木曜日, 8月 31, 2017

20170831_1テモテ3

■1テモテ3:15 それは、たとい私がおそくなった場合でも、神の家でどのように行動すべきかを、あなたが知っておくためです。神の家とは生ける神の教会のことであり、その教会は、真理の柱また土台です。
16確かに偉大なのはこの敬虔の奥義です。
★教会とは会堂の事ではなく、キリストを信じた人々の集まり、すなわちあなた自身です。主はあなたを生ける真理の柱としょうとしておられます。そのパウロの確信は、1:16で「しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。」との言葉となりました。私たちが受け取るべきは神様が私たちをして、なさせたいと願っている真理の柱です。

水曜日, 8月 30, 2017

20170830_1テモテ2

■1テモテ2:8 ですから、私は願うのです。男は、怒ったり言い争ったりすることなく、どこででもきよい手を上げて祈るようにしなさい。
9 同じように女も、つつましい身なりで、控えめに慎み深く身を飾り、はでな髪の形とか、金や真珠や高価な衣服によってではなく、
10 むしろ、神を敬うと言っている女にふさわしく、良い行いを自分の飾りとしなさい。
★遜ることができないとは考えないで、人となって贖いを完成してくださったキリストの愛に応える生き方についてパウロはこの章で語ります。手を上げて祈ること、よい行いを自分の飾りとする事、パウロはこれを実践しました。

火曜日, 8月 29, 2017

20170829_1テモテ1

■1テモテ1:15 「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。
16 しかし、そのような私があわれみを受けたのは、イエス・キリストが、今後彼を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本にしようと、まず私に対してこの上ない寛容を示してくださったからです。
★「この命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています」と私たちが召し出された目的をはじめ、律法の存在の意味、召し出される前の罪人である私たちのありよう、そんな私が、恵みによってと、多くの真理が語られている箇所です。何ができ、何を知っているかではなく、神様の寛容を示すモデルにしようとしてとの御心を受け取って、今日もひと日神様の恵みに応える歩をさせていただきましょう。

月曜日, 8月 28, 2017

20170828_2テサロニケ3

■2テサロニケ3:14 もし、この手紙に書いた私たちの指示に従わない者があれば、そのような人には、特に注意を払い、交際しないようにしなさい。彼が恥じ入るようになるためです。
15 しかし、その人を敵とはみなさず、兄弟として戒めなさい。
★人が責任を取れるようになるのを助けるために厳しい愛を持って勧めるのとおせっかいとは、どう違うのでしょうか。どうか主に愛され使命を託されているすべてのキリスト者がおせっかいの誘惑から解放されますをうに。

日曜日, 8月 27, 2017

20170827_2テサロニケ2

■2テサロニケ2:1 さて兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いすることがあります。
2 霊によってでも、あるいはことばによってでも、あるいは私たちから出たかのような手紙によってでも、主の日がすでに来たかのように言われるのを聞いて、すぐに落ち着きを失ったり、心を騒がせたりしないでください。
3 だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。
★主の再臨は主を愛し義に生きようとするキリスト者にとって何にも代え難い希望、それゆえこの教えの周りには様々な力と思惑が群がり、純粋かつ幼い信者を惑わそうとします。
大切な事は落ち着いた生活をするようにで、この教えを利用して未信者を信仰に進むようにと駆り立てたりすることが目的ではありません。主との間に生まれる命の関係は、常に罪赦された感謝と、主の恵みと愛への信頼に基づくもので、将来に関する神の経綸を知った優越感や、おごりに基づくものではありません。すなわち誰一人としてこの教えを自分の拡大のために用いてはならないのです。

