異邦人が救いを受けることは知られていましたが、異邦人とユダヤ人の信者すべてがキリストのからだにおいて等しくなるということは、決して啓示されていませんでした。しかし、イエス様が「敵意の壁」を打ちこわして「新しいひとりの人」を造り上げたとき (2:14、15)、この平等は成し遂げられました。民族的イスラエルの救いと異邦人クリスチャンの救いと言う2つの救いがあるのではありません。信仰によるアブラハムの子孫「神のイスラエル」としての1つの救いです。極端なユダヤ的解釈に陥り福音からそれることに注意しなければなりません。

水曜日, 7月 17, 2019

20190717_エペソ2

■1あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、3私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
8あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。
9行いによるのではありません。だれも誇ることのないためです。
10私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。
19こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。
22このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

★救いは一方的な神の恵みです。しかも完全な赦しであって優劣なく「神のイスラエル」に加えられるものです。あなたがどんな祈りと願いをささげるか神様な非常に高い関心を持っておられます。

火曜日, 7月 16, 2019

20190716_エペソ1

■3私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。
4すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。
20神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右の座に着かせて、
21すべての支配、権威、権力、主権の上に、また、今の世ばかりでなく、次に来る世においてもとなえられる、すべての名の上に高く置かれました。
22また、神は、いっさいのものをキリストの足の下に従わせ、いっさいのものの上に立つかしらであるキリストを、教会にお与えになりました。

★ここに記されている教会とは、それぞれの地域に立てられている教会を超えた、それら全ての地域教会をも包含した、キリストの唯一のからだとしての教会です。あなたはそこに招かれ召されました。天地創造の基礎が置かれる前からの選びによって。確かにあなたは愛されています。覚えられています。必要とされています。自分を中心とした考えを脇に置き、神様が教会に抱いておられる思いを思い巡らす時を持ってみましょう。

月曜日, 7月 15, 2019

20190715_ガラテヤ6

■7思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。
8自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のために蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです。
10ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の家族の人たちに善を行いましょう。
15割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。
16どうか、この基準に従って進む人々、すなわち神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。

★ユダヤ主義者の一部は、きよさの証拠として割礼を強調していましたが、その他の律法は無視していました。人はしばしば特定の原理や禁止を選び出して、それを信仰の尺度にすることがあります。大酒飲みを非難して、大食を無視する人たち、不品行は嫌悪するが、偏見は許容する人、また同性愛に強硬に反対するのに、児童虐待には見て見ぬふりをする人。私たちは、従うべき命令と、従わなくてもよい命令を自分勝手に取捨選択するべきではありません。誇りたくなる肉の思いをキリストと共に十字架に付け、日毎に恵みに生かされる、ここにガラテヤ書の中心メッセージがあります。

日曜日, 7月 14, 2019

20190714_ガラテヤ5

■4律法によって義と認められようとしているあなたがたは、キリストから離れ、恵みから落ちてしまったのです。
16私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。
22しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
23柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。
24キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。
★律法の全体の要求は「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」です。それは自分の肉の頑張りによっては行ない得ません。行い得ないのです。キリストを信じる信仰の結果湧き上がる感謝と喜び、平安と希望がそれを可能とします。

土曜日, 7月 13, 2019

20190713_ガラテヤ4

■4しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。
5これは律法の下にある者を贖い出すためで、その結果、私たちが子としての身分を受けるようになるためです。
17あなたがたに対するあの人々の熱心は正しいものではありません。彼らはあなたがたを自分たちに熱心にならせようとして、あなたがたを福音の恵みから締め出そうとしているのです。
29しかし、かつて肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように、今もそのとおりです。

★キリストがご自身の命の代価によって罪と律法から贖い出してくださったことはすごいことです。しかし、その素晴らしさの故に何とかその恵みから引きずりおろそうとする力の大きさも事実です。人を自らの前に跪かせようとするサタン。惑わしに騙されてはなりません。

木曜日, 7月 11, 2019

20190711_ガラテヤ2

■13そして、ほかのユダヤ人たちも、彼といっしょに本心を偽った行動をとり、バルナバまでもその偽りの行動に引き込まれてしまいました。
14しかし、彼らが福音の真理についてまっすぐに歩んでいないのを見て、私はみなの面前でケパにこう言いました。「あなたは、自分がユダヤ人でありながらユダヤ人のようには生活せず、異邦人のように生活していたのに、どうして異邦人に対して、ユダヤ人の生活を強いるのですか。
20私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が肉にあって生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。
★ユダヤ主義者はパウロを、異邦人に受け入れやすくするために福音のレベルを落としていると非難しましたが、パウロはユダヤ主義者を、福音に条件を加えることによって、真理を無効にしていると非難しました。救いはキリストだけによるものなのか、キリストと律法を通して与えられるのか。ペテロ、パウロ、ユダヤ主義者、そして一部の異邦人クリスチャンが食事を共にするためにアンテオケに集まったとき、議論は頂点に達します。ペテロは調和を乱さないよう、異邦人から離れます。 ヤコブやユダヤ人クリスチャンの感情を害したくなかったためです。パウロは、そんなペテロの行動は福音を冒漬していると非難しました。ペテロは、キリストは救いに十分ではないというユダヤ主義者の主張を結果的に支持するかたちとなったのです。妥協は、他の人と仲よくやっていくための重要な要素ではありますが、神様のみことばの真理を決して危うくしてはなりません。

