日曜日, 9月 30, 2012

20120930_アモス1-5

■アモス1:13主はこう仰せられる。「アモン人の犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り消さない。彼らが、自分たちの領土を広げるために、ギルアデの妊婦たちを切り裂いたからだ。
★歯に衣きせない預言者アモスの言葉です。そもそも彼は羊飼いであり、一般信徒でした。人を畏れないアモスを用いて神様はご自身のみわざをなされます。

■アモス2:6主はこう仰せられる。「イスラエルの犯した三つのそむきの罪、四つのそむきの罪のために、わたしはその刑罰を取り消さない。彼らが金と引き換えに正しい者を売り、一足のくつのために貧しい者を売ったからだ。

■アモス3:2わたしは地上のすべての部族の中から、あなたがただけを選び出した。それゆえ、わたしはあなたがたのすべての咎をあなたがたに報いる。3:3ふたりの者は、仲がよくないのに、いっしょに歩くだろうか。
★主のイスラエルを思う心が溢れています。愛と信頼を裏切るイスラエルの罪深さ、残念です。

■アモス4:11わたしは、あなたがたをくつがえした。神がソドムとゴモラをくつがえしたように。あなたがたは炎の中から取り出された燃えさしのようであった。それでも、あなたがたはわたしのもとに帰って来なかった。主の御告げ

■アモス5:4まことに主は、イスラエルの家にこう仰せられる。「わたしを求めて生きよ。5:5ベテルを求めるな。ギルガルに行くな。ベエル・シェバにおもむくな。ギルガルは必ず捕らえ移され、ベテルは無に帰するからだ。」
★人にではありません。あなたに呼びかけて下さる主の元にです。ヒデ

土曜日, 9月 29, 2012

20120929_ヨエル1-3

■ヨエル1:15ああ、その日よ。主の日は近い。全能者からの破壊のように、その日が来る。
★ヨエル書の中心メッセージは主の日の審判です。いなごの害は主の日にやって来る審判の前触れに過ぎません。しかしこうした災いこそ神様の憐れみに満ちた悔い改めへの招きであり、そこには豊かな祝福が伴います。私たちがどのように生きたか、神様の前で精算する日は速やかに近づいています。

■ヨエル2:32しかし、主の名を呼ぶ者はみな救われる。主が仰せられたように、シオンの山、エルサレムに、のがれる者があるからだ。その生き残った者のうちに、主が呼ばれる者がいる。
★あなたがたの着物ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださるからだ。(2:13)その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。その日、わたしは、しもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。(2:28-29)と新約聖書に引用されている有名な御言葉が並びます。みな確実に迫っている世の終わり、主の日の預言です。

■ヨエル3:20だが、ユダは永遠に人の住む所となり、エルサレムは代々にわたって人の住む所となる。
★神様はいかなる時にも憐れみ深いお方。願われていることは回復です。神様はご自身の民、あなたを愛しておられます。主の日の前にこの主の愛を受け取りましょう。私は掌にあなたの名を刻んだと語られる主は、新天新地においてもあなたが永遠に済む都にあなたの名を刻みたいのです。ヒデ

金曜日, 9月 28, 2012

20120928_ホセア8-14

■ホセア8:14イスラエルは自分の造り主を忘れて、多くの神殿を建て、ユダは城壁のある町々を増し加えた。しかし、わたしはその町々に火を放ち、その宮殿を焼き尽くす。

■ホセア9:1イスラエルよ。国々の民のように喜び楽しむな。あなたは自分の神にそむいて姦淫をし、すべての麦打ち場で受ける姦淫の報酬を愛したからだ。

■ホセア10:12あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる。

■ホセア11:8エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。どうしてわたしはあなたをアデマのように引き渡すことができようか。どうしてあなたをツェボイムのようにすることができようか。わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。

■ホセア12:6あなたはあなたの神に立ち返り、誠実と公義とを守り、絶えずあなたの神を待ち望め。

■ホセア13:14わたしはよみの力から、彼らを解き放ち、彼らを死から贖おう。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。よみよ。おまえの針はどこにあるのか。あわれみはわたしの目から隠されている。

■ホセア14:9知恵ある者はだれか。その人はこれらのことを悟るがよい。悟りある者はだれか。その人はそれらを知るがよい。主の道は平らだ。正しい者はこれを歩み、そむく者はこれにつまずく。

木曜日, 9月 27, 2012

20120927_ホセア1-7

■ホセア1:10イスラエル人の数は、海の砂のようになり、量ることも数えることもできなくなる。彼らは、「あなたがたはわたしの民ではない」と言われた所で、「あなたがたは生ける神の子らだ」と言われるようになる。

■ホセア2:19わたしはあなたと永遠に契りを結ぶ。正義と公義と、恵みとあわれみをもって、契りを結ぶ。2:20わたしは真実をもってあなたと契りを結ぶ。このとき、あなたは主を知ろう。

■ホセア3:5その後、イスラエル人は帰って来て、彼らの神、主と、彼らの王ダビデを尋ね求め、終わりの日に、おののきながら主とその恵みに来よう。

■ホセア4:6わたしの民は知識がないので滅ぼされる。あなたが知識を退けたので、わたしはあなたを退けて、わたしの祭司としない。あなたは神のおしえを忘れたので、わたしもまた、あなたの子らを忘れよう。

■ホセア5:4彼らは自分のわざを捨てて神に帰ろうとしない。姦淫の霊が彼らのうちにあって、彼らは主を知らないからだ。5:5イスラエルの高慢はその顔に現れている。イスラエルとエフライムは、おのれの不義につまずき、ユダもまた彼らとともにつまずく。

