金曜日, 3月 31, 2017

20170331_2列王記13

■2列王記13:19 神の人は彼に向かい怒って言った。「あなたは、五回、六回、打つべきだった。そうすれば、あなたはアラムを打って、絶ち滅ぼしたことだろう。しかし、今は三度だけアラムを打つことになろう。」13:20 こうして、エリシャは死んで葬られた。モアブの略奪隊は、年が改まるたびにこの国に侵入していた。 13:21 人々が、ひとりの人を葬ろうとしていたちょうどその時、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去って行った。その人がエリシャの骨に触れるや、その人は生き返り、自分の足で立ち上がった。
★エリシャは死にましたが、彼のよい影響は残り、奇蹟さえ起こりました。これは、エリシャがまことに神の預言者であったことを示しています。また、死者のよみがえりは、後にご自身復活し、人々を死の縄目から解き放つキリストのみ力と救いへの序章として役割を果たします。主の恵みゆえに与えられた今日を「三度だけ」でない精一杯生きようとするその姿勢が、地上の生涯を終えた後にも残るよい影響へとつながります。

木曜日, 3月 30, 2017

20170330_2列王記12

■2列王記12:2 ヨアシュは、祭司エホヤダが彼を教えた間はいつも、【主】の目にかなうことを行った。
 12:3 ただし、高き所は取り除かなかった。民はなおも、その高き所でいけにえをささげたり、香をたいたりしていた。
★イスラエル人は、祭司の管理のもと、決められた場所でのみ、神様にいけにえをささげることになっており、どこででもささげて良いわけではありませんでした。(申命12:1314)。高き所でいけにえをささげるのは、異教の風習を真似たもので、異教的な習慣が礼拝に入り込むのを助長しました。人々は自分たちの都合に合わせて宗教を作り出し、それによって神様から遠く離れてしまいます。人の心の深いところにある自己実現の願望が主なる神様に仕えることを押しのけるとき、人は高きところでのいけにえをやめることができません。主の恵み深さへの感謝を心の中でささげ続けましょう。

水曜日, 3月 29, 2017

20170329_2列王記11

■2列王記11:1 アハズヤの母アタルヤは、自分の子が死んだと知ると、ただちに王の一族をことごとく滅ぼした。
 11:2 しかし、ヨラム王の娘で、アハズヤの姉妹のエホシェバが、殺される王の子たちの中から、アハズヤの子ヨアシュを盗み出し、彼とそのうばとを寝具をしまう小部屋に入れて、彼をアタルヤから隠した。それで、彼は殺されなかった。
11:1この物語は9:27からの続きで、アタルヤの息子アハズヤがエフーに殺害されたところから始まります。アハズヤの息子たちを皆殺しにしようとするアタルヤの試みは失敗します。それは、神様がメシヤはダビデの子孫を通して生まれると約束しておられたためで、そこには神様の御手があったのです。(2サムエル7)。キリストにあって神様に守られる生涯に招き入れられたことを感謝しましょう。

火曜日, 3月 28, 2017

20170328_2列王記10

■2列王記10:30 【主】はエフーに仰せられた。「あなたはわたしの見る目にかなったことをよくやり遂げ、アハブの家に対して、わたしが心に定めたことをことごとく行ったので、あなたの子孫は四代目まで、イスラエルの王座に着こう。」
 10:31 しかし、エフーは、心を尽くしてイスラエルの神、【主】の律法に歩もうと心がけず、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪から離れなかった。
★ヤロブアムの罪とはベテルとダンにあった金の子牛に仕えることです。それは真っ正面から主に反対する訳ではありません。主を告白しつつも、密かに主に仕えるに勝る、自分の為の宝を持つことです。それは主の名を借りての自己実現の道でもあり、誘惑は巧妙に私たちの霊を侵食します。私たちの主イエス・キリストは「あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ」と語られました。

月曜日, 3月 27, 2017

20170327_2列王記9

■2列王記9:32 彼は窓を見上げて、「だれか私にくみする者はいないか。だれかいないか」と言った。二、三人の宦官が彼を見おろしていたので、
 9:33 彼が、「その女を突き落とせ」と言うと、彼らは彼女を突き落とした。それで彼女の血は壁や馬にはねかかった。エフーは彼女を踏みつけた。
★エフー家は他のどの一族よりも長く北王国を治めます。神様は、悪の道へと進んだアハブ王朝を罰するための手段としてエフーを用い、エフーはバアル礼拝を激しく攻撃します。それにしてもバアル礼拝を推し進めたイゼベルの生涯の終わりはあわれで、主にある者のためには恵みが追って来るのとは違います。主への告白ができること感謝しましょう。