日約聖書を学ぶことを通して、パウロは神の律法に従うことによって救われることはできないことを悟ります。法的な意味では、神様は、私たちをキリストとともに死んだ者として見ておられます。私たちの罪はキリストとともに死んだので、私たちはもはや責められることがありません。関係においては、私たちはキリストと1つになったので、キリストの経験は私たちの経験となります。私たちのクリスチャン生活は、キリストにつぎ合わされて、自分の古いいのちに対して死んだときに始まりました。日常生活においては、私たちは、自分をキリストに従わないようにさせる罪深い欲望を、いつも十字架につけなければなりません。このこともまた、キリストとともに死ぬことです。しかし、キリスト教の焦点は死ぬことではなく、生きること。法的な意味では、私たちは神と和解したので、キリストのかたちと同じ姿に自由に成長することができます。

水曜日, 7月 10, 2019

20190710_ガラテヤ1

■4キリストは、今の悪の世界から私たちを救い出そうとして、私たちの罪のためにご自身をお捨てになりました。私たちの神であり父である方のみこころによったのです。
6私は、キリストの恵みをもってあなたがたを召してくださったその方を、あなたがたがそんなにも急に見捨てて、ほかの福音に移って行くのに驚いています。
8しかし、私たちであろうと、天の御使いであろうと、もし私たちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その者はのろわれるべきです。
★パウロとバルナバが第1回伝道旅行をちょうど終えた頃でした。パウロは幾人かのユダヤ人クリスチャンたちに、異邦人に合わせるためにキリスト教信仰の力を弱めているといって非難されました。彼らは、異邦人は律法に従う必要はないというパウロの意見に異議を唱えたのです。告発者たち
のうち幾人かは、パウロを追ってガラテヤの都市を訪問し、救われるためには割礼を受け、すべてのユダヤ人の律法と慣習に従わなければならないと説く者もいました。彼らによれば、異邦人は、クリスチャンになるために、まずユダヤ人にならなければならなかったのです。この脅威に対応するため、パウロはガラテヤの教会に宛てて、この手紙を書きました。パウロは本書で、旧約聖書の律法やユダヤ人の律法に従うことは救いをもたらさないと説明します。人は、信仰を通して恵みによってのみ救われる。紀元49年頃、エルサレム会議のすぐ前のことでした。

パウロの変えられた人生は、彼に会った人たちや彼について詳しく聞いた人たちに賛美をもたらしました。神様だけが、迫害者パウロをクリスチャンに変えることができたゆえです。人々は神様をあがめました。パウロほどの劇的な変化は誰もが経験することはないでしょう。しかし、私たちの新しい人生も、パウロ同様あらゆる点で、神様をあがめるものです。人々が私たちを見るとき、神様が私たちの内に変化をもたらしたことを認めることができますように。

火曜日, 7月 09, 2019

20190709_エレミヤ哀歌5

■1主よ。私たちに起こったことを思い出してください。私たちのそしりに目を留めてください。顧みてください。
5私たちの先祖は罪を犯しました。彼らはもういません。彼らの咎を私たちが背負いました。
7私たちの頭から冠も落ちました。ああ、私たちにわざわいあれ。私たちが罪を犯したからです。
16私たちの心が病んでいるのはこのためです。私たちの目が暗くなったのもこのためです。
20主よ。あなたのみもとに帰らせてください。私たちは帰りたいのです。

★エレミヤ哀歌の最終章です。苦難の中で民の自覚は「私たち先祖の罪」から、「私たちの罪」の自覚へと導かれます。「あなたのみもとに帰らせてください」はこの結果もたらされた民の神様への叫びでした。神様は悔いし砕かれた魂を軽しめられることはありません。

月曜日, 7月 08, 2019

20190708_エレミヤ哀歌4

■1ああ、金は曇り、美しい黄金は色を変え、聖なる石は、あらゆる道ばたに投げ出されている。
3ジャッカルさえも乳房をあらわし、その子に乳を飲ませるのに、私の民の娘は、荒野のだちょうのように無慈悲になった。
20私たちの鼻の息である者、主に油そそがれた者までも、彼らの落とし穴で捕らえられた。「この者のおかげで、諸国の民の中でも私たちは生きのびる」と私たちが言った者なのに。
★この章は、エルサレムの包囲前と包囲後の状況を対比しています。繁栄の光景は民の罪により消え去りました。この章は私たちに、生活が好調なときに、それが常に続くと考えてはならないと警告しています。自分たちの繁栄を誇るときいつの間にか霊的貧困に陥ってしまうかもしれません。

ゼデキヤ王は「主に油注がれた者」と呼ばれましたが、霊的には浅く、指導者としての力も強くありませんでした。彼は神様を信頼して本物の預言者であるエレミヤのことばを聞くのではなく、にせ預言者たちのことばを聞き、さらに悪いことに、民はその王を信頼し従いました。彼らはすぐに自分が安全であることを確認したかったのです。エレミヤを通して神様がお与えになった命令よりも自己満足の道を選びます。しかし彼らの信頼の源であったゼデキヤ王は捕らえられたのです。誰を何を信頼すべきか、神様はこうしたことを通しても私たちに語りかけられます。