■ホセア6:1「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。6:2主は二日の後、私たちを生き返らせ、三日目に私たちを立ち上がらせる。私たちは、御前に生きるのだ。6:3私たちは、知ろう。主を知ることを切に追い求めよう。主は暁の光のように、確かに現れ、大雨のように、私たちのところに来、後の雨のように、地を潤される。」

■ホセア7:14 彼らはわたしに向かって心から叫ばず、ただ、床の上で泣きわめく。彼らは、穀物と新しいぶどう酒のためには集まって来るが、わたしからは離れ去る。ヒデ

水曜日, 9月 26, 2012

20120926_エゼキエル46-48

■エゼキエル46:13あなたは毎日、傷のない一歳の子羊一頭を全焼のいけにえとして、主にささげなければならない。これを毎朝ささげなければならない。
★ここでエゼキエルは毎日の礼拝について記します。そこには多様な礼拝を許しながらも、秩序と継続性の大切さが教えられます。民はこうして霊性が支えられ、健康的な周期をもって神様との交わりを楽しみました。あなたは日毎の礼拝が楽しみですか、それともおつとめになっていますか。

■エゼキエル47:9この川が流れて行く所はどこででも、そこに群がるあらゆる生物は生き、非常に多くの魚がいるようになる。この水が入ると、そこの水が良くなるからである。この川が入る所では、すべてのものが生きる。
★この水とは聖霊様の働きをあらわしています。その川は天の神殿の敷居の下から湧き上がり、今も変わることなく信じる人々の心の内に注がれ、その人の生涯から溢れ流れさせようと働きます。心を開いてこの聖霊様の恵みの中に生かされましょう。

■エゼキエル48:29以上が、あなたがたがイスラエルの部族ごとに、くじで相続地として分ける土地であり、以上が彼らの割り当て地である。──神である主の御告げ──
★未来の神様の王国について紹介される章です。そこには信仰によってアブラハムの子孫となったあなたの為にも相続地が用意されています。やがて過ぎ去る地上においては寄留者であっても、御国においては永遠の住まいが用意されるのです。「しかし我らの国籍は天にあり」を今一度かみしめましょう。それが、この世の誘惑に足下をすくわれない、強力な秘訣の一つです。ヒデ

月曜日, 9月 24, 2012

20120925_エゼキエル43-45

■エゼキエル43:27この期間が終わり、八日目と、その後は、祭司たちが祭壇の上で、あなたがたの全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげなければならない。そうすれば、わたしはあなたがたを受け入れる。──神である主の御告げ──
★主の定めに従っていけにえをささげなければならなかった旧約時代、しかしイエス・キリストにあるお互いは、主が一度で、しかも完全にご自身の命を十字架にささげられた贖いのゆえに、ただ信仰によって受け入れられる恵みの中に招かれました。「御子イエスの血は全ての罪から私たちをきよめるのである」との約束は今も2000年前と少しも変わらず効力を発揮し続けています。主の成し遂げられた贖いゆえに赦されている恵みをもう一度感謝しましょう。

■エゼキエル44:28これが彼らの相続地となる。わたしが彼らの相続地である。あなたがたはイスラエルの中で彼らに所有地を与えてはならない。わたしが彼らの所有地である。
★祭司が内に持つべき価値観が記されます。主が所有地、主こそがあなたの嗣業。あなたの住かです。この世に目を奪われ、祝福を受け取り損ねませんように。

■エゼキエル45:10正しいはかり、正しいエパ、正しいバテを使え。
★主がイスラエルの回復を前に民に命じられたことは特別なことではありません。むしろ当たり前のことが当たり前のこととして通るようにせよとの内容です。ほんの僅かの取るに足りないこと、しかし多くの場合、その僅かなことを曖昧にするところから、罪の誘惑に陥り、どうにもならなくなるのです。目覚めていましょう。そして人の前にではなく主の前にあゆみ続けましょう。ヒデ

20120924_エゼキエル40-42

■エゼキエル40:1私たちが捕囚となって二十五年目の年の初め、その月の十日、町が占領されてから十四年目のちょうどその日、主の御手が私の上にあり、私をそこへ連れて行った。40:2すなわち、神々しい幻のうちに、私はイスラエルの地へ連れて行かれ、非常に高い山の上に降ろされた。その南のほうに町が建てられているようであった。
★主こそがご自身の民に夢を与えられるお方です。さらにこの章では神殿の回復が描かれますが、それは神様が完全に民のもとに帰って来てくださることの現れです。そしてこの預言はイエス・キリストが成し遂げられた十字架の贖いによって完成しました。あなたこそが神の宮であり、主はあなたの心の内に住んで下さいました。

■エゼキエル41:4彼はまた、本堂に面して長さ二十キュビト、幅二十キュビトを測って、私に「これが至聖所だ」と言った。
★「これが至聖所だ」と、至聖所とは個別に確認されるべきところとして表現されています。あなたは日毎に至聖所を意識し確認しているでしょうか。主は「神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」と語られました。ただ、心の中でキリストを主とあがめましょう。(一ペテ3:15

■エゼキエル42:14祭司たちは聖所に入ったなら、そこから外庭に出てはならない。彼らが奉仕に用いる服は神聖だから、それを脱いで他の服に着替えてから民の所に近づかなければならない。」
★「最も聖なる場所」が強調されることによって、神様の真意を受け取りきれない民は物事を誤って聖と俗との価値観で分けるようになりました。しかし神様の御心はご自分の民がいつも神様の御前で生きる事です。遣わされた家庭、職場、学舎でキリストを生きましょう。ヒデ