土曜日, 8月 26, 2017

20170826_2テサロニケ1

■2テサロニケ1:10 その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の――そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです――感嘆の的となられます。
11 そのためにも、私たちはいつも、あなたがたのために祈っています。どうか、私たちの神が、あなたがたをお召しにふさわしい者にし、また御力によって、善を慕うあらゆる願いと信仰の働きとを全うしてくださいますように。
★まさにキリスト者にとっての究極の希望が主の再臨であることがよく記されている書です。確かに主を信じたからと言って、全ての災いから無縁になるわけでもありませんし、ある面、恵まれ熱心な信仰生活を送っていると妬みをはじめとした嫌がらせや、理不尽な迫害の対象となる場合もあります。
そうしたことに究極の裁きが下されるのが主の再臨です。先走り裁くことのないように。悪魔は何とかして私たちが裁き主の立場に自ら立ち、神様の祝福から私たちを退けようと躍起です。どんなときにも望みの主を仰ぎキリスト者として適切に物事に対処しましょう。

金曜日, 8月 25, 2017

20170825_テサロニケ5

■1テサロニケ5:8 しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの望みをかぶととしてかぶって、慎み深くしていましょう。
9 神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。
★キリストがいつ戻って来られるのか知っていたなら、キリストのために働く力を加減したくなるかもしれませんし、さらに罪を犯し続け、一番終わりに神様に救いを求めれば良いと思う自由気ままな人が起こるかもしれません。天は、私たちの唯一の目標ではなく、クリスチャンは地上でなすべき働きがあります。私たちは、地上の生涯を全うするか、あるいは救い主が紛れもなく戻って来られるのを見るまで、神様と共に御心を行う使命が託されています。

木曜日, 8月 24, 2017

20170824_テサロニケ4

■1テサロニケ4:13 眠った人々のことについては、兄弟たち、あなたがたに知らないでいてもらいたくありません。あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです。
14 私たちはイエスが死んで復活されたことを信じています。それならば、神はまたそのように、イエスにあって眠った人々をイエスといっしょに連れて来られるはずです。
15 私たちは主のみことばのとおりに言いますが、主が再び来られるときまで生き残っている私たちが、死んでいる人々に優先するようなことは決してありません。
16 主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、
17 次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。
18 こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい。
★再臨は信者にとっては救い、神様に敵対するものにとっては裁きです。主は必ず再び来られます。

水曜日, 8月 23, 2017

20170823_テサロニケ3

■1テサロニケ3:12 また、私たちがあなたがたを愛しているように、あなたがたの互いの間の愛を、またすべての人に対する愛を増させ、満ちあふれさせてくださいますように。
13 また、あなたがたの心を強め、私たちの主イエスがご自分のすべての聖徒とともに再び来られるとき、私たちの父なる神の御前で、聖く、責められるところのない者としてくださいますように。
★「私たちの主イエスがご自分のすべの聖徒とともに再び来られるとき」とは、キリストが永遠の御国を確立する再臨のことを言っています。そのとき、キリストはすべての信者を、ご自分の支配のもとで1つに結ばれた家族として呼び出されます。その時あなたもその中にいます。

火曜日, 8月 22, 2017

20170822_テサロニケ2

■1テサロニケ2:19 私たちの主イエスが再び来られるとき、御前で私たちの望み、喜び、誇りの冠となるのはだれでしょう。あなたがたではありませんか。
20 あなたがたこそ私たちの誉れであり、また喜びなのです。
★キリスト者にとっての喜びは、主にあって共に成長するお互いです。互いのために祈り合いましょう。

月曜日, 8月 21, 2017

20170821_テサロニケ1

■1テサロニケ1:8 主のことばが、あなたがたのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっているので、私たちは何も言わなくてよいほどで
10 また、神が死者の中からよみがえらせなさった御子、すなわち、やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスが天から来られるのを待ち望むようになったか、それらのことは他の人々が言い広めているのです。
★「ガリラヤの人たち。なぜ天を見上げて立っているのですか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。」とは復活の後、40日の間ご自身を示された主が天にのぼって行かれるのを見ていた弟子たちに御使いが語った言葉です。良き評判を作ろうと自分たちが自分を宣伝するのではなく、テサロニケの人々の評判は彼らの生き方と信仰に触れた人々によって広がりました。その背景にはキリストの再臨についての確信が、厳しい迫害の中にあってもテサロニケの人々の内にはあったことを示したのがこの書です。