日曜日, 7月 07, 2019

20190707_エレミヤ哀歌3

■22私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。
23それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。
27人が、若い時に、くびきを負うのは良い。
28それを負わされたなら、ひとり黙ってすわっているがよい。
32たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。
38わざわいも幸いも、いと高き方の御口から出るのではないか。
40私たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。
42「私たちはそむいて逆らいました。あなたは私たちを赦してくださいませんでした。
5主よ。あなたは、私がしいたげられるのをご覧になりました。どうか、私の訴えを正しくさばいてください。
64主よ。彼らの手のわざに応じて、彼らに報復し、
65横着な心を彼らに与え、彼らに、あなたののろいを下してください。
66主よ。御怒りをもって彼らを追い、天の下から彼らを根絶やしにしてください。」
★こうしてエレミヤは主の前に心を注ぎ出しました。絶えず、絶えず。そして自らに託された人生を全うしました。彼の心を人々はどれほど理解していたことでしょう。しかし、主は彼の心の全てを知ってくださっていました。こうしてエレミヤが自らの心を神様の前に注ぎ出していたからです。神はあなたの避けどころ、悩める時のいと近き助けです。

金曜日, 6月 28, 2019

20190628_エレミヤ46

■27わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。イスラエルよ。おののくな。見よ。わたしが、あなたを遠くから、あなたの子孫を捕囚の地から、救うからだ。ヤコブは帰って来て、平穏に安らかに生き、おびえさせる者はだれもいない。
28わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。--主の御告げ--わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは、あなたを追いやった先のすべての国々を滅ぼし尽くすからだ。わたしはあなたを滅ぼし尽くさない。公義によって、あなたを懲らしめ、あなたを罰せずにおくことは決してないが。」
★イスラエルをご自身の前に立つ者としてきよめようとする神様の姿がここにあります。決して捨てないとの約束の通りに。

木曜日, 6月 27, 2019

20190627_エレミヤ45

■3あなたは言った。『ああ、哀れなこの私。主は私の痛みに悲しみを加えられた。私は嘆きで疲れ果て、いこいもない。』
4あなたが主にこう言うので、主はこう仰せられる。『見よ。わたしは自分が建てた物を自分でこわし、わたしが植えた物を自分で引き抜く。この全土をそうする。

★4節の言葉は主権者である主のみ声で、その目的は人の回復のための宣言です。しかし、現実にはあれほどの努力と頑張りによって成功を築き上げた人が、自分の手でそれを一夜の如くに壊して破壊してしまう姿を見聞きします。おごり高ぶりの故です。

水曜日, 6月 26, 2019

20190626_エレミヤ44

■16「あなたが主の御名によって私たちに語ったことばに、私たちは従うわけにはいかない。
17私たちは、私たちの口から出たことばをみな必ず行って、私たちも、先祖たちも、私たちの王たちも、首長たちも、ユダの町々やエルサレムのちまたで行っていたように、天の女王にいけにえをささげ、それに注ぎのぶどう酒を注ぎたい。私たちはその時、パンに飽き足り、しあわせでわざわいに会わなかったから。

★神様から離れるほど、私たちの考えはより混乱したものになります。「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。」イザヤ書30章15節の言葉が響きます。

火曜日, 6月 25, 2019

20190625_エレミヤ43

■1エレミヤはすべての民に、彼らの神、主のことばを語り終えた。それは彼らの神、主が、このすべてのことばをもって彼を遣わされたものであった。
2すると、ホシャヤの子アザルヤと、カレアハの子ヨハナンと、高ぶった人たちはみな、エレミヤに告げて言った。「あなたは偽りを語っている。私たちの神、主は『エジプトに行って寄留してはならない』と言わせるために、あなたを遣わされたのではない。
★ヨハナンと少数の一隊は、エレミヤから彼らの計画に対する神様の承認を得ようとして来たのであって、神様の導きを求めてではありませんでした。私たちも要注意です。神様の導きを求めるよりも、私たちの希望を神様に承認してもらうために神様を利用しょうとすることは、何としても気づかせてもらわなければならない人の罪深さです。

月曜日, 6月 24, 2019

20190624_エレミヤ42

■11あなたがたが恐れているバビロンの王を恐れるな。彼をこわがるな。--主の御告げ--わたしはあなたがたとともにいて、彼の手からあなたがたを救い、彼の手からあなたがたを救い出すからだ。
12わたしがあなたがたにあわれみを施すので、彼は、あなたがたをあわれみ、あなたがたをあなたがたの土地に帰らせる。』

★バビロンに留まれ、エジプトには下るな。私は主である。あなた方をバビロンから連れ帰る。主はどんなに厳しく接せられたとしても、思い直されるお方です。全てを愛の動機を持って導いておられるからです。あなたに対して何か主が留まれと語っておられることがありますか。

日曜日, 6月 23, 2019

20190623_エレミヤ41

■2そのとき、ネタヌヤの子イシュマエルと、彼とともにいた十人の部下は立ち上がって、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤを剣で打ち殺した。イシュマエルは、バビロンの王がこの国の総督にした者を殺した。
★王も律法も神様への忠誠をも失ったイスラエルは無秩序状態、最悪の状況に陥ります。神様を恐れることが人にとってどれほど大切なことでしょう。