日曜日, 9月 23, 2012

20120923_エゼキエル37-39

■エゼキエル37:14わたしがまた、わたしの霊をあなたがたのうちに入れると、あなたがたは生き返る。わたしは、あなたがたをあなたがたの地に住みつかせる。このとき、あなたがたは、主であるわたしがこれを語り、これを成し遂げたことを知ろう。──主の御告げ──
★主はエゼキエルに「人の子よ。これらの骨は生き返ることができようか。」と語られ、さらに「息に命じて預言せよ。生きよ」と勧められます。あなたはあなたの愛する者のこと、あるいはあなた自身のことで失望落胆していませんか。望みを捨ててはなりません。主の霊は人を生かすことができるからです。さあ愛する者の霊に向かって「生きよ」と命じましょう。あなたが夢を捨ててはなりません。

■エゼキエル38:2「人の子よ。メシェクとトバルの大首長であるマゴグの地のゴグに顔を向け、彼に預言して、38:3言え。神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。
★主がこの時エゼキエルに示された戦いは人間の歴史の最後に起るであると多くの学者が結論づけます。その内容は、どんな敵も神様の偉大な力に勝ることなく、神様はご自身の民を救われると言うことです。そう、あなたは必ず救われます。

■エゼキエル39:27わたしが彼らを国々の民の間から帰らせ、彼らの敵の地から集め、多くの国々が見ている前で、彼らのうちにわたしの聖なることを示すとき、39:28彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知ろう。わたしは彼らを国々に引いて行ったが、また彼らを彼らの地に集め、そこにひとりも残しておかないようにするからだ。
★バビロン捕囚からの帰還の預言であり、1948年イスラエル共和国樹立の預言であり、世の終わりの戦いののちの出来事の預言です。既に二つ成就しました。ヒデ

土曜日, 9月 22, 2012

20120922_エゼキエル34-36

■エゼキエル34:16わたしは失われたものを捜し、迷い出たものを連れ戻し、傷ついたものを包み、病気のものを力づける。わたしは、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは正しいさばきをもって彼らを養う。
★イスラエルの回復の預言です。なにゆえでしょう。主が牧者だからです。わき腹と肩で押しのけ、その角ですべての弱いものを突き倒し、ついに彼らを外に追い散らしてしまうものたちの思うままにさせることができないのです。更にここで主は「わたしは、彼らを牧するひとりの牧者、わたしのしもべダビデを起こす。彼は彼らを養い、彼らの牧者となる。」(34:23)と明確な救い主キリストの誕生の預言をされますが、それがイエス・キリストにあって成就したのです。
 
■エゼキエル35:6それゆえ、──わたしは生きている。神である主の御告げ──わたしは必ずおまえを血に渡す。血はおまえを追う。おまえは血を憎んだが、血はおまえを追いかける。
★エドムはエルサレム破壊に手を貸し、都が陥落した際に喜びました。しかし長年にわたる神の民への敵意は、ここに裁きとして帰結します。あなたは他者を批判することについて、どんな姿勢をとりますか。世の中には自分が蒔いた批判の種を、上に記されたエドムの様に刈り取る人がいます。
 
■エゼキエル36:38ちょうど、聖別された羊の群れのように、例祭のときのエルサレムの羊の群れのように、廃墟であった町々を人の群れで満たそう。このとき、彼らは、わたしが主であることを知ろう。」
★主はかつてイスラエルの裁きを通して、人々は私が主であることを知ろうと語られましたが、時満ちてここでは、回復を通して人々は私が主であることを知ろうと語られます。イスラエルへの主の願いも、あなたへの主の願いもひとつです。それは回復と交わりです。ヒデ

金曜日, 9月 21, 2012

20120921_エゼキエル31-33

■エゼキエル31:18エデンの木のうち、その栄えと偉大さで、あなたはどれに似ているだろうか。あなたもエデンの木とともに地下の国に落とされ、剣で刺し殺された者とともに、割礼を受けていない者たちの間に横たわるようになる。これは、パロと、そのすべての大軍のことである。──神である主の御告げ──
★主がエジプトについて語られた託宣です。なぜこの様なことに、その理由について主は「それゆえ、神である主はこう仰せられる。そのたけが高くなり、そのこずえが雲の中にそびえ、その心がおごり高ぶったから、」(31:10)と語られます。祝福を神様の恵みととらえるか、自分の力と捕らえるか、人は感謝を忘れた途端に必ず罠に陥ります。

■エゼキエル32:32わたしが生ける者の地に恐怖を与えたので、パロとその群集は、割礼を受けていない者たちの間で、剣で刺し殺された者たちとともに横たわる。──神である主の御告げ──
★地上のどんな国であれ、神様に反逆して心高ぶらせるなら、神様はそれを必ず罰せられます。主をおそれることが知識のはじめであることを受け取る事の尊さを覚えましょう。

■エゼキエル33:9あなたが、悪者にその道から立ち返るよう警告しても、彼がその道から立ち返らないなら、彼は自分の咎のために死ななければならない。しかし、あなたは自分のいのちを救うことになる。
★主はエゼキエルを「人の子よ。わたしはあなたをイスラエルの家の見張り人とした。あなたは、わたしの口からことばを聞くとき、わたしに代わって彼らに警告を与えよ」と召し出し、上の言葉を与えられました。あなたも、この時代、エゼキエルを召された同じ主によって召し出されました。あなたにはなすべき使命があります。ヒデ

