月曜日, 7月 08, 2019

20190708_エレミヤ哀歌4

■1ああ、金は曇り、美しい黄金は色を変え、聖なる石は、あらゆる道ばたに投げ出されている。
3ジャッカルさえも乳房をあらわし、その子に乳を飲ませるのに、私の民の娘は、荒野のだちょうのように無慈悲になった。
20私たちの鼻の息である者、主に油そそがれた者までも、彼らの落とし穴で捕らえられた。「この者のおかげで、諸国の民の中でも私たちは生きのびる」と私たちが言った者なのに。
★この章は、エルサレムの包囲前と包囲後の状況を対比しています。繁栄の光景は民の罪により消え去りました。この章は私たちに、生活が好調なときに、それが常に続くと考えてはならないと警告しています。自分たちの繁栄を誇るときいつの間にか霊的貧困に陥ってしまうかもしれません。

ゼデキヤ王は「主に油注がれた者」と呼ばれましたが、霊的には浅く、指導者としての力も強くありませんでした。彼は神様を信頼して本物の預言者であるエレミヤのことばを聞くのではなく、にせ預言者たちのことばを聞き、さらに悪いことに、民はその王を信頼し従いました。彼らはすぐに自分が安全であることを確認したかったのです。エレミヤを通して神様がお与えになった命令よりも自己満足の道を選びます。しかし彼らの信頼の源であったゼデキヤ王は捕らえられたのです。誰を何を信頼すべきか、神様はこうしたことを通しても私たちに語りかけられます。

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