土曜日, 6月 22, 2019

20190622_エレミヤ40

■4そこで今、見よ、私はきょう、あなたの手にある鎖を解いてあなたを釈放する。もし、私とともにバビロンへ行くのがよいと思うなら、行きなさい。私はあなたに目をかけよう。しかし、もし、私といっしょにバビロンへ行くのが気に入らないならやめなさい。見よ。全地はあなたの前に広がっている。あなたが行くのによいと思う、気に入った所へ行きなさい。」
6そこでエレミヤは、ミツパにいるアヒカムの子ゲダルヤのところに行って、彼とともに、国に残された民の中に住んだ。
★エレミヤはどこに行こうと自由の身とされました。バビロンにおいては、彼は非常な快適さと力を得ることができでしょう。ユダでは苦難に対面し続けることでしょう。バビロンに行ったならエレミヤはバビロニヤ人たちに厚遇され、ユダヤ人の捕囚の民には憎まれたことでしょう。ユダに留まるなら彼は貧乏で、誰からも求められないままでしょうがユダヤ人の残りの民は、彼が裏切り者でないことをに気づくことでしょう。エレミヤはユダに戻りました。主からの語りかけのない時こそ、主との交わりの中で心に平安が与えられる道を選びとりましょう。

金曜日, 6月 21, 2019

20190621_エレミヤ39

■16「行って、クシュ人エベデ・メレクに話して言え。『イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。見よ。わたしはこの町にわたしのことばを実現する。幸いのためではなく、わざわいのためだ。それらは、その日、あなたの前で起こる。
17しかしその日、わたしはあなたを救い出す。--主の御告げ--あなたはあなたが恐れている者たちの手に渡されることはない。
18わたしは必ずあなたを助け出す。あなたは剣に倒れず、あなたのいのちはあなたの分捕り物としてあなたのものになる。それは、あなたがわたしに信頼したからだ。--主の御告げ--』」
★エベデ・メレクは神の預言者であるエレミヤを救うために自分のいのちまで危険にさらしました。(38:7-13)。バビロンがエルサレムを占領したとき、神様はエベデ・メレクをバビロニヤ人から守ってくださいました。神様は忠実なご自身の民に対して特別の報いを用意しておられます。しかし全員がこの地上の人生のうちにそれを受け取るとは限りません。信仰の目を養いましょう。

木曜日, 6月 20, 2019

20190620_エレミヤ38


■6そこで彼らはエレミヤを捕らえ、監視の庭にある王子マルキヤの穴に投げ込んだ。彼らはエレミヤを綱で降ろしたが、穴の中には水がなくて泥があったので、エレミヤは泥の中に沈んだ。
★ 38:6ユダの指導者たちはエレミヤが忠実に神のみことばを公言したため、繰り返し彼を虐げました。40年間の忠実な役目の中で、彼は何の称賛も、愛も、民衆の人気も得ることはありませんでした。彼は打ちのめされ、投獄され、脅され、そして祖国から連れ出されました。
唯一異教のバビロニヤ人たちが彼に尊敬の念を示します。神様はたとえご自身に従う者たちが忠実であっても、迫害を逃れるとは保証しておられません。しかし神様は彼らとともにあり、耐える強さを与えてくださいます。神様は私たちの忠実さに報酬をお与えくださいますが、必ずしもそれが生きている間に与えられるとは限りません。私たちは新約の預言者として召しだされました。主はあなたと共にいてくださいます。

水曜日, 6月 19, 2019

20190619_エレミヤ37

■2彼も、その家来たちも、一般の民衆も、預言者エレミヤによって語られた主のことばに聞き従わなかった。
3ゼデキヤ王は、シェレムヤの子エフカルと、マアセヤの子、祭司ゼパニヤを預言者エレミヤのもとに遣わして言った。「どうか、私たちのために、私たちの神、主に、祈ってください。」
★ゼデキヤ王とその役人たちは、エレミヤのことばを聞きたいとは思いませんでしたが、その祈りによる恵みは求めました。彼らは何の代償も伴わない、うわべだけの宗教が欲しかったのです。神様は自分が欲しいものを手に入れるためだけに神様を求める者ではなく、神様との親しい関係を求めて近づく者を喜ばれます。

火曜日, 6月 18, 2019

20190618_エレミヤ36

■23エフディが三、四段を読むごとに、王は書記の小刀でそれを裂いては、暖炉の火に投げ入れ、ついに、暖炉の火で巻き物全部を焼き尽くした。
25エルナタンとデラヤとゲマルヤは、巻き物を焼かないように、王に願ったが、王は聞き入れなかった。
26王は、王子エラフメエルと、アズリエルの子セラヤと、アブデエルの子シェレムヤに、書記バルクと預言者エレミヤを捕らえるよう命じたが、主はふたりを隠された。
★ たった3人の指導者だけが聖書を燃やすという悪行に対して反対しました。これは、いかに民が神様に対して無頓着で無神経になっていたかを示しています。王は神のみことばを拒否するだけでなく、消し去ろうとしました。これらの行動に対して反対意見を述べるのはとても勇気のいる行動です。本物の信仰が最も明るく輝くのは、闇と罪の風潮の中においてであることを思わされます。