木曜日, 9月 20, 2012

20120920_エゼキエル28-30

■エゼキエル28:16あなたの商いが繁盛すると、あなたのうちに暴虐が満ち、あなたは罪を犯した。そこで、わたしはあなたを汚れたものとして神の山から追い出し、守護者ケルブが火の石の間からあなたを消えうせさせた。
★天使長ルシファーがなにゆえにサタンとなったのかイザヤ14章と合わせて旧約聖書中数少ない預言です。主はここで高慢に陥ったツロの王に重ねてサタンのことを表現しますが、まさに高慢はサタンから来る霊で、人が最も罠に陥りやすい誘惑です。高慢は自分が特別でなければ納得しません。しかしあなたは、あなた同様、他の人も主の目には特別であることをもってこの誘惑の根を断固断ち切るのです。

■エゼキエル29:3こう語って言え。神である主はこう仰せられる。エジプトの王パロよ。わたしはあなたに立ち向かう。あなたは、自分の川の中に横たわる大きなわにで、『川は私のもの。私がこれを造った』と言っている。
★高慢に陥ったエジプトに対する主の裁きの宣言です。主はエジプトをワニに譬え、あごにかぎを付けて川の中から引きずり出すと語られます。主に立ち向かわれることの何と恐ろしいことか。しかし最後の悔い改めのチャンスでもあります。「あなたは翻って生きよ」と語られる主の言葉に励まされ、砕かれ赦されて生きる道を常に選び取りましょう。

■エゼキエル30:25わたしはバビロンの王の腕を強くし、パロの腕を垂れさせる。このとき、わたしがバビロンの王の手にわたしの剣を渡し、彼がそれをエジプトの地に差し向けると、彼らは、わたしが主であることを知ろう。
★ひとりひとりに命を与え、世界をご自身の御手の内に治めておられるのは昔も今も変わることなく主です。その時代その時代、主は人を用い、国を用いられます。その時代に神様のご計画にそって仕えたダビデの様(使徒16:36)に生きる人でありましょう。ヒデ

水曜日, 9月 19, 2012

20120919_エゼキエル25-27

■エゼキエル25:7それゆえ、わたしは、あなたに手を伸ばし、異邦の民にあなたをえじきとして与え、あなたを国々の民の中から断ち滅ぼし、国々の間から消えうせさせる。このとき、あなたは、わたしが主であることを知ろう。
★「……あなたは、わたしが主であることを知ろう。」とは、イスラエルを侮り、「あはは」と侮辱する近隣諸国、アモン人、モアブとセイル、エドム人、ペリシテ人に対する主の裁きの言葉です。たとえどんな状況でも主の目にはあなた同様イスラエルはかけがえのない選びの民。「もっとも小さい者の一人にしたのは、……しなかったのは私にした……しなかったのです」とはまさにここにも現れています。

■エゼキエル26:3それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。
★25章にあがった近隣諸国同様、イスラエルに対して「あはは」と侮辱するフェニキアの首都ツロに対する主の裁きの宣告です。人のふり見て我がふり直す人もいれば、我がふり直すどころか「あはは」と笑う愚か者も確かにいます。本当の自分を知らないゆえん。日毎に神様の言葉によって愚かな自分に気づかせて頂き、「主よ憐れんでください」と祈れることの幸いを感謝しましょう。

■エゼキエル27:27おまえのくずれ落ちる日に、おまえの財宝、貨物、商品、おまえの水夫、船員、修繕工、おまえの商品を商う者、おまえの中にいるすべての戦士、おまえの中にいる全集団も、海の真ん中に沈んでしまう。
★神様はご自身を侮るツロにたいして、彼らが得意とする洋上に引き出し、そこで滅ぼします。神様なしでも、あなたが意気揚々と出て行くところはどこでしょう。そここそが意気揚々どころか、あなたが最も謙虚にならなけれは、あなたの罠となる場所です。ヒデ

火曜日, 9月 18, 2012

20120918_エゼキエル23-24

■エゼキエル23:49あなたがたのみだらな行いの報いはあなたがたの上に下り、あなたがたはあなたがたの偶像の罪の罰を負わなければならない。このとき、あなたがたは、わたしが神、主であることを知ろう。」
★読み進む私たちの方が気が重くなり、目を背けたくなるような、イスラエルの偶像にうつつを抜かすありさまです。この時もある意味終わりの時代でした。そして今また終わりの時代です。心を確かにし、努めて祈り、お互いの身をきよく保ちましょう。「万物の終りが近づいている。だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて祈りなさい。」(一ペテ4:7)とある通りです。

■エゼキエル24:18その朝、私は民に語ったが、夕方、私の妻が死んだ。翌朝、私は命じられたとおりにした。
★預言者エゼキエルの妻が息を引き取りました。その時深い悲しみの中においても、エゼキエルは神様のことばに従いました。その生き様は偶像に心を焦がすイスラエルにどのように映ったことでしょう。私たちはエゼキエルのように、気乗りするときも、しないときも、神様を畏れるがゆえに、変わらない姿勢をもって神様に仕えているでしょうか。回りではなく自分自身を問い、自分の果たすべき責任を淡々と全うする預言者の姿から学びましょう。ヒデ