日曜日, 3月 26, 2017

20170326_2列王記8

■2列王記8:4 そのころ、王は神の人に仕える若い者ゲハジに、「エリシャが行ったすばらしいことを、残らず私に聞かしてくれ」と言って、話していた。
 8:5 彼が王に、死人を生き返らせたあのことを話していると、ちょうどそこに、子どもを生き返らせてもらった女が、自分の家と畑のことについて王に訴えに来た。そこで、ゲハジは言った。「王さま。これがその女です。これが、エリシャが生き返らせたその子どもです。」
★人生に出会いとチャンスをくださるのは神様です。そのタイミングを自分の力で合わせようとすることは至難の業。神様を信頼しましょう。神様を愛する者のためには神様はその人が寝ている間にもチャンスのタイミングを用意してくださるお方です。

御影福音教会森英樹

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土曜日, 3月 25, 2017

20170325_2列王記7

2列王記7:1 エリシャは言った。「【主】のことばを聞きなさい。【主】はこう仰せられる。『あすの今ごろ、サマリヤの門で、上等の小麦粉一セアが一シェケルで、大麦二セアが一シェケルで売られるようになる。』」
 7:2 しかし、侍従で、王がその腕に寄りかかっていた者が、神の人に答えて言った。「たとい、【主】が天に窓を作られるにしても、そんなことがあるだろうか。」そこで、彼は言った。「確かに、あなたは自分の目でそれを見るが、それを食べることはできない。」
★アラムに包囲される中、飢饉に見舞われ、子供さえ煮て食べる者が出たイスラエルにとって、物資が有り余るゆえの急激な値崩れのような状況が起こるとは、にわかには信じがたいことでした。しかし預言者エリシャの言葉通り起こりました。全く予想だにしない展開です。神様がアラムの軍勢を神様の方法で蹴散らされたのです。神様は為すべきとき、為されるお方です。あなたのために。

金曜日, 3月 24, 2017

20170324_2列王記6

2列王記6:22 エリシャは言った。「打ってはなりません。あなたは自分の剣と弓でとりこにした者を打ち殺しますか。彼らにパンと水をあてがい、飲み食いさせて、彼らの主君のもとに行かせなさい。」
 6:23 そこで、王は彼らのために盛大なもてなしをして、彼らに飲み食いをさせて後、彼らを帰した。こうして彼らは自分たちの主君のもとに戻って行った。それからはアラムの略奪隊は、二度とイスラエルの地に侵入して来なかった。★イスラエルを配下に置こうとするアラムの王の計画のすべてを、神様は預言者エリシャに明らかにされ、イスラエルを守られます。自分たちの手の内が預言者エリシャのゆえに筒抜けであることを知ったアラムの王は怒りをもってエリシャを捕らえようと軍隊を送ります。しかし神様はアラムの軍隊の目を盲目にし、イスラエルの都サマリヤへ。その時のエリシャの対応が上の御言葉です。敵に対する神様にある赦しは攻撃以上の力があります。愛によって罪に打ち勝つ人生へと、神の人とされたお互いの人生が導かれますように。

木曜日, 3月 23, 2017

20170323_2列王記5

2列王記5:13 そのとき、彼のしもべたちが近づいて彼に言った。「わが父よ。あの預言者が、もしも、むずかしいことをあなたに命じたとしたら、あなたはきっとそれをなさったのではありませんか。ただ、彼はあなたに『身を洗って、きよくなりなさい』と言っただけではありませんか。」
★重い皮膚病ツァラアトに苦悩する将軍ナアマンのためにエリシャが取った行動は面会なしでのヨルダン川に7度身を浸しなさいとの指示でした。どれほどの屈辱を感じたことでしょう。翻って国に帰ろうとするナアマンの気持ちをおさめ、完全な癒やしへと導いたのが上の僕の言葉です。人間とは感情の嵐によって人生に訪れたチャンスをも時に台無しにしてしまう可能性のあるもの。それを救うのは神様を畏れる者の一言でした。あなたにもその知恵が与えられています。