月曜日, 6月 17, 2019

20190617_エレミヤ35

■14レカブの子ヨナダブが、酒を飲むなと子らに命じた命令は守られた。彼らは先祖の命令に聞き従ったので、今日まで飲まなかった。ところが、わたしがあなたがたにたびたび語っても、あなたがたはわたしに聞かなかった。
15わたしはあなたがたに、わたしのしもべであるすべての預言者たちを早くからたびたび送って、さあ、おのおの悪の道から立ち返り、行いを改めよ。ほかの神々を慕ってそれに仕えてはならない。わたしがあなたがたと先祖たちに与えた土地に住めと言ったのに、あなたがたは耳を傾けず、わたしに聞かなかった。
★レカブ人とイスラエとの対比です。先祖の言葉にさえ忠実なレカブ人。それに対し、永遠の神の言葉にさえ背を向けるイスラエル。その結果イスラエルが払う代償は大きいものでした。神様はいのちに関わる大切なことはキリストの血による契約を持って私たちを赦し、私たちを祝福しようとしてくださっているお方です。このお方に従順な者であらせていただきましょう。

日曜日, 6月 16, 2019

20190616_エレミヤ34

■10契約に加入したすべての首長、すべての民は、それぞれ、自分の奴隷や女奴隷を自由の身にして、二度と彼らを奴隷にしないことに同意し、同意してから彼らを去らせた。
11しかし、彼らは、そのあとで心を翻した。そして、いったん自由の身にした奴隷や女奴隷を連れ戻して、彼らを奴隷や女奴隷として使役した。

★ゼデキヤ王はようやくエレミヤのことばに従うことを決意し、奴隷を解放します。しかし民に必要なのは心を入れ替えることでした。残念なことに包囲が一時的に解かれたとき、民の心は罪と欲に戻ってしまいます。イスラエルの民は、神殿内では、神に従うことを約束したましたが、家や仕事場ではそれを守りませんでした。主に従うことによって湧き上がる喜びを体験することは何にもまさって大切です。

土曜日, 6月 15, 2019

20190615_エレミヤ33

■2「地を造られた主、それを形造って確立させた主、その名は主である方がこう仰せられる。
3わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。
★神様はエレミヤに、尋ねられれば必ず応えると保証しました。神様は私たちの祈りにおこたえになる準備があるお方です。しかし、私たちは神様の助けを求めなければなりません。もちろん、神様は私たちが求めなくてもその必要を満たすことがおできになります。しかし私たちが祈り求めるとき、私たちはこの方だけが神であり、私たちは自分の力では神様の領域にあることを成就することはできないと認識することができます。私たちは祈り求めるとき、謙虚になり、自我の思いや悩みを横に置いて、神様に従う心備えをしましょう。

金曜日, 6月 14, 2019

20190414_エレミヤ32

■8すると、主のことばのとおり、おじの子ハナムエルが私のところ、監視の庭に来て、私に言った。『どうか、ベニヤミンの地のアナトテにある私の畑を買ってください。あなたには所有権もあり、買い戻す権利もありますから、あなたが買い取ってください。』私は、それが主のことばであると知った。
9そこで私は、おじの子ハナムエルから、アナトテにある畑を買い取り、彼に銀十七シェケルを払った。
44ベニヤミンの地でも、エルサレム近郊でも、ユダの町々でも、山地の町々でも、低地の町々でも、ネゲブの町々でも、銀で畑が買われ、証書に署名し、封印し、証人を立てるようになる。それは、わたしが彼らの繁栄を元どおりにするからだ。--主の御告げ--」
★今やユダの町はバビロンの兵士に包囲される中どうして無意味な土地のために無駄な投資をしなければならないのでしょう。そこにはエレミヤの神様の真実に対する揺るぎない信仰がありました。
聖書は「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」ヘブル人への手紙 10章36節と教えます。

木曜日, 6月 13, 2019

20190613_エレミヤ31

■31見よ。その日が来る。--主の御告げ--その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。
33彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。--主の御告げ--わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。
34そのようにして、人々はもはや、『主を知れ』と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らがみな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。--主の御告げ--わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」
★やがて受肉されたキリストによって成し遂げられる贖いの契約がここで明らかにされます。外側からの影響によるものではなく神様との関係の回復を通して内側から湧き上がる変化です。「あなたの将来には望みがある。--主の御告げ--あなたの子らは自分の国に帰って来る。」31章17節に大きな慰めを覚えます。

水曜日, 6月 12, 2019

20190612_エレミヤ30

■18主はこう仰せられる。「見よ。わたしはヤコブの天幕の繁栄を元どおりにし、その住まいをあわれもう。町はその廃墟の上に建て直され、宮殿は、その定められている所に建つ。
19彼らの中から、感謝と、喜び笑う声がわき出る。わたしは人をふやして減らさず、彼らを尊くして、軽んじられないようにする。
★エレミヤを通して語られる神様の回復の預言です。長かった神様からの叱責の預言に変えて回復の預言を語れるエレミヤの心はどれ程心軽やかで喜びで満たされたことでしょう。どんな場合でも、神様の叱責の目的は切り捨てることではなく回復と祝福。これが変わることはありません。