月曜日, 9月 17, 2012

20120917_エゼキエル21-22

■エゼキエル21:3イスラエルの地に言え。『主はこう仰せられる。今、わたしはあなたに立ち向かう。わたしは剣をさやから抜き、あなたのうちから、正しい者も悪者も断ち滅ぼす。……21:5このとき、すべての者は、主であるわたしが剣をさやから抜いたことを知ろう。剣はもう、さやに納められない。』
★ユダヤの律法では汚れたものは浄化のために火の中を通らせることが定められています。まさにここで抜かれた剣は、神様の裁きであり、浄化のためでしょう。忍耐に忍耐を重ねる主ですが、度が過ぎるとき遂に主は立ち上がられます。

■エゼキエル22:28その町の預言者たちは、むなしい幻を見、まやかしの占いをして、しっくいで上塗りをし、主が語られないのに『神である主がこう仰せられる』と言っている。22:29一般の人々も、しいたげを行い、物をかすめ、乏しい者や貧しい者を苦しめ、不法にも在留異国人をしいたげた。22:30わたしがこの国を滅ぼさないように、わたしは、この国のために、わたしの前で石垣を築き、破れ口を修理する者を彼らの間に捜し求めたが、見つからなかった。
★主が求められる人とは「破れ口を修理する者」です。表面的な預言を繰り返す預言者でもなければ、自分の幸せに支配され、そこから一歩も出ることができない一般者でもありません。父なる神様の心を知り、憐れみの心を受け取りそこに生きようとする人々です。主は「平和を造り出す人は幸いです。その人は神の子と呼ばれます。」と語られました。自動的には決して訪れない平和と神の国の拡大のために、破れ口に立って執り成し労する者とさせて頂きましょう。ヒデ

日曜日, 9月 16, 2012

20120916_エゼキエル18-20

■エゼキエル18:31あなたがたの犯したすべてのそむきの罪をあなたがたの中から放り出せ。こうして、新しい心と新しい霊を得よ。イスラエルの家よ。なぜ、あなたがたは死のうとするのか。18:32わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。──神である主の御告げ──だから、悔い改めて、生きよ。
★人が生かされることができるのは、生ける神様との交わりです。罪と高慢は人を神様との交わりから遠ざけます。主があなたに向かって「生きよ」と語って下さるメッセージによって、日ごとに新たにされて、恵みの中を歩みましょう。

■エゼキエル19:11その強い枝は王の杖となり、そのたけは茂みの中できわだって高く、多くの小枝をつけてきわだって見えた。19:12しかし、それは憤りのうちに引き抜かれ、地に投げ捨てられ、東風はその実を枯らし、その強い枝も折られて枯れ、火に焼き尽くされた。
★バビロンに捕囚されるユダの人々の比喩です。東風に襲われるときあなたの人生はどうでしょう。雨が降り、風が吹きつけ、洪水が押し寄せても、びくともしない岩の上に家を建てる賢い人としての歩みをさせて頂きましょう。

■エゼキエル20:9しかし、わたしはわたしの名のために、彼らが住んでいる諸国の民の目の前で、わたしの名を汚そうとはしなかった。わたしは諸国の民の目の前で彼らをエジプトの地から連れ出す、と知らせていたからだ。
★この章では「しかし、わたしはわたしの名のために……」が繰り返されます。そして、主の一方的な憐れみによって遂に母国に帰ったとき「20:43その所であなたがたは、自分の身を汚した自分たちの行いと、すべてのわざとを思い起こし、自分たちの行ったすべての悪のために、自分自身をいとうようになろう。」と預言されます。あなたを捨てない神様の姿です。ヒデ

土曜日, 9月 15, 2012

20120915_エゼキエル16-17

■エゼキエル16:47あなたは、ほんのしばらくの間だけ、彼らの道に歩まず、彼らの、忌みきらうべきわざをまねなかったが、ついにあなたのすべての道において、彼らよりも堕落してしまった。16:48わたしは誓って言うが、──神である主の御告げ──あなたの妹ソドムとその娘たちは決して、あなたと、あなたの娘たちがしたほどのことはしなかった。
★主は「わたしがあなたのそばを通りかかったとき、あなたが自分の血の中でもがいているのを見て、血に染まっているあなたに、『生きよ』と言い、血に染まっているあなたに、くり返して、『生きよ』と言った。」と、どれ程イスラエルに心を砕き、目を掛けていて下さったことか。にも関わらず、上の状況です。主の心の痛みはいかばかりでしょう。それにしてもなぜ人の心はこんなにも主から離れるのでしょうか。

■エゼキエル17:23わたしがそれをイスラエルの高い山に植えると、それは枝を伸ばし、実を結び、みごとな杉の木となり、その下にはあらゆる種類の鳥が住みつき、その枝の陰に宿る。17:24このとき、野のすべての木は、主であるわたしが、高い木を低くし、低い木を高くし、緑の木を枯らし、枯れ木に芽を出させることを知るようになる。主であるわたしが語り、わたしが行う。」
★高い者は低くされ、低い者は高くされ、みな神の家族、兄弟姉妹されること、これが神様の恵みです。あなたは低くされたことを喜んでいらっしゃいますか。ヒデ

金曜日, 9月 14, 2012

20120914_エゼキエル13-15

■エゼキエル13:14あなたがたがしっくいで上塗りした壁を、わたしが打ちこわし、地に倒してしまうので、その土台までもあばかれてしまう。それが倒れ落ちて、あなたがたがその中で滅びるとき、あなたがたは、わたしが主であることを知ろう。
★人は自分の罪深さ、汚れを誤魔化し、自分でそれを隠し、被おうとしますが、主はそれを完全に癒やすため関わり、ご自身主であることを明らかにしようとなさいます。

