木曜日, 11月 30, 2017

20171130_1ヨハネ2

■ 1ヨハネ2
1 私の子どもたち。私がこれらのことを書き送るのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。もしだれかが罪を犯すことがあれば、私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。
2 この方こそ、私たちの罪のための――私たちの罪だけでなく、世全体のための――なだめの供え物です。
9 光の中にいると言いながら、兄弟を憎んでいる者は、今もなお、やみの中にいるのです。
10 兄弟を愛する者は、光の中にとどまり、つまずくことがありません。
11 兄弟を憎む者は、やみの中におり、やみの中を歩んでいるのであって、自分がどこへ行くのか知らないのです。やみが彼の目を見えなくしたからです。
★ヨハネはここで間違った教えとの戦い方を教えます。まずその兆候は同じ信仰の交わりの中にある兄弟への愛が冷えるかたちで現れます。恵みによる救い以外の要素がその人の心に覆いをかけ拠り所となるからです。偽りは常に密かに教会の中に持ち込まれます。キリストの十字架による贖い以上に強調されるものがあるならそれは要注意で、心を奪われないようにしましょう。自分がどこに向かっているかわからなくなってしまいます。しかし、仰ぐならいつも赦し受け入れてくださる大祭司キリストが私たちには与えられています。

水曜日, 11月 29, 2017

20171129_1ヨハネ1

■ 1ヨハネ1
8 もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。
9 もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。
10 もし、罪を犯してはいないと言うなら、私たちは神を偽り者とするのです。神のみことばは私たちのうちにありません。
★主に愛されたと自負する弟子ヨハネの手紙です。何が救いかと言うならそれは神様との交わりの回復と明確に手紙の冒頭で記します。ではそれを妨げるのは何でしょう。他でもない私の内にあるまだ光が当てられていない「その罪」です。光の中に持ち出しましょう。主はきよめてくださいます。

御影福音教会 森英樹

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火曜日, 11月 28, 2017

20171128_ヨブ42

■ ヨブ42
5 私はあなたのうわさを耳で聞いていました。
しかし、今、この目であなたを見ました。
6 それで私は自分をさげすみ、ちりと灰の中で悔いています。
★ヨブの友人たちは、ヨブに罪を認め赦しを請うよう要求し、結局、ヨブは実際に悔い改めました。しかしヨブの悔い改めは友人たちが要求したような種のものではありません。ヨブは、隠れた罪を犯したことへの赦しではなく、神様の主権と正義を疑ったことへの赦しを求めたのです。自分の態度を悔い改め、神様の偉大な力と完全な正義を認めたのです。私たちは、怒って「もし神様が支配しておられるのなら、なぜこのようなことが起こるのを許されるのか」と尋ねるときに罪を犯します。なぜなら、私たちは時の中に閉じ込められており、今日を越えて見ることができず、起こるすべてのことの理由を知ることができないからです。ゆえに、疑いと信頼のどちらかを選ばなければなりません。私たちは、答えられない疑問があっても神様を信頼する道を選択できるでしょうか。ヨブは率直に、正直に神様と向かい、愚かであったのは自分だと認めました。私たちは神様に信頼するのに十分な信仰すら持っていないことを認めましょう。そしてイエスキリストが持っておられる御子の信仰で覆っていただきましょう。

御影福音教会 森英樹

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月曜日, 11月 27, 2017

20171127_ヨブ41

■ ヨブ41
9 見よ。その望みは裏切られる。
それを見ただけで投げ倒されるではないか。
10 これを起こすほどの狂った者はいない。
だから、だれがいったい、わたしの前に立つことができよう。
11 だれがわたしにささげたのか、わたしが報いなければならないほどに。
天の下にあるものはみな、わたしのものだ。
★人は、レビヤタン(わに)にさえ立ち向かうのを恐れるのに、神様に立ち向かうことができると考えるのは愚かです。神様はわになどより、どれほど力強い方であることでしょう。