日曜日, 6月 09, 2019

20190611_エレミヤ29

■8まことに、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。「あなたがたのうちにいる預言者たちや、占い師たちにごまかされるな。あなたがたが夢を見させている、あなたがたの夢見る者の言うことを聞くな。
10まことに、主はこう仰せられる。「バビロンに七十年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。
★エレミヤを通して主が語られた言葉ですが「あなたがたが夢を見させている」との表現は印象的です。偽預言者や占い師の言葉はイスラエル・すなわちあなた達が偽預言者から引き出しているものなんだと主は語られたのです。キリストにあって新約の預言者とされた私たち、自分の中から引き出される物が良き物であれるよう、神様のみを畏れましょう。

土曜日, 6月 08, 2019

20190608_使徒3@1-10

■6すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」と言って、
7彼の右手を取って立たせた。するとたちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、
8おどり上がってまっすぐに立ち、歩きだした。そして歩いたり、はねたりしながら、神を賛美しつつ、ふたりといっしょに宮に入って行った。
★あなたの内に宿ってくださった聖霊はあなたに神の国を開く鍵を託してくださいました。聖霊様はあなたが関わるその人がまだ気づいていない本当の必要さえもあなたに教えてくださるお方です。ペテロはそれが見せられた時臆することなく「金銀は……」とそれを用いました。あなたはいかがでしょう。不信仰は人の心の中にではなく私自身の中にある場合があります。

金曜日, 6月 07, 2019

20190607_エペソ2@11-22

■14キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、
16また、両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。
19こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、今は聖徒たちと同じ国民であり、神の家族なのです。

★聖霊の働きは、神様の経綸を前進させ、教会の一致を助けるものです。御霊の声に聞き従いましょう。

木曜日, 6月 06, 2019

2019_ 使徒1@1-11

■ 3イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。
★イエス様の中心テーマであり、聖書の中心テーマは「神の国」でした。父なる神様のみ心がなされ、イエス様が王として治められる世界です。その王国の民の必要に応え、真理を開き、一致と完成に向けて働かれるのが聖霊様です。神の民が聞くべきお方はこの方です。

水曜日, 6月 05, 2019

20190605_使徒1@1-11

■8しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
11そして、こう言った。「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」

★聖霊は信者の霊を強め、新天新地に向かう神様の経綸を完成へと導くおかたです。このお方に導かれた生涯こそがまさに完成された生涯と言えます。それは自己実現や人との比較の生涯とは異なります。自分の人生を神様に導いていただきましょう。

火曜日, 6月 04, 2019

20190604_ヨハネ14@15-31

■16わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。
17その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。
★イエス様が成し遂げてくださった十字架の贖いを通して開かれた恵みが聖霊の恵みです。聖霊はあなたを助けてくださるお方、共にいてくださるお方、あなたを真理に導いてくださるお方です。決してさようならを仰らないこのお方との交じわりを楽しみつつ歩ませていただきましょう。

月曜日, 6月 03, 2019

20190603_ゼカリヤ4@1-14

■6すると彼は、私に答えてこう言った。「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は仰せられる。
7大いなる山よ。おまえは何者だ。ゼルバベルの前で平地となれ。彼は、『恵みあれ。これに恵みあれ』と叫びながら、かしら石を運び出そう。」
★9日は教会の誕生を記念するペンテコステ主日で、この一週間はそこに向けた準備の日課です。神様が人に求める方法は力による結果ではなく、プロセスすなわち人格を重んじる方法に基づく結果です。人の頑張りに基づくものではなく、神様との交わりを通して与えられる知恵と導きに基づく方法です。その実現のために約束の聖霊がくだりました。

日曜日, 6月 02, 2019

20190602_エレミヤ27

■13どうして、あなたとあなたの民は、バビロンの王に仕えない国について主が語られたように、剣とききんと疫病で死んでよかろうか。
14『バビロンの王に仕えることはない』とあなたがたに語る預言者たちのことばに聞くな。彼らはあなたがたに偽りを預言しているからだ。
★王ゼデキヤは難しい立場にありました。多くの指導者たちが他国と同盟を結び、バビロンと戦うように勧める中で、エレミヤはネブカデネザルに降伏するように告げるからです。王にとって降伏は不名誉なこと。これは、バビロニヤ人は偉大な都エルサレムを倒すことはできず、神様は素晴らしい聖なる神殿を破壊させることはなさらないと言い続けてきたにせ預言者たちにとって、格好の機会ともなりました。罪は侮るべきではありません。代償が求められます。確かに降伏は不名誉なことです。しかし誰に降伏するかによってその意味は変わります。私たちが降伏すべきお方は神様。そこに徹底がないとき罪を刈り取ります。

土曜日, 6月 01, 2019

20190601_エレミヤ26

■11祭司や預言者たちは、首長たちやすべての民に次のように言った。「この者は死刑に当たる。彼がこの町に対して、あなたがたが自分の耳で聞いたとおりの預言をしたからだ。」
12エレミヤは、すべての首長とすべての民に告げてこう言った。「主が、あなたがたの聞いたすべてのことばを、この宮とこの町に対して預言するよう、私を遣わされたのです。