日曜日, 8月 20, 2017

20170820_ネヘミヤ13

■ネヘミヤ13:6 その間、私はエルサレムにいなかった。私は、バビロンの王アルタシャスタの三十二年に、王のところに行き、その後しばらくたって、王にいとまを請い、
7 エルサレムに帰って来たからである。そのとき、エルヤシブがトビヤのために行った悪、すなわち、神の宮の庭にある一つの部屋を彼にあてがったことに気づいた。
★ネヘミヤは前433年、エルサレムに着いてから12年後にまたバビロンに戻ります。バビロンにどのくらいいたのかは定かではありませんが、エルサレムに帰郷したとき(13:7)城壁の再建に反対する主勢力だったトビヤが神の宮に部屋をあてがわれていることを知り聖別の行動にでます。トビヤはアモン人で、神の宮に入ることは許されていないはず。エルヤツブという祭司がトビヤの娘と結婚し、トビヤはその義理の息子の立場を利用して、部屋をも獲得したのです。2、4、6章には、トビヤのネヘミヤに反対して起こした行動と、ネヘミヤがそれに対し適切な行動をとったことが記されています。礼拝者の生活に世はなんと巧妙につけ込もうとするでしょうか。お互いの内にある神様への愛の城壁が崩されないよう目を覚ましていましょう。

土曜日, 8月 19, 2017

20170819_ネヘミヤ12

■ネヘミヤ12:35 祭司のうちのある者もラッパを持って進んだ。すなわち、ヨナタンの子ゼカリヤであった。このヨナタンはシェマヤの子、順次さかのぼって、マタヌヤの子、ミカヤの子、ザクルの子、アサフの子である。
36 また、ゼカリヤの兄弟たちシェマヤ、アザルエル、ミラライ、ギラライ、マアイ、ネタヌエル、ユダ、ハナニであって、神の人ダビデの楽器を持って続いて行った。学者エズラが彼らの先頭に立った。
★工事をしている者たちに敵の襲撃を知らせる道具だったラッパが、ここでは城壁完成を
祝い、民が主に立ち返ったしるし、また神様を賛美するための楽器として使われています。神の宮を破壊したネブカデネザルも、その礼拝や音楽は破壊できませんでした。神の宮と城壁が再建され、再び礼拝の音楽隊が心から楽しんで音楽を奏でるようになりました。

金曜日, 8月 18, 2017

20170818_ネヘミヤ11

■ネヘミヤ11:1 民のつかさたちはエルサレムに住んでいたが、ほかの民は、くじを引いて、十人のうちからひとりずつ、聖なる都エルサレムに来て住むようにし、あとの九人をほかの町々に住まわせた。
2 すると民は、自分から進んでエルサレムに住もうとする人々をみな、祝福した。
★城壁が再建された位置は元の位置と変わらなかったため、エルサレムの町は人々がまばらで、そのためネヘミヤは、町の外にいる民の10分の1に城壁の内側に移ることを求めます。しかし、民は、引っ越しすることを望
まず、それに応じた人がわずかしかいなかったため(11:1、2)、ネヘミヤは残りの者の間で聖なるくじを引き、誰が引っ越すかを決めました。
多くの人が町の中に住みたがらなかった理由は、(1)ユダヤ人以外の者たちが、エルサレムの住人に偏見を持ち、宗教的理由で彼らを取り引きから除外し、
(2)移住することは、家を建て直し、新たな仕事を始めることを意味し、時間と資金がかかり、
(3)エルサレムに住むとは、神殿の近くに住むことであり、神のことばへの従順をより厳しく求められることになるためでした。
しかし、新約の教会もそうした人々の隠れた労によって支えられます。

木曜日, 8月 17, 2017

20170817_ネヘミヤ10

■ネヘミヤ10:34 また私たち、祭司とレビ人と民とは、律法にしるされているとおり、私たちの神、主の、祭壇の上で燃やすたきぎのささげ物についてのくじを引き、毎年、定まった時に、私たちの父祖の家ごとに、それを私たちの神の宮に携えて来ることに決めた。
35 また、私たちの土地の初なりと、あらゆる木の初なりの果実とをみな、毎年、主の宮に携えて来ることに決めた。
★上にあげた決めごとはエジプトから救い出されたときのものです(出エジプト13:12-14)。民は、その収穫の初物を神様にささげることが大切であると改めて知る必要がありました。ネヘミヤは出エジプトの時代にあったこの慣習を回復させたのです。新約聖書の時代、この習慣は受け継がれませんでしたが、自分たちの持っている時間、持ち物、賜物をまず神にささげるという原則は残っています。残り物ではなく、自分の持てる最良のものをまず神にささげましょう。