水曜日, 3月 22, 2017

20170322_2列王記4

4:7 彼女が神の人に知らせに行くと、彼は言った。「行って、その油を売り、あなたの負債を払いなさい。その残りで、あなたと子どもたちは暮らしていけます。」
4:33 エリシャは中に入り、戸をしめて、ふたりだけになって、【主】に祈った。
 4:34 それから、寝台の上に上がり、その子の上に身を伏せ、自分の口を子どもの口の上に、自分の目を子どもの目の上に、自分の両手を子どもの両手の上に重ねて、子どもの上に身をかがめると、子どものからだが暖かくなってきた。
 4:35 それから彼は降りて、部屋の中をあちら、こちらと歩き回り、また、寝台の上に上がり、子どもの上に身をかがめると、子どもは七回くしゃみをして目を開いた。
4:41 エリシャは言った。「では、麦粉を持って来なさい。」彼はそれをかまに投げ入れて言った。「これをよそって、この人たちに食べさせなさい。」その時にはもう、かまの中には悪い物はなくなっていた。
★確かにエリシャは願った通り、預言者エリヤの継承者としての霊を受け取り神と人に仕えます。ところであなたは信仰によってキリストの霊を受けとりました。

火曜日, 3月 21, 2017

20170321_2列王記3

■2列王記3:10 それで、イスラエルの王は、「ああ、【主】が、この三人の王を召されたのは、モアブの手に渡すためだったのだ」と言った。
 3:11 ヨシャパテは言った。「ここには【主】のみこころを求めることのできる【主】の預言者はいないのですか。」すると、イスラエルの王の家来のひとりが答えて言った。「ここには、シャファテの子エリシャがいます。エリヤの手に水を注いだ者です。」
★イスラエルに背いたモアブ討伐のためにイスラエル王、ユダの王とエドムの王が一緒に出かけますが、思わぬ回り道のため、陣営に水がなくなります。そのときの王たちの反応が上の御言葉です。信仰とは普段の信仰がいざと言うときにでるものです。普段から親しい主との交わりの中に歩みましょう。主との親しい信仰があなたをいざと言うとき救います。

月曜日, 3月 20, 2017

20170320_2列王記2

■2列王記2:9 渡り終わると、エリヤはエリシャに言った。「私はあなたのために何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」すると、エリシャは、「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように」と言った。
 2:10 エリヤは言った。「あなたはむずかしい注文をする。しかし、もし、私があなたのところから取り去られるとき、あなたが私を見ることができれば、そのことがあなたにかなえられよう。できないなら、そうはならない。」
★預言者エリヤの後継者としての霊を求めるエリシャ。それは共に生活し、生き様から学び、まね、生きることによって身につきます。キリストから学び、まね、主がわたしたちのうちで生きていただけるように、自分の思いをキリストに明け渡しましょう。主はあなたを通して、ご自身のみわざを始められます。

日曜日, 3月 19, 2017

20170319_2列王記1

■2列王記1:2 さて、アハズヤはサマリヤにある彼の屋上の部屋の欄干から落ちて病気になった。彼は使者たちを遣わし、「行って、エクロンの神、バアル・ゼブブに、私のこの病気が直るかどうか、伺いを立てなさい」と命じた。
★アハブ王のあと北イスラエル王国の王となったアハズヤ。試練のときどこに、誰に助けを求めるのかは大切です。そのときその人が持つ価値観が明らかにされます。と同時に罪は命の源なる神様との関係を壊します。普段から隔たりのない神様との関係、親しい交わりの中に歩みましょう。それこそが試練を祝福に変える秘訣です。

土曜日, 3月 18, 2017

20170318_1列王記22

■1列王記22:34 ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた。そこで、王は自分の戦車の御者に言った。「手綱を返して、私を敵陣から抜け出させてくれ。傷を負ってしまった。」
★アラムの王の手からラモテ・ギルアデを取り返すべく北イスラエル王国のアハブ王は南ユダ王国の王ヨシャパテに呼びかけ、いざ出陣します。アハブ王は自らの身を守るため変装し、王であることを隠して戦いに臨みますが、何と預言者ミカヤの預言どおり、この戦いで命を落とします。しかもそれはひとりの兵士が何気なく放った弓矢によるものでした。何気ない出来事や会話が胸に響いたり、刺さることがあります。その背後に神様の御手を感じ、柔らかく砕かれた心で応答する人は幸いです。なぜならそこには救い出し、回復させ、祝福を与えようと働いてくださる主がおられますから。