御影福音教会 森英樹

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日曜日, 11月 26, 2017

20171126_ヨブ40

■ ヨブ40
1 主はさらに、ヨブに答えて仰せられた。
2 非難する者が全能者と争おうとするのか。
神を責める者は、それを言いたててみよ。
3 ヨブは主に答えて言った。
4 ああ、私はつまらない者です。
あなたに何と口答えできましょう。
私はただ手を口に当てるばかりです。
5 一度、私は語りましたが、もう口答えしません。
二度と、私はくり返しません。
★ヨブは自分の潔白を神様の前に弁護する機会を持つことを切望しました。しかし、ヨブはもう話す必要はなくなりました。神様がご自身を現してくださったからです。神様は、私たちが何を公正と思うかにかかわらず
ご自身の最善をなされまする。ヨブもとに神様が来られ、ヨブへの愛と心遣いを明らかにされたことにただただひれ伏します。

土曜日, 11月 25, 2017

20171125_ヨブ39

■ ヨブ39
1 あなたは岩間の野やぎが子を産む時を
知っているか。
雌鹿が子を産むのを見守ったことがあるか。
2 あなたはこれらがはらんでいる月を
数えることができるか。
それらが子を産む時を知っているか。
3 それらは身をかがめて子を産み落とし、その胎児を放り出す。
4 その子らは強くなり、野原で大きくなると、出て行って、もとの所には帰らない。
★神様は、ヨブの知識が実際はどんなに限られたものであるかを証明するために、ヨブに動物界についてのいくつかの質問をされました。神様は、ヨブに答えを求めてはおられません。代わりに、ヨブに、神の力と主権に気づかせ、服従を求められたのです。そのときにのみ、ヨブは神様が実際何を言っておられるのかを聞くことができるからです。

金曜日, 11月 24, 2017

20171124_ヨブ38

■ ヨブ38
1 主はあらしの中からヨブに答えて仰せられた。
2 知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。
3 さあ、あなたは勇士のように腰に帯を締めよ。
わたしはあなたに尋ねる。わたしに示せ。
4 わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。
あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。
★あらしの中から、神様は語られました。驚くことに、神様はヨブのどの質問にもお答えになってはいません。その代わりに神様は、ヨブが世界の自然の秩序について無知であることを、ヨブが神様の道徳的な秩序について無知であることを明らかになる問を投げかけられました。もし神様の物質的創造の働きを理解できないのなら、どのようにしてヨブは、神様の思いと性質を理解できるというのでしょうか。神様ご自身よりも高い基準や標準はありません。神様ご自身が基準です。私たちの唯一の選択肢はこの神様の権威に服従し、神様の保護の中に安らぎを得ることです。


御影福音教会 森英樹

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木曜日, 11月 23, 2017

20171123_ヨブ37

■ ヨブ37
23 私たちが見つけることのできない全能者は、力とさばきにすぐれた方。
義に富み、苦しめることをしない。
24 だから、人々は神を恐れなければならない。
神は心のこざかしい者を決して顧みない。
★神様と比べられるものはありません。その力と存在はすさまじく、神様が語られるとき、私たちは聞かなければなりません。私たちはよくおこがましくも(ヨブの友人たちがしたように)神様を弁護したリ神様に口添えしたり、神様をおろそかにしたり、神様の沈黙を、神様がおられない、または気遣っておられないと解釈したりします。しかし、神様は私たちを気遣ってくださっています。神様は支配しておられ、語られます。神様のメッセージを聞く準備をしましょう。神様は聖書を通して、あるいは生活の中での聖霊の語りかけを通して、状況や人間関係を通してお語りになられます。

水曜日, 11月 22, 2017

20171122_ヨブ36

■ ヨブ36
26 見よ。神はいと高く、私たちには知ることができない。
その年の数も測り知ることができない。
27 神は水のしずくを引き上げ、それが神の霧となって雨をしたたらせる。
28 雨雲がこれを降らせ、人の上に豊かに注ぐ。
29 いったい、だれが雲の広がりと、その幕屋のとどろきとを悟りえよう。
★聖書は、神様がどんなお方なのか、どのようにして神様を知ることができるのか、どのようにして神様と永遠の関係を持つことができるのかにつ
いての詳細で満ちています。ゆえに神様に関する知識のいくつかを持つ
ことはできます。しかし、人生の疑問のすべてを答えられるほど(3:11)、また、私たちの最後に関して神様を操れるほど、神様を知ることは決してできません。人生は、私たちが答えを持つ以上に疑問を生み出すので、人生の問題についての新たな見識を求めて、神様のもとに絶えず行く事が求められているのです。