水曜日, 8月 16, 2017

20170816_ネヘミヤ9

■ネヘミヤ9:36 ご覧ください。私たちは今、奴隷です。あなたが私たちの先祖に与えて、その実りと、その良い物を食べるようにされたこの地で、ご覧ください、私たちは奴隷です。
37 私たちが罪を犯したので、あなたは私たちの上に王たちを立てられましたが、その王たちのために、この地は多くの収穫を与えています。彼らは私たちのからだと、私たちの家畜を思いどおりに支配しております。それで私たちは非常な苦しみの中におります。」
38 これらすべてのことのゆえに、私たちは堅い盟約を結び、それを書きしるした。そして、私たちのつかさたち、レビ人たち、祭司たちはそれに印を押した。
★何と旧約聖書の歴史が端的に的を得て記されていることでしょう。この章には選民イスラエルを導かれる神様の心が鮮やかです。イスラエル人は、外国人の王に資産の一部を毎年ささげなくてはならず、自分の土地にいるのに奴隷であるという奇妙な状況にありました。その土地は主が民に与えられたものなのに、何と皮肉なことでしょう。この章はその原因が罪を重ねた結果であることを思い起こさせる辛い箇所でもあります。その結果、民はここでが主に6つのことを守るように誓います。
(1)この地のユダヤ人以外の者と結婚しない(10:30)
(2)安息日を守る(10:31)
(3) 7年目に土地を休ませ、負債を一切取り立てない(10:31)
(4)神の宮の礼拝のために献金する(10:32 33)(5)祭壇の上で燃やすたきぎのささげ物をする(10:34)
(6)神の宮へささげ物をする(10:35-38)
こうして民は滅亡と捕囚の時代を何年も過ご
した後、主に従い、律法を心から守ることを、もう一度真剣に考えました。

火曜日, 8月 15, 2017

20170815_ネヘミヤ8

■ネヘミヤ8:9 総督であるネヘミヤと、祭司であり学者であるエズラと、民に解き明かすレビ人たちは、民全部に向かって言った。「きょうは、あなたがたの神、主のために聖別された日である。悲しんではならない。泣いてはならない。」民が律法のことばを聞いたときに、みな泣いていたからである。
★正式な宗教的指導者はネヘミヤではなく、エズラでした。ネヘミヤは信徒であって、宗教的組織のメンバーでなく、預言者でもなかったことには意味があります。ネヘミヤは神様との関係に動かされ、主の御心を世俗の世界で実現させることに人生をささげました。まさにネヘミヤは主が御心を行ううえで、さまざまな場面において、なくてはならない人でした。あなたの仕事が何であれ、どんな役割が与えられても、それを主に仕える
ために主から与えられた任務であると考えることは大切です。主は今ここからあなたを用いて目的を成し遂げられるのです。

月曜日, 8月 14, 2017

20170814_ネヘミヤ7

■ネヘミヤ7:64 これらの人々は、自分たちの系図書きを捜してみたが、見つからなかったので、彼らは祭司職を果たす資格がない者とされた。
65 それで、総督は、ウリムとトンミムを使える祭司が起こるまでは最も聖なるものを食べてはならない、と命じた。
★聖なるくじは、ウリムとトンミムと呼ばれ、主の御心を知る手段でした。もし系図に名前が載っていない人がいても、ウリムとトンミムを使ってその人がユダヤ人やレビ人であると証明されれば、祭司にもなれるのでネヘミヤはそこにも心を砕きました。
人は大きな仕事を終えたとき、ふと気を抜いてしまうことがありますが、ネヘミヤは主が任せてくださっているものすべてを、城壁の再建計画を完成することと同じ心で成し遂げました。