金曜日, 3月 17, 2017

20170317_1列王記21

■1列王記21:5 彼の妻イゼベルは彼のもとに入って来て言った。「あなたはどうしてそんなに不きげんで、食事もなさらないのですか。」
 21:6 そこで、アハブは彼女に言った。「私がイズレエル人ナボテに『金を払うからあなたのぶどう畑を譲ってほしい。それとも、あなたが望むなら、その代わりのぶどう畑をやってもよい』と言ったのに、彼は『私のぶどう畑はあなたに譲れません』と答えたからだ。」
★何とわがままな子供のような態度を見せるアハブ王。そのわがままをナボデの命を取ることによってかなえる悪妻イゼベル。決して二人の関係は自立した者同士の相互依存によるパートナーとしての関係ではありません。自立していない子供がどうして一国を治めることが出来るでしょう。人を自立ではなく依存・奴隷状態へと誘う偶像礼拝者イゼベルにひかれるアハブの要因がこの章に見え隠れします。アハブが求めるべきは人を健全な自立へと導く主ご自身でした。

木曜日, 3月 16, 2017

20170316_1列王記20

■1列王記20:13 ちょうどそのころ、ひとりの預言者がイスラエルの王アハブに近づいて言った。「【主】はこう仰せられる。『あなたはこのおびただしい大軍をみな見たか。見よ。わたしは、きょう、これをあなたの手に引き渡す。あなたは、わたしこそ【主】であることを知ろう。』」
20:28 ときに、ひとりの神の人が近づいて来て、イスラエルの王に言った。「【主】はこう仰せられる。『アラムが、主は山の神であって、低地の神でない、と言っているので、わたしはこのおびただしい大軍を全部あなたの手に渡す。それによって、あなたがたは、わたしこそ【主】であることを知るであろう。』」
★アラムの王ベン・ハダデの勢いにどうしてイスラエルが立ち向かうことができるでしょうか。しかし、神様はイスラエルの王アハブが「主こそ神です」と心を翻して悔い改めれるように働かれます。にもかかわらず。物事の背後に神様の恵みを覚えることはいかに尊いことでしょう。

水曜日, 3月 15, 2017

20170315_1列王記19

■1列王記19:18 しかし、わたしはイスラエルの中に七千人を残しておく。これらの者はみな、バアルにひざをかがめず、バアルに口づけしなかった者である。」
★イゼベルの食卓につく四百五十人のバアルの預言者と、四百人のアシェラの預言者との戦いで大勝利をおさめたエリヤ。しかしイゼベルの殺意に満ちた「もしも私が、あすの今ごろまでに、あなたのいのちをあの人たちのひとりのいのちのようにしなかったなら、神々がこの私を幾重にも罰せられるように。」の決心を知らさたとき、エリヤは恐れ、自分の死を願って「【主】よ。もう十分です。私のいのちを取ってください。私は先祖たちにまさっていませんから」と。しかしそのとき神様は一言も責められることなく彼を養われます。人間を理解してくださっておられるからです。どれほどの精神的緊張状態、その後の安堵感と共に襲う疲れ、その上のイゼベルの言葉です。しかし神様は、いえいつも神様は助けをおいてくださっています。このときはバアルに膝をかがめない七千人の預言者でした。あなたはひとりではありません。主と主が備えてくださる仲間がいます。

火曜日, 3月 14, 2017

20170314_1列王記18

■1列王記18:37 私に答えてください。【主】よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、【主】よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」
★エリヤのイゼベルの食卓につく四百五十人のバアルの預言者と、四百人のアシェラの預言者との戦いは有名です。そして、唯一この戦いの理由は「主こそ神である」ことを明らかにすることでした。人を飢饉から、永遠の滅びから救うことのできるお方は唯一、御子をさえおしみなく与えて下さる主なる神・イエス・キリストの父なる神様以外におられません。

月曜日, 3月 13, 2017

20170313_1列王記17

■1列王記117:14 イスラエルの神、【主】が、こう仰せられるからです。『【主】が地の上に雨を降らせる日までは、そのかめの粉は尽きず、そのつぼの油はなくならない。』」
 17:15 彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。
★絶望の状況の中での信仰の一歩がいかに大切かを教えられます。信仰の一歩によって状況は変えられます。神様が働いてくださいます。
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。」とは1ヘブル1:6の約束です。