火曜日, 11月 21, 2017

20171121_ヨブ35

■ ヨブ35
12 そこでは、彼らが泣き叫んでも答えはない。
悪人がおごり高ぶっているからだ。
13 神は決してむなしい叫びを聞き入れず、全能者はこれに心を留めない。
14 しかも、あなたは
神を見ることができないと言っている。
訴えは神の前にある。
あなたは神を待て。
★時に私たちは、信念に忠実であることに何か益があるのだろうかと思う者です。エリフはまさにこの点について話します。神様がすべての状況において直ちに干渉しなくても、依然として気づかっておられるというのが彼の結論です。長い目で見て、神様は正義を実行されます。望みを失ってはなりません。神様を待ち望みましょう。神様は私たちの正しい生活と信仰に注目して下さっています。

御影福音教会 森英樹

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月曜日, 11月 20, 2017

20171120_ヨブ34

■ ヨブ34
10 だから、あなたがた分別のある人々よ。私に聞け。神が悪を行うなど、全能者が不正をするなど、絶対にそういうことはない。
11 神は、人の行いをその身に報い、人に、それぞれ自分の道を見つけるようにされる。12 神は決して悪を行わない。全能者は公義を曲げない。
13 だれが、この地を神にゆだねたのか。だれが、全世界を神に任せたのか。
14 もし、神がご自分だけに心を留め、その霊と息をご自分に集められたら、15 すべての肉なるものは共に息絶え、人はちりに帰る。

★神様は罪を犯さず、決して不正であられないとエリフは主張します。確かにエリファス、ツォファル、エリフの全員が述べたことの中には真実の要素がそれぞれ含まれていました。ただし残念ながら、その真理の小さなかたまりは、何層もの間違った想定と結論の下に埋もれてしまっています。私たちは聖書知識の財産と人生の経験を持っています、しかし、私たちの結論が、神のことばの一部とではなく、すべてと一致しているかどうか、確かめようとする謙虚な気持ちを失ってはなりません。

日曜日, 11月 19, 2017

20171119_ヨブ33

■ ヨブ33
13 なぜ、あなたは神と言い争うのか。
自分のことばに
神がいちいち答えてくださらないといって。
14 神はある方法で語られ、また、ほかの方法で語られるが、人はそれに気づかない。
15 夜の幻と、夢の中で、または深い眠りが人々を襲うとき、あるいは寝床の上でまどろむとき、
16 そのとき、神はその人たちの耳を開き、このような恐ろしいかたちで彼らをおびえさせ、
17 人にその悪いわざを取り除かせ、人間から高ぶりを離れさせる。
★ エリフは、神様はヨブに答えようとしておられるのに、ヨブが聞いていないのだと告げます。エリフはこの点で神様を誤って判断しています。も
し神様が私たちの質問すべてに答えるべきであるとすれば、私たちの試練は十分なものでなくなリます。もし神様が、「ヨブよ、サタンはあなたを試み、苦しめるだろうが、最後にはあなたはいやされすべてを取り戻す」とおっしゃったとしたら。
実はヨブにとっての最大の試練は痛みではなく「なぜ 自分が苦しんでいるのかを知らなかったことです。
私たちにとっての最大の試練はなぜ人生がある方向へと進んでいるのかを理解できなくても、神様のいつくしみに信頼しなければならない、ということかもしれません。私たちは、人生の良いものに信頼するのではなく、良い方である「神様」に信頼することを学ばなければならないのです。

土曜日, 11月 18, 2017

20171118_ヨブ32

■ ヨブ32
6 ブズ人、バラクエルの子エリフは答えて言った。
私は若く、あなたがたは年寄りだ。
だから、わきに控えて、遠慮し、あなたがたに私の意見を述べなかった。
7 私は思った。
「日を重ねた者が語り、年の多い者が知恵を教える」と。
8 しかし、人の中には確かに霊がある。
全能者の息が人に悟りを与える。
9 年長者が知恵深いわけではない。
老人が道理をわきまえるわけでもない。
★エリファズ、ビルダデ、ツォファルに何も言うことがなくなったとき、エリフがヨブに語る3番目の者となリます。これは彼が話した最初で最後の機会です。明らかに、エリフは傍観者であり、他の者たちよりずっと若い者でしたが新しい視点を持ち出します。ヨブの3人の友人は、ヨブが過去に犯した罪のせいで苦しんでいると言いましたが、エリフは、ヨブが現在の罪に気づくまでは、苦しみは去らないと語ります。彼は、ヨブは罪のせいで苦しんでいるのではなく、苦しみのせいで罪を犯していると主張しました。
エリフは、ヨブが自分の無実を弁護しようとしているときの態度は高慢であると指摘します。また、苦しみは、私たちを罰するためのものというよりは、私たちを正し、建て直し、正しい道にとどまらせるためのものであると語ります。エリフのことばには多くの真理があり、彼はヨブに、苦しみを違う観点から、さらに偉大な目的を心に留めて見るよう促したのです。
エリフの語ることは他の者たちよりも霊的に高い場所にありました、それでも、苦しみに対する正しい応答は常にいやしと回復をもたらし (33:23-30、苦しみはいつも罪と何らかの形で関係している(34:11)と間違って想定していたのです。