★エレミヤは都と神殿の破壊を預言したために、反逆者の烙印を押されました。「勇気ある」人々は、バビロンと戦い彼らの独立を守るため、他国との同盟を擁護しました。彼らのエレミヤに向けた非難の動機の中身は聖霊に照らされの必要がありました。

金曜日, 5月 31, 2019

2019051_エレミヤ25

■3アモンの子、ユダの王ヨシヤの第十三年から今日まで、この二十三年間、私に主のことばがあり、私はあなたがたに絶えず、しきりに語りかけたのに、あなたがたは聞かなかった。
★主を愛する者の生き方をエレミヤから教えられます。23年間エレミヤは嫌がられ煙たがられることはあっても喜ばれることはありませんでした。人生は人と比べるものではなく主にささげるもの。主があなたに託された使命に忠実な者であらせていただきましょう。
主は「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』マタイ25章23節と語られるお方です。

木曜日, 5月 30, 2019

20190530_エレミヤ24

■5「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う。
6わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。

★豊かな生活が恵まれた生涯のバロメーターに必ずしもなるとは限りません。神様と近くあるかどうかです。神様とともにある時、試練さえも恵みとなり祝福となります。

水曜日, 5月 29, 2019

20190529_エレミヤ23

■14エルサレムの預言者たちの中にも、恐ろしい事をわたしは見た。彼らは姦通し、うそをついて歩き、悪を行う者どもの手を強くして、その悪からだれをも戻らせない。彼らはみな、わたしには、ソドムのようであり、その住民はゴモラのようである。
35あなたがたは互いに「主は何と答えられたか。主は何と語られたか」と言うがよい。
36しかし「主の宣告」ということを二度と述べてはならない。主のことばが人の重荷となり、あなたがたが、生ける神、万軍の主、私たちの神のことばを曲げるからだ。
★民がこんなにも堕落してしまった要因はにせの預言にありました。にせ預言者たちは数多くの熱狂的な聴衆を持ち、万事は順調であると信じさせたため人気がありました。それと対照的に、エレミヤの告げた神様からのメッセージは、民がいかに悪い状況かを示したため人気がありませんでした。気をつけなければならないにせ預言者の特徴にはいくつかの傾向があります。1.一見神様のメッセージを伝えているようですが、神様のみことばに従った生活をしていない。2.より好ましいものにするために、神様のみことばを希薄にする。3.高慢で利己的な傾向にあり、神様のみことばに忠実であるよりも聴衆に気に入られるようにする。神様を畏れましよう。

火曜日, 5月 28, 2019

20190528_エレミヤ22

■21あなたが繁栄していたときに、わたしはあなたに語りかけたが、あなたは『私は聞かない』と言った。わたしの声に聞き従わないということ、これが、若いころからのあなたの生き方だった。
★残念ですがエホヤキムは幼少の頃からかたくなな心で歩んでいました。神様はそんなエホヤキムに警告をお与えになりましたが、彼は聞くことを拒みました。彼にとって繁栄することは常に、神様との関係よりも優先されていました。神様との時間をとれなくなるほどの快適さ。人はそれを避けなければなりません。

月曜日, 5月 27, 2019

20190527_エレミヤ21

■2「どうか、私たちのために主に尋ねてください。バビロンの王ネブカデレザルが私たちを攻めています。主がかつて、あらゆる奇しいみわざを行われたように、私たちにも行い、彼を私たちから離れ去らせてくださるかもしれませんから。」
3エレミヤは彼らに言った。「あなたがたは、ゼデキヤにこう言いなさい。
★エレミヤに託された主の言葉を聞いた時、絶望のうちにゼデキヤ王は神様に助けを求めます。が、彼は神様の警告を恐れず、自らの罪をも認めませんでした。繁栄しているときには神様を無視していたにもかかわらず、何か問題が起きたときに神様に助けを求めようとする姿勢、しかし神様は信頼に基づく長続きする関係を求めておられます。神様と長続きする友好関係を築こうとしているか、それとも時折問題から抜け出すために神を利用しているだけか。あなたは、家族や友人があなたを一時的な頼みとだけ考え、あなたを利用とする姿勢であなたに接するなら、あなたはそれをどう思うでしょう。

日曜日, 5月 26, 2019

20190526_エレミヤ20

■1祭司であり、主の宮のつかさ、監督者であるイメルの子パシュフルは、エレミヤがこれらのことばを預言するのを聞いた。
2パシュフルは、預言者エレミヤを打ち、彼を主の宮にある上のベニヤミンの門にある足かせにつないだ。
3翌日になって、パシュフルがエレミヤを足かせから解いたとき、エレミヤは彼に言った。「主はあなたの名をパシュフルではなくて、『恐れが回りにある』と呼ばれる。
★パシュフルは神殿内の規律を維持する責任を持った職務についていました。祭司であり、預言者のふりをしていました。エレミヤのことばを聞いた後、そのメッセージを心に留めて行動に移す代わりに、パシュフルは彼を拘束して鞭で打たせました。真理は時に痛いものですが、真理に対する私たちの対応は、私たちの本性を見せてくれます。私たちは責任を否定し、自分の悪事の証拠を破壊するか、真理を謙虚に心に受け止め変わることができます。パシュフルは自分を力ある指導者であると考えたかもしれませんが、実際は臆病者でした。