日曜日, 8月 13, 2017

20170813_ネヘミヤ6

■ネヘミヤ6:7 また、あなたはエルサレムで、自分について宣言させるために、預言者たちを任命して、『ユダに王がいる』と言わせている。今にこのようなことが王に聞こえるであろう。さあ、来なさい。いっしょに相談しよう。」
8 そこで、私は彼のところに人をやって言わせた。「あなたが言っているようなことはされていない。あなたはそのことを自分でかってに考え出したのだ」と。
★シェマヤはネヘミヤに危険を知らせ、神殿に隠れるよう忠告します。ネヘミヤはこの忠告を用心深く分析し、これも敵の攻撃と見破りました。人は自分勝手な考えなのに、これこそ神の御心だと言うことがあります。心が騒ぐ場合、じっくりそれを検証し、聖書に書かれていることと矛盾していないかを見きわめることは大切です。
ネヘミヤは、個人攻撃を受けたときも、恐怖で己を見失って神殿に逃げ込むようなことはしませんでした。律法によれば、祭司でもないネヘミヤが神殿に逃げ込むことは許されず、いのち惜しさに逃げ込んでいたとしたら、それは彼がユダヤ人たちに教えようとし
ていた勇気を損なうことになりました。個人攻撃や誘惑に襲われたとき、力を授けてくださる主の前に立ちましょう。恐怖に打ち勝つには、主からいただく勇気が必要です。

土曜日, 8月 12, 2017

20170812_ネヘミヤ5

■ネヘミヤ5:10 私も、私の親類の者も、私に仕える若い者たちも、彼らに金や穀物を貸してやったが、私たちはその負債を帳消しにしよう。
11 だから、あなたがたも、きょう、彼らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、それにまた、あなたがたが彼らに貸していた金や、穀物、新しいぶどう酒、油などの利子を彼らに返してやりなさい。」
★ネヘミヤは、富裕なユダヤ人が貧しい同のユダヤ人に貸し付けるときは、利子をつけるのを禁じます。人の不幸につけ込んで利益を得ようとすることを、主は望まれないとはっきり明言します。この世の価値観とは異なり、主にとっては神の民が利益よりも互いにいたわり合うことを優先するよう願っておられます。主は「貧しい者に施す者は不足することがない」(箴言28:27) と約束されるお方です。

金曜日, 8月 11, 2017

20170811_ネヘミヤ4

■ネヘミヤ4:14 私は彼らが恐れているのを見て立ち上がり、おもだった人々や、代表者たち、およびその他の人々に言った。「彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、自分たちの兄弟、息子、娘、妻、また家のために戦いなさい。」
15 私たちの敵が、彼らのたくらみは私たちに悟られ、神がそれを打ちこわされたということを聞いたとき、私たちはみな、城壁に帰り、それぞれ自分の工事に戻った。
★神の民が主の御業を進めるとき、それを留めようとする悪魔の常套手段は神様の民に恐れを抱かせ、その志を挫くことです。その罠にはまってはなりません。確かに恐れの感情は危険な状況の中で、人が自分を守れるよう危険に対応させる神様からの賜物です。ゆえにネヘミヤは、神様からの知恵をいただき、槍をてにしつつ、城壁の再建へと民を導いたのです。あなたはどんな状況の中にあっても蛇ににらまれた蛙ではありません。あなたと共に神様が戦ってくださる神の子供です。

木曜日, 8月 10, 2017

20170810_ネヘミヤ3

■ネヘミヤ3:5 その次に、テコア人たちが修理したが、そのすぐれた人たちは彼らの主人たちの工事に協力しなかった。
★3:5テコアのリーダーたちはやる気がなく工事を手伝おうとしませんでした。彼らだけが、エルサレム再建プロジェクトにかかわりませんでした。自分たちを偉い・特別と考え、仕事に精を出すことをせず、優しく誘っても、応答しないとき一生懸命働いた者たちの記憶には、働かなかった者たちのことがずっと残ってしまうことがあります。自分に与えられた力と賜物を神様に惜しみなくおささげできることは何と幸いなことでしょう。