金曜日, 11月 17, 2017

20171117_ヨブ31

■ ヨブ31
16 もし、私が寄るべのない者の望みを退け、やもめの目を衰え果てさせ、
17 私ひとりだけで食物を食べて、みなしごにそれを食べさせなかったのなら、18 ――私の若いときから、彼は私を父のようにして育ち、私は、母の胎にいたときから、彼女を導いた――
19 もし、私が、着る物がなくて死にかかっている者や、身をおおう物を持っていない貧しい者を見たとき、20 彼の腰が私にあいさつをせず、私の子羊の毛でそれが暖められなかったのなら、21 あるいは、私を助ける者が
門のところにいるのを見ながら、みなしごに向かって私の手を振り上げたことがあるなら、22 私の肩の骨が肩から落ち、私の腕がつけ根から折れてもよい。 
★ここにはヨブの全ての行動の動機が愛と憐れみから出ていることがよく表わされています。さらに、もし…。もし…。とヨブが続けることによってこの章全体がそれを示しています。決して各章毎に結論があり納得が与えられる訳ではないヨブの生涯、しかしなおもヨブは主のみ声を待ち望みます。ヨブの姿勢に教えられましょう。

昨日無事、国外短期宣教よりもどりました。お祈りをありがとうございました。

月曜日, 11月 06, 2017

20171106_ヨブ20

■ ヨブ20
6 たとい彼の高ぶりが天まで上り、その頭が雲まで及んでも、
7 彼は自分の糞のようにとこしえに滅びる。
彼を見たことのある者たちは言う。
彼はどこにいるのかと。
★ツォファルがヨブに対して激しい非難の長演説をしたのは間違っています。しかし、悪人の最後について話した内容は正しいものでした。初めは、罪は楽しく、魅力的にも思われます。嘘、盗み、他人を圧迫することは、その罪を働く者に一時的な利益さえももたらします。不正手段で得たもので長く生きる場合さえ。しかし、最終的には神の正義の前に立たせられます。ツォファレが理解しそこなったのはこれらの罪へのさばきは、罪人が生きている間は下されないかもしれないということです。罰は、罪人が神から永遠に断ち切られる時である最後のさばきまで延期されるかもしれません。私たちは、悪人の成功と力に感銘を受けてはなりません。不義への神様のさばきは確かです。神様を恐れましょう。

明日7〜16日まで国外での短期宣教に出かけ留守にします。そのためこのメール配信も休みとし17日より再開とさせていただきます。

日曜日, 11月 05, 2017

20171105_ヨブ19

■ ヨブ19
21 あなたがた、私の友よ。
私をあわれめ、私をあわれめ。
神の御手が私を打ったからだ。
22 なぜ、あなたがたは神のように、私を追いつめ、私の肉で満足しないのか。
23 ああ、今、できれば、私のことばが書き留められればよいのに。
ああ、書き物に刻まれればよいのに。
24 鉄の筆と鉛とによって、いつまでも岩に刻みつけられたい。
25 私は知っている。
私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。
★既に神様の御手が私を打ったの、になお私を追い詰めるのかとのヨブのことばに、人の心の中にある氷点を感じます。にも関わらず復活の教理もまだ明確に示されていないこの時にもヨブは復活の希望を語ります。何と言う義人ヨブの信仰でしょうか。どんな試練の中でも内から引き出されるものが良きものでありますように。