■エゼキエル14:3「人の子よ。これらの者たちは、自分たちの偶像を心の中に秘め、自分たちを不義に引き込むものを、顔の前に置いている。わたしは、どうして彼らの願いを聞いてやれようか。
イザヤ書59:1-2に「見よ。主の御手が短くて救えないのではない。その耳が遠くて、聞こえないのではない。あなたがたの咎が、あなたがたと、あなたがたの神との仕切りとなり、あなたがたの罪が御顔を隠させ、聞いてくださらないようにしたのだ。」と記されていることを思い出します。

■エゼキエル15:2人の子よ。ぶどうの木は、森の木立ちの間にあって、その枝が、ほかの木よりどれだけすぐれているのか。15:3その木を使って何かを作るためにその木は切り出されるだろうか。それとも、あらゆる器具を掛けるためにこれを使って木かぎを作るだろうか。
★実を結ぶためにかたちづくられたブドウの木。実を結ばなければ、他には何の役にも立ちません。柱にすることもできなければ、道具かけにもできません。同じように、主の民がその目的を果たし得なければ、何の役にも立ちません。イスラエルの民はその目的を受け取る事を拒み自分勝手に進みました。あなたが生かされ贖われた目的はなんでしょう。ヒデ

木曜日, 9月 13, 2012

20120913_ エゼキエル9-12

■エゼキエル9:6年寄りも、若い男も、若い女も、子どもも、女たちも殺して滅ぼせ。しかし、あのしるしのついた者にはだれにも近づいてはならない。まずわたしの聖所から始めよ。」そこで、彼らは神殿の前にいた老人たちから始めた。
★エルサレムの裁きに関する神様の命令です。まずその人を間違って罰することのないようにしるしを付けよとは、それ以外の人への容赦のない裁きを意味します。霊的な意味におけるキリストの血潮があなたの額に塗られているかそうでないか。それであなたの永遠は決定します。

■エゼキエル10:4主の栄光がケルブの上から上り、神殿の敷居に向かうと、神殿は雲で満たされ、また、庭は主の栄光の輝きで満たされた。
かつてアダムもこの光景を見ました(創世記3)。あなたもやがて新天新地において見るでしょう。覚えておいて下さい。ケルブです。

■エゼキエル11:19わたしは彼らに一つの心を与える。すなわち、わたしはあなたがたのうちに新しい霊を与える。わたしは彼らのからだから石の心を取り除き、彼らに肉の心を与える。
★主の回復の預言です。主がイスラエルにかかわる全ての目的は裁きが目的ではなく回復です。あなたに対する主への愛も変わりません。注がれている主の愛を受け取って心晴れやかに歩みましょう。

■エゼキエル12:3人の子よ。あなたは捕囚のための荷物を整え、彼らの見ている前で、昼のうちに移れ。彼らの見ている前で、今いる所から他の所へ移れ。もしかしたら、彼らに自分たちが反逆の家であることがわかるかもしれない。
★主は時に預言者を民全体への生けるメッセージとして用います。ここに預言者に求められる従順の大きな意味のひとつがあります。ヒデ

水曜日, 9月 12, 2012

20120912_ エゼキエル5-8

■エゼキエル5:15わたしが怒りと憤りと譴責とをもって、あなたにさばきを下すとき、あなたは回りの諸国の民のそしりとなり、ののしりとなり、戒め、恐れとなる。主であるわたしがこれを告げる。
★偶像礼拝にうつつを抜かすイスラエル。しかし神様はご自身の栄光を決して他のものに渡されることはありません。その結果が諸国の民の恐れです。諸国の民さえ恐れおののくのに、その心を頑なにするイスラエル。残念でなりません。

■エゼキエル6:9あなたがたのうちののがれた者たちは、とりこになって行く国々で、わたしを思い出そう。それは、わたしから離れる彼らの姦淫の心と、偶像を慕う彼らの姦淫の目をわたしが打ち砕くからだ。彼らが自分たちのあらゆる忌みきらうべきことをしたその悪をみずからいとうようになるとき、6:10彼らは、わたしが主であること、また、わたしがゆえもなくこのわざわいを彼らに下すと言ったのではないことを知ろう。」
このバビロン捕囚を経てイスラエルは二度と偶像礼拝をしない民となります。苦い経験、愚かな経験を恵みと変えて下さる主の愛にただ感謝。

■エゼキエル7:24わたしは異邦の民の中で最も悪い者どもを来させて、彼らの家々を占領させ、有力者たちの高ぶりをくじき、彼らの聖所を汚させよう。
★あなたの心を痛める高ぶったもの。彼を裁かれるのは主です。どうか彼のために罪を犯さないように。

■エゼキエル8:5その方は私に仰せられた。「人の子よ。さあ、目を上げて北のほうを見よ。」そこで、私が目を上げて北のほうを見ると、北のほうの祭壇の門の入口にねたみの偶像があった。
★ねたみは骨の腐れ、その腐れに蝕まれて死ぬことのないよう告白して捨てるべきものです。ヒデ

火曜日, 9月 11, 2012

20120911_ エゼキエル1-4

■エゼキエル1:3カルデヤ人の地のケバル川のほとりで、ブジの子、祭司エゼキエルにはっきりと主のことばがあり、主の御手が彼の上にあった。
★ユダの地に生まれ育ったエゼキエルは紀元前597年にバビロニヤ人が攻撃してきた時、神殿の祭司となるべく準備していました。彼は他の1万人の民と共に捕囚として連れ去られます。それから5年後エゼキエルが30歳になった時、神様は預言者として彼を召命なさいます。同時期エレミヤはユダの地においてユダヤ人に向かって語り、ダニエルはネブカデネザルの宮殿で仕事をします。エゼキエルは捕囚は短期間であるとの偽りの希望をぬぐい去り、本当の希望は神様と共にあることであることを明確にします。