水曜日, 8月 09, 2017

20170809_ネヘミヤ2

■ネヘミヤ2:19 ところが、ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤ、および、アラブ人ゲシェムは、これを聞いて、私たちをあざけり、私たちをさげすんで言った。「おまえたちのしているこのことは何だ。おまえたちは王に反逆しようとしているのか。」
20 そこで、私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取りかかっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も、記念もないのだ。」
★城壁の再建のため、実際に現場に足を向け熟慮の上に熟慮を重ね、遂にユダの指導者たちに「さあ、再建に取りかかろう」とリーダーシップをとるネヘミヤ。彼は敵対するものに、主への愛と信頼、更に用意した緻密な再建計画ゆえ心乱されることはありませんでした。

火曜日, 8月 08, 2017

20170808_ネヘミヤ1

■ネヘミヤ1:8 しかしどうか、あなたのしもべモーセにお命じになったことばを、思い起こしてください。『あなたがたが不信の罪を犯すなら、わたしはあなたがたを諸国民の間に散らす。
9 あなたがたがわたしに立ち返り、わたしの命令を守り行うなら、たとい、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、わたしはそこから彼らを集め、わたしの名を住ませるためにわたしが選んだ場所に、彼らを連れて来る』と。
★ペルシャ政府の要職を担うことを求められるほどの存在になっているネヘミヤ。そんなネヘミヤの愛国心に火がついたのはユダから来た数人の者に、捕囚から残ってのがれたユダヤ人とエルサレムの悲惨について聞かされた時でした。「あの州の捕囚からのがれて生き残った残りの者たちは、非常な困難の中にあり、またそしりを受けています。そのうえ、エルサレムの城壁はくずされ、その門は火で焼き払われたままです。」
この言葉を聞いたネヘミヤの反応が上の言葉です。まさに神様を愛し、民を愛するネヘミヤの姿です。

月曜日, 8月 07, 2017

20170807_エズラ10

■エズラ10:44 これらの者はみな、外国の女をめとった者である。彼らの妻たちのうちには、すでに子どもを産んだ者もいた。
★エズラ記は、廃墟となった神殿と、バビロンに捕囚となったユダの民から始まり、主の民がイスラエルに帰還し、神殿を再建し、いけにえを伴う礼拝制度を再開した過程を語ります。同様に、今日でも、主は私たちの生活を再建し、回復させてくださるお方です。再建不可能なほど神から離れてしまうことのできる人はいません。求められているのは、悔い改めることだけです。どんなに遠く迷い離れていても、どんなに長く神様を礼拝しなかったとしても、主は私たちとの関係をいつでも立て直し、やり直せるようにしてくださるお方です。

日曜日, 8月 06, 2017

20170806_エズラ9

■エズラ9:14 私たちは再び、あなたの命令を破って、忌みきらうべき行いをするこれらの民と互いに縁を結んでよいのでしょうか。あなたは私たちを怒り、ついには私たちを絶ち滅ぼし、生き残った者も、のがれた者もいないようにされるのではないでしょうか。
15 イスラエルの神、主。あなたは正しい方です。まことに、今日あるように、私たちは、のがれた者として残されています。ご覧ください。私たちは罪過の中であなたの御前におります。このような状態で、だれもあなたの御前に立つことはできないのに。
★率直に自分たちの罪を悔い、神様の前にその罪を告白するエズラ。エズラが抱いた失望とはいかばかりのものだったでしょう。しかしエズラはその状況に飲み込まれることなく、罪を犯した人に悔いの心を芽生えさせ、神様のあわれみを仰ぐ方向へと人々の心を導きました。

土曜日, 8月 05, 2017

20170805_エズラ8

■エズラ8:22 私は道中の敵から私たちを助ける部隊と騎兵たちを王に求めるのを恥じたからである。私たちは、かつて王に、「私たちの神の御手は、神を尋ね求めるすべての者の上に幸いを下し、その力と怒りとは、神を捨てるすべての者の上に下る」と言っていたからである。
23 だから、私たちはこのことのために断食して、私たちの神に願い求めた。すると神は私たちの願いを聞き入れてくださった。
★身体的な準備をする前に、エズラは霊的な準備を整えます。祈りや断食によって、彼らは霊的に整えられ、主の守りに拠リ頼む姿勢と、神様がすべてを支配されているという信仰、神様なしには旅をしていくことはできないという認識を示します。どんな仕事でも、時間をとって神様を第1とするとき、行く手に何が立ちはだかろうとも、十分な準備が整えられていくことを心に刻みましょう。