土曜日, 5月 25, 2019

20190525_エレミヤ19

■14そこでエレミヤは、主が預言のために遣わしたトフェテから帰って来て、主の宮の庭に立ち、すべての民に言った。
15「イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。『見よ。わたしはこの町と、すべての町々に、わたしが告げたすべてのわざわいをもたらす。彼らがうなじのこわい者となって、わたしのことばに聞き従おうとしなかったからである。』」
★ 「うなじがこわい」とは、「素直に言うことを聞かない」という意味の比喩です。うなじの部分がこわい(かたい)とどうなるでしょう。首を前に倒すことができなくなります。つまり「首を縦にふる」とか「頭をたれておとなしくなる」「うつむいて恭順の意をあらわす」といった、人に従うポーズがとれない、ということです。それが人に対してのみならず神様に対して。結果彼らはBC586年ネブカデネザルとAD70年ティトゥスの侵略を受け2度にわたって大虐殺の苦しみを経験しました。従順は神様にこそささげるべき最高のささげものです。

金曜日, 5月 24, 2019

20190524_エレミヤ18

■2「立って、陶器師の家に下れ。そこで、あなたに、わたしのことばを聞かせよう。」
4陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。
6「イスラエルの家よ。この陶器師のように、わたしがあなたがたにすることができないだろうか。--主の御告げ--見よ。粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたも、わたしの手の中にある。
★神様はエレミヤを通してイスラエルに様々なモデルを示し、イスラエルに対する愛を示されます。 1.アーモンドの枝(神は刑罰の兆しを実現させる)2.煮え立っているかまが南へ傾いている(神はユダ王国を罰する)
3. 腐った亜麻布の帯(民は神のことばを聞こうとしなかったので、無益な亜麻布の帯のようになる)4. 陶器師の粘土(そう願うなら神様は自身で罪深い民を滅ぼすことがおできになる)
これらは皆、さばきをもたらさざるを得なくなる前に悔い改めよという神様の警告ですが、ここにイスラエルのために心砕かれる神様の姿が描かれています。神様な愛なるお方です。

木曜日, 5月 23, 2019

20190523_エレミヤ17

■10わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行いの結ぶ実によって報いる。
11しゃこが自分で産まなかった卵を抱くように、公義によらないで富を得る者がある。彼の一生の半ばで、富が彼を置き去りにし、そのすえはしれ者となる。」
14私をいやしてください。主よ。そうすれば、私はいえましょう。私をお救いください。そうすれば、私は救われます。あなたこそ、私の賛美だからです。
★新約聖書ヤコブ書には「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。」(1章14~18節)とあります。父の心を知り、受け取って「生きる」者でありましょう。

水曜日, 5月 22, 2019

20190522_エレミヤ16

■19主よ、私の力、私のとりで、苦難の日の私の逃げ場よ。あなたのもとに、諸国の民は地の果てから来て言うでしょう。「私たちの先祖が受け継いだものは、ただ偽るもの、何の役にも立たないむなしいものばかりだった。
20人間は、自分のために神々を造れようか。そんなものは神ではない」と。
★エレミヤは3種類の表現で神様の御名を呼びます。力、とりで、逃げ場です。それぞれの名は、エレミヤが神様をどのように経験したかを表し、少しずつ違った面を見せ、それぞれが安全と保護の描写となっています。あなたが弱いと感じるとき神様があなたの力となり、敵があなたに向かって来るとき神様があなたのとりでとなり、生活のプレッシャーから逃れたいとき神様があなたの逃げ場となってくださいますように。

火曜日, 5月 21, 2019

20190521_エレミヤ15

■18なぜ、私の痛みはいつまでも続き、私の打ち傷は直らず、いえようともしないのでしょう。あなたは、私にとって、欺く者、当てにならない小川のようになられるのですか。
20わたしはあなたを、この民に対し、堅固な青銅の城壁とする。彼らは、あなたと戦っても、勝てない。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い、あなたを助け出すからだ。--主の御告げ--
21また、わたしは、あなたを悪人どもの手から救い出し、横暴な者たちの手から助け出す。」
★神様の前に忠実に生きようとするエレミヤ。しかし目の前の状況はむしろ悪化する中、エレミヤは「なぜ」との言葉を抑えることができません。そのエレミヤに対する主の言葉がここには記されています。試練は神様があなたのために備えてくださっているより深い祝福を受け取るために自分自身に気づく時でもあります。

月曜日, 5月 20, 2019

20190520_エレミヤ14

■8イスラエルの望みである方、苦難の時の救い主よ。なぜあなたは、この国にいる在留異国人のように、また、一夜を過ごすため立ち寄った旅人のように、すげなくされるのですか。
14主は私に仰せられた。「あの預言者たちは、わたしの名によって偽りを預言している。わたしは彼らを遣わしたこともなく、彼らに命じたこともなく、語ったこともない。彼らは、偽りの幻と、むなしい占いと、自分の心の偽りごとを、あなたがたに預言しているのだ。
★民はなぜ預言者たちのことばを聞いたのでしょう。これらの「預言者」たちは、民が聞きたいことを語りました。にせ教師は人々が聞きたいことを話して名声や金を手に入れますが、人々を神様から遠ざけました。にせ教師を見分けれる霊性を求めましょう。