■エゼキエル2:8人の子よ。わたしがあなたに語ることを聞け。反逆の家のようにあなたは逆らってはならない。あなたの口を大きく開いて、わたしがあなたに与えるものを食べよ。」
こうして預言者エゼキエルは神様によって養われます。あなたもこの時代にあって、預言者として神様は召し出されました。あなたは既に世の光、地の塩です。その使命を神様にあって大胆に果たしましょう。

■エゼキエル3:18わたしが悪者に、『あなたは必ず死ぬ』と言うとき、もしあなたが彼に警告を与えず、悪者に悪の道から離れて生きのびるように語って、警告しないなら、その悪者は自分の不義のために死ぬ。そして、わたしは彼の血の責任をあなたに問う。
★預言者の働きとは厳粛です。恐れるべきは人ではなく主です。

■エゼキエル4:16そして、私に仰せられた。「人の子よ。見よ。わたしはエルサレムで、パンのたくわえをなくしてしまおう。それで彼らはこわごわパンを量って食べ、おびえながら水を量って飲むであろう。
★こうして神様は預言者を通して民を回復の民となるべく整えられるのです。ヒデ

月曜日, 9月 10, 2012

20120910_エレミヤ51-52

■エレミヤ51:45わたしの民よ。その中から出よ。主の燃える怒りを免れて、おのおの自分のいのちを救え。
★主がバビロンに住むユダの人々に向かって語られる言葉です。現代においてバビロンとはまさに「この世」を表し、ヨハネの黙示録に至っては罪の巣窟として表されています。「その中から出よ。」との言葉が、何か主から今あなたに語られている言葉として感じることがありますか。あれば示されるとおりに受け取りましょう。そしてそこから出るのです。命を救うために。

■エレミヤ52:34彼の生活費は、死ぬ日までその一生の間、日々の分をいつもバビロンの王から支給されていた。
エレミヤ書最後の言葉です。この世の観点か見るなら必ずしもエレミヤは成功の人生を生きたと言い難いものがあります。財産もなければ友もなく、家族もありません。しかし彼は神様が託して下さった仕事をやり遂げることにおいては成功します。成功は決して評判、名声、運によって測られるものではありません。神様の視点はその人の従順さ、忠実さにあります。あなたは神様の前に成功の人生を生きるのです。ヒデ

日曜日, 9月 09, 2012

20120909_エレミヤ49-50

■エレミヤ49:16岩の住みかに住む者、丘の頂を占める者よ。あなたの脅かしが、あなた自身を欺いた。あなたの心は高慢だ。あなたが鷲のように巣を高くしても、わたしは、そこから引き降ろす。──主の御告げ──
★エドム人への預言です。エドムはその立地から自分たちは無敵だと思っていました。そして彼らはそのおごりのゆえに破壊されます。おごりは個人だけでなく国民をも破壊させます。それは神様の助けなくして自分たちだけでやって行けるという考えを信じ込ませてしまいまいます。ある人にとっては神様や他者に仕えることすらその人をおごりに導きます。神様におごりを指摘して頂きましょう。そして捨てましょう。末永く祝福に生きる為です。

■エレミヤ50:2 「諸国の民の間に告げ、旗を掲げて知らせよ。隠さずに言え。『バビロンは捕らえられた。ベルははずかしめられ、メロダクは砕かれた。その像ははずかしめられ、その偶像は砕かれた。』
その力の絶頂期、バビロニヤ帝国は無敵のように思われました。しかし神様から与えられた役割であるユダの罪への裁きを終えたとき、バビロン自身もその罪のために罰され、倒されます。まちがってはなりません。人は蒔いたものを刈り取ることになります。おごらず、常に神様の恵みに感謝し神様を愛し隣人を愛する生き方をお互いのライフスタイルとさせて頂きましょう。ヒデ

土曜日, 9月 08, 2012

20120908_エレミヤ46-48

■エレミヤ46:28わたしのしもべヤコブよ。恐れるな。──主の御告げ──わたしがあなたとともにいるからだ。わたしは、あなたを追いやった先のすべての国々を滅ぼし尽くすからだ。わたしはあなたを滅ぼし尽くさない。公義によって、あなたを懲らしめ、あなたを罰せずにおくことは決してないが。」
★信じがたい程の主の憐れみです。エジプトにくだり偶像礼拝にうつつを抜かすユダの民に対しても、主は上の様に語られます。確かに人は蒔いたものの刈り取りが求められるでしょう。しかし主は決してその人の存在を諦められることはありません。

■エレミヤ47:1パロがまだガザを打たないうちに、ペリシテ人について、預言者エレミヤにあった主のことば。
★ユダに隣接する海岸沿いの平野にあったペリシテは常にイスラエル人たちにとって悩みの種でり、この2つの民族は常に戦争を繰り返していました。主はこれら周りの状況も用い、整えながら、なおイスラエルの回復のために心を砕かれます。こんな神様が一体どこにあるでしょう。ユダは愛されているのです。

■エレミヤ48:29私たちはモアブの高ぶりを聞いた。実に高慢だ。その高慢、その高ぶり、その誇り、その心の高ぶりを。
モアブとはロトが自分の娘との近親相姦によって生まれた民族です。彼らは常にイスラエルに偶像を持ち込みますが、遂にバビロンに占領される時点で国民としては消え去ります。神様は高慢を大目に見ることはなさいません。なぜなら高慢とは神様の恵みと御力を自分の手柄にすることであり、人を見下すことだからです。ヒデ