土曜日, 11月 04, 2017

20171104_ヨブ18

■ ヨブ18
1 そこでシュアハ人ビルダデが答えて言った。
2 いつ、あなたがたはその話にけりをつけるのか。
まず悟れ。それから私たちは語り合おう。
3 なぜ、私たちは獣のようにみなされるのか。
なぜ、あなたがたの目には汚れて見えるのか。
4 怒って自分自身を引き裂く者よ。
あなたのために地が見捨てられようか。
岩がその所から移されようか。
5 悪者どもの光は消え、その火の炎も輝かない。
■ ビルダデは、自分は神様の大きな計画を知っていると思い、ヨブを罪の結果の実例と見なします。人生に対する自分の見解と合わないので、ヨブの話を拒絶したのです。ビルダデの誤りは明確なので、彼を非難するのは容易ですが、私たちも、自分の考えが脅かされると、しばしば同じように行動してしまうかも知れません。神様を仰ぎましょう。

金曜日, 11月 03, 2017

20171103_ヨブ17

■ ヨブ17
5 分け前を得るために友の告げ口をする者、その子らの目は衰え果てる。
6 神は私を民の物笑いとされた。私は顔につばきをかけられる者となった。7 私の目は悲しみのためにかすみ、私のからだは影のようだ。
8 正しい者はこのことに驚き、罪のない者は神を敬わない者に向かって憤る。9 義人は自分の道を保ち、手のきよい人は力を増し加える。
10 だが、あなたがたはみな、帰って来るがよい。私はあなたがたの中にひとりの知恵のある者も見いだすまい。
■ヨブの3人の友人は賢いと評判でしたが、ヨブは彼らの誰にも知恵を見出せないと語ります。そして神様はヨブの主張を42:7で支持します。明らかに、彼らは知恵に関して間違った観点を持っていました。自分たちが繁栄し、成功しているので、神様は自分たちの生き方と考え方を喜んでおられるに違いないと思っているからです。しかし、ヨブは友人たちに、彼らが間違った考えから始めていると告げ、地上での成功と繁栄は神様への信仰に対する報酬と必ずしも一致しないことを伝えます。同様に、困難と苦悩は信仰のなさを証明するものではありません。真に賢い者は、知恵が人間の成功や失敗から来るのではなく、神様からのみ来ることを知っています。そして、真に賢い人は決して神を捨てません。

木曜日, 11月 02, 2017

20171102_ヨブ16

■ ヨブ16
19 今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。20 私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。21 その方が、人のために神にとりなしをしてくださいますように。人の子がその友のために。22 数年もたてば、私は帰らぬ旅路につくからです。
★ヨブは、神から捨てられたのではないかと恐れます。しかし、神様(彼の証人、および彼を保証してくださる方)に直接訴え、自分の無罪について神様が知っておられるということに訴えます。「証人」とは、何が起こったかを目撃した者であり、「保証してくださる方」とは原告のために発言る弁護士のような者です。ヨブはこれらの語を使って、公正な弁護に対するすべての望みを天の神様にかけます。なぜなら、裁判が地上で起こる前に彼はおそらく死んでしまうからです。新約に生かされる恵みを覚えます。そこには私たちを弁護してくださるイエス·キリストがおられるからです。(ヘブル7:25. 1ヨハネ2:1)私たちには何も恐れる必要がありません。

水曜日, 11月 01, 2017

20171101_ヨブ15

 ■ ヨブ15 1 テマン人エリファズが答えて言った。2 知恵のある者はむなしい知識をもって答えるだろうか。東風によってその腹を満たすだろうか。3 彼は無益なことばを使って論じ、役に立たない論法で論じるだろうか。4 ところが、あなたは信仰を捨て、神に祈ることをやめている。5 それは、あなたの罪があなたの口に教え、あなたが悪賢い人の舌を選び取るからだ。6 あなたの口があなたを罪に定める。私ではない。あなたのくちびるがあなたに不利な証言をする。
★これ以降31章まで、第1回目の会話の結論とともに、友人がそれぞれ同じ順序で、議論をさらに進め、再び、ヨブはそれぞれの論に答えたます。今回のエリファズはさらに無礼で、感情的で、強迫的ですが、新しいことは何もありません。彼は、ヨブのことばは中身がなく、無益であると言い、更にヨブは大変な罪人であるに違いないという意見を再び述べます。エリファズによると、先祖たちの経験と知恵はヨブの個人的な考えよりも価値があり、エリファズは、自分のことばは神のことばのように真理であると思い込んでいます。彼の高慢さを見抜くのはさほど難しいことではありません。