金曜日, 8月 04, 2017

20170804_エズラ7

■エズラ7:27 私たちの父祖の神、主はほむべきかな。主はエルサレムにある主の宮に栄光を与えるために、このようなことを王の心に起こさせ、
28 王と、その議官と、すべての王の有力な首長の好意を私に得させてくださった。私の神、主の御手が私の上にあったので、私は奮い立って、私といっしょに上るイスラエル人のかしらたちを集めることができた。
★7:27エズラの頌栄には、「主はエルサレムにある主の宮に栄光を与えるために、このようなことを王の心に起こさせ」と記されて
います。神様は、王の心までもお変えになるお方です。私たちは人生の困難に出会ったとき、非常な努力をして勤勉に取り組まなければなりません。しかし神様がその努力を見守っていてくださることを覚えることは大切です。困難を乗り越えることができたら、そこに主の御手を認め、その助けと守りを主に感謝しましょう。7:27, 28でエズラは彼のために主がなさったこと、彼を通してなさったすべてについて、神様をたたえます。エズラは人生を通してずっと神様をあがめ、神様も彼を祝福しました。彼は自分の偉大さや賜物によって王や王子たちの信頼を勝ち取ったと主張することもできたが、すべてを主のおかげであるとします。私たちも成功は主のおかげと感謝し、決して自分の力でなしたと思ってはなりません。それこそが主の祝福を受ける秘訣です。

木曜日, 8月 03, 2017

20170803_エズラ6

■エズラ6:14 ユダヤ人の長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言によって、これを建てて成功した。彼らはイスラエルの神の命令により、また、クロスと、ダリヨスと、ペルシヤの王アルタシャスタの命令によって、これを建て終えた。
★たとえ人が中断させたとしても、神様はご自身が計画なさったことは必ず成し遂げられます。留められた働きのために失望したり、妨げる人を呪ったり、裁いたりするのは私たちのなすべき仕事ではありません。なすべしことに集中しましょう。あなたが神様の業に参加するとき神様があなたの人生に参加してくださいます。

水曜日, 8月 02, 2017

20170802_エズラ5

■エズラ5:1 さて、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの、ふたりの預言者は、ユダとエルサレムにいるユダヤ人に、彼らとともにおられるイスラエルの神の名によって預言した。
2 そこで、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子ヨシュアは立ち上がり、エルサレムにある神の宮を建て始めた。神の預言者たちも彼らといっしょにいて、彼らを助けた。
★すべてのことは神様のみ御声を聞くところから始まります。あなたの前にどうにもならない壁がありますか?神様の言葉を求めましょう。

火曜日, 8月 01, 2017

20170801_エズラ4

■エズラ4:21 今、あなたがたは命令を下して、その者たちの働くのをやめさせ、私が再び命令を下すまで、この町が再建されないようにせよ。
22 あなたがたは、よく注意してこのことを怠ってはならない。損害を増して王を傷つけるといけないから。」
23 アルタシャスタ王の書状の写しがレフムと、書記官シムシャイと、その同僚の前で読まれると、彼らは急いでエルサレムのユダヤ人のところに行って、武力をもって彼らの働きをやめさせた。
24 こうして、エルサレムにある神の宮の工事は中止され、ペルシヤの王ダリヨスの治世の第二年まで中止された。
★神殿再建を快く思わない敵の言葉によって留められ工事。指導者ゼルバベルはじめユダの人々の失望、怒りはいかばかりだったでしょうか。しかし、この状況の中にも神様のご計画とみ手はありました。怒りがこみ上げるのは当然です。だからと言ってそれを握りしめたなら、握りしめたその人が罪に縛られることに。「こうされたのだから怒っても当然」と、人に偽りを掴ませ、人から自由を奪い罪に落とし入れようとする悪魔に騙されることがありませんように。