金曜日, 9月 07, 2012

20120907_エレミヤ42-45

■エレミヤ42:6私たちは良くても悪くても、あなたを遣わされた私たちの神、主の御声に聞き従います。私たちが私たちの神、主の御声に聞き従ってしあわせを得るためです。」
★バビロンへの捕囚を免れた僅かの残りの民は、砕かれた心をもって、神様の御心を語って下さいとエレミヤの前にでます。主は彼らの内にエジプトに下りたい動機があることを知り、エレミヤを通してそれを指摘します。その結果はエレミヤに対する反発でした。隠された動機に触れられるときどんな反応をするか。それによってその人の生涯は大きく変わります。

■エレミヤ43:7エジプトの国に行った。彼らは主の御声に聞き従わなかったのである。こうして、彼らはタフパヌヘスまで来た。
★「ユダに留まれ、エジプトに下ってはならない」との言葉はこうして破られます。結局彼らは自分の思いを貫いたのです。残念です。

■エレミヤ44:12わたしは、寄留しにエジプトの国へ行こうと決心したユダの残りの者を取り除く。彼らはみな、エジプトの国で、剣とききんに倒れて滅びる。身分の低い者も高い者もみな、剣とききんで死に、のろい、恐怖、ののしり、そしりとなる。
と主がエレミヤを通して語られても「私たちは従うわけにはいかない」とユダの民は語り、さらにエジプトにおける偶像礼拝を止めないとそれを実行します。残念です。

■エレミヤ45:5あなたは、自分のために大きなことを求めるのか。求めるな。見よ。わたしがすべての肉なる者に、わざわいを下すからだ。──主の御告げ──しかし、わたしは、あなたの行くどんな所ででも、あなたのいのちを分捕り物としてあなたに与える。』」
★口述筆記によってエレミヤを助けたバルクに向かって主が語られた言葉です。ヒデ

木曜日, 9月 06, 2012

20120906_エレミヤ38-41

■エレミヤ38:19しかし、ゼデキヤ王はエレミヤに言った。「私は、カルデヤ人に投降したユダヤ人たちを恐れる。カルデヤ人が私を彼らの手に渡し、彼らが私をなぶりものにするかもしれない。」
★南ユダの王ゼデキヤは恐れをそのまま預言者エレミヤを通して神様の前に告白します。そして神様を信頼する道を選び取りました。不安が大きければ大きい程、人は狼狽し迷いさまざまなところに手を伸ばそうとします。しかしどこかで腹をくくらなければなりません。ゼデキヤは主に信頼する道を選び取りました。

■エレミヤ39:17しかしその日、わたしはあなたを救い出す。──主の御告げ──あなたはあなたが恐れている者たちの手に渡されることはない。
★主を畏れ主の御声に聞き従ったクシュ人エベデ・メレクに語られた主の言葉です。主を畏れる者への主の憐れみはいつの時代も真実です。

■エレミヤ40:6そこでエレミヤは、ミツパにいるアヒカムの子ゲダルヤのところに行って、彼とともに、国に残された民の中に住んだ。
バビロンの侍従長からエレミヤはどこへ行ってもよいと自由を与えられます。バビロンに行けばユダの捕囚の民からは憎まれるでしょうがバビロンからは優遇されるでしょう。しかし彼は自ら裏切り者でないことを示すためにユダの地に留まります。こうして彼は保身のためではなく、ただ示された神の言葉に忠実に歩む預言者であることを証ししたのです。

■エレミヤ41:2そのとき、ネタヌヤの子イシュマエルと、彼とともにいた十人の部下は立ち上がって、シャファンの子アヒカムの子ゲダルヤを剣で打ち殺した。イシュマエルは、バビロンの王がこの国の総督にした者を殺した。
★自分が指導者として選ばれなかったイシュマエルの仕業です。ゲダルヤは愚かにも暗殺の警告を無視したのです。体制が変わるときこそあなたの内にあるキリストの霊があなたを守ります。ヒデ

水曜日, 9月 05, 2012

20120905_エレミヤ35-37

■エレミヤ35:18エレミヤはレカブ人の家の者に言った。「イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。『あなたがたは、先祖ヨナダブの命令に聞き従い、そのすべての命令を守り、すべて彼があなたがたに命じたとおりに行った。』
★先祖から「家を建てたり、ぶどう畑を作ったり、酒を飲んではならない。あなたがたが寄留している地の面に末長く生きるために、一生、天幕に住め」と語られたレカブ人はそれを守り、主から祝福をうけます。しかし南ユダの人々は?主は口先の巧妙さではなく、心からの従順を喜び、それを見られ、それに酬いて下さるお方です。

■エレミヤ36:23エフディが三、四段を読むごとに、王は書記の小刀でそれを裂いては、暖炉の火に投げ入れ、ついに、暖炉の火で巻き物全部を焼き尽くした。36:24王も、彼のすべての家来たちも、これらのすべてのことばを聞きながら、恐れようともせず、衣を裂こうともしなかった。
ユダの王エホヤキムの、神の言葉に対して聞く耳を持とうとしない態度です。こうして彼は家系に主が流して下さろうとする祝福を失い滅びを自らの身に招きました。

■エレミヤ37:17ゼデキヤ王は人をやって彼を召し寄せた。王は自分の家でひそかに彼に尋ねて言った。「主から、みことばがあったか。」エレミヤは、「ありました」と言った。そして「あなたはバビロンの王の手に渡されます」と言った。
★窮地に追