日曜日, 3月 12, 2017

20170312_1列王記16

■1列王記16:30 オムリの子アハブは、彼以前のだれよりも【主】の目の前に悪を行った。
 16:31 彼にとっては、ネバテの子ヤロブアムの罪のうちを歩むことは軽いことであった。それどころか彼は、シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり、行ってバアルに仕え、それを拝んだ。
 16:32 さらに彼は、サマリヤに建てたバアルの宮に、バアルのために祭壇を築いた。
★真の神様を捨てたイスラエルは王自身、恐れと欲に駆り立てられヤロブアム、ナダブ、バシャ、エラ、ジムリ、ティブニ、オムリ、アハブと短い期間で何度も王が入れ替わる殺りくの歴史が繰り返されます。これこそが、真の神様を人が捨てるときに必然的に負ってしまう刈り取りです。心を真の神様・イエス・キリストの父なる神様に治めていただくことの尊さを覚えます。

土曜日, 3月 11, 2017

20170311_1列王記15

■1列王記15:11 アサは父ダビデのように、【主】の目にかなうことを行った。 15:14 高き所は取り除かれなかったが、アサの心は一生涯、【主】と全く一つになっていた。
★アサとはソロモン王の後ユダの王となったレハブアムの息子アビヤム王の子です。アサは父アビヤムが偶像礼拝に走り、神様の前に罪を犯すも、神様が「ビデのゆえに」とあわれんでくださっているあわれみに目を留め、それに応答しようとしました。神様のあわれみに感謝し、人の親切に恩を感じて生きることは祝福された生涯の秘訣です。

金曜日, 3月 10, 2017

20170310_1列王記14

■1列王記14:10 だから、見よ、わたしはヤロブアムの家にわざわいをもたらす。ヤロブアムに属する小わっぱから奴隷や自由の者に至るまで、イスラエルにおいて断ち滅ぼし、糞を残らず焼き去るように、ヤロブアムの家のあとを除き去る。
★ソロモン王の後を継いだレハブアムからひどい仕打ちを受けたヤロブアムが、なにゆえこんなにひどい仕打ちを受けなければならないのでしょう。むしろヤロブアムとイスラエルは被害者ではないでしょうか。確かにそうかも知れません。しかしヤロブアムは、だからと言ってサマリヤに偶像を作り、イスラエルが自分から離れないようにと策略を練る必要はありません。受けた屈辱を晴らすために怒りに基づいて反応してはなりません。自らを滅ぼすことになるのですから。

木曜日, 3月 09, 2017

20170309_1列王記13

■1列王記13:33 このことがあって後も、ヤロブアムは悪い道から立ち返ることもせず、引き続いて、一般の民の中から高き所の祭司たちを任命し、だれでも志願する者を任職して高き所の祭司にした。
 13:34 このことによって、ヤロブアムの家が罪を犯すこととなり、ついには、地の面から根絶やしにされるようになった。
★神の言葉に最後まで従い通さなかった神の人がどうなったか。獅子によってかみ殺されたことを知ってもヤロブアムは偶像礼拝の悪の道から離れませんでした。神様がヤロブアムに神様を畏れることがどれほと大切か、そのきっかけを与えてくださったにもかかわらず。残念です。間違いに気づいたら即座に主の十字架を仰ぎましょう。

水曜日, 3月 08, 2017

20170308_1列王記12

■1列王記12:27 この民が、エルサレムにある【主】の宮でいけにえをささげるために上って行くことになっていれば、この民の心は、彼らの主君、ユダの王レハブアムに再び帰り、私を殺し、ユダの王レハブアムのもとに帰るだろう。」
 12:28 そこで、王は相談して、金の子牛を二つ造り、彼らに言った。「もう、エルサレムに上る必要はない。イスラエルよ。ここに、あなたをエジプトから連れ上ったあなたの神々がおられる。」
★上記はヤロブアムがイスラエルに犯させた罪についての記述ですが、元々の原因はソロモンのあとを継いだレハブアムが長老たちの助言ではなく、自分と同世代の者たちの助言に耳を傾け、イスラエル部族をひどく扱おうとしたためでした。ひとつの罪は人に恐れと怒り憎しみを増幅させます。その結果、今に至るまでサマリヤと、エルサレムはひとつになれません。誰の話に耳を傾けるかは大切です。

火曜日, 3月 07, 2017

20170307_1列王記11

■1列王記11:4 ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々のほうへ向けたので、彼の心は、父ダビデの心とは違って、彼の神、【主】と全く一つにはなっていなかった。
★ソロモンには神様の約束、導き、祈りへの答えが与えられていたのに、罪が周囲にはびこるままにしました。その結果彼は堕落し、もはや神様への興味を失います。ソロモンが書いた詩篇127:1には、「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい」とあります。ソロモンは最初神様とともに基礎を築きますが、晩年神様に従い通すことをしませんでした。「死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。」(黙示録2:11)

月曜日, 3月 06, 2017

20170306_1列王記10

■1列王記10:8 なんとしあわせなことでしょう。あなたにつく人たちは。なんとしあわせなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことのできる家来たちは。
 10:9 あなたを喜ばれ、イスラエルの王座にあなたを着かせられたあなたの神、【主】はほむべきかな。【主】はイスラエルをとこしえに愛しておられるので、あなたを王とし、公正と正義とを行わせられるのです。」
★ソロモンの知恵にふれたシェバの女王の言葉です。「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます」と語られたキリストの言葉が思い浮かびます。

日曜日, 3月 05, 2017

20170305_1列王記9

■1列王記9:3 【主】は彼に仰せられた。「あなたがわたしの前で願った祈りと願いをわたしは聞いた。わたしは、あなたがわたしの名をとこしえまでもここに置くために建てたこの宮を聖別した。わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。
9:5 わたしが、あなたの父ダビデに、『あなたには、イスラエルの王座から人が断たれない』と言って約束したとおり、あなたの王国の王座をイスラエルの上に永遠に確立しよう。
★よき志を与えそれを実現にまで導いてくださる主に感謝。その栄光を神様にお返しし、決してその栄光を自分が取ることのありませんように。

土曜日, 3月 04, 2017

20170304_1列王記8

■1列王記8:52 どうか、あなたのしもべの願いと、あなたの民イスラエルの願いとに、御目を開き、彼らがあなたに叫び求めるとき、いつも彼らの願いを聞き入れてください。
 8:53 あなたが彼らを地上のすべての国々の民から区別してご自身のものとされたのです。神、主よ。あなたが私たちの先祖をエジプトから連れ出されたとき、あなたのしもべモーセを通して告げられたとおりです。
★ソロモンが神殿奉納で神様にささげた祈りです。8章に記された、ひとつひとつの執り成しの内容を通して、ソロモンがいかに知恵に満ちているか、民に心を配っているかがわかります。全ては「地上のすべての国々の民が、【主】こそ神であり、ほかに神はないことを知るようになるため」でした。

金曜日, 3月 03, 2017

20170303_1列王記7

■1列王記7:51 こうして、ソロモン王が【主】の宮のためにしたすべての工事が完成した。そこで、ソロモンは父ダビデが聖別した物、すなわち、銀、金、各種の器具類を運び入れ、【主】の宮の宝物倉に納めた。
7:1では「ソロモンは自分の宮殿を建て、十三年かかって宮殿全部を完成した。」と神殿より宮殿に多くの時間をかけたことを記していますが、これは優先順をあらわしているわけではありません。巨大な都市計画のゆえでした。委ねられた責任を精一杯果たすソロモンの姿がここにあります。

木曜日, 3月 02, 2017

20170302_1列王記6

■1列王記6:12 「あなたが建てているこの神殿については、もし、あなたがわたしのおきてに歩み、わたしの定めを行い、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むなら、わたしがあなたの父ダビデにあなたについて約束したことを成就しよう。
 6:13 わたしはイスラエルの子らのただ中に住み、わたしの民イスラエルを捨てることはしない。」
★ソロモンが神殿建設に取りかかったときに主がソロモンに語られた言葉が上の言葉です。神ご自身が民の中に住まわれる。これこそがイスラエルの祝福です。この約束はイエス・キリストによって異邦人である私たちの内にも成就しました。

水曜日, 3月 01, 2017

20170301_1列王記5

■1列王記5:5 今、私は、私の神、【主】の名のために宮を建てようと思っています。【主】が私の父ダビデに『わたしが、あなたの代わりに、あなたの王座に着かせるあなたの子、彼がわたしの名のために宮を建てる』と言われたとおりです。
★ダビデが神殿建築を申し出たとき、神様は預言者ナタンを通じてこれにノーと答えられました。神様は、戦士でなく平和を築く者が祈りの家を建てることを望まれます。キリストにある愛と一致のために祈り仕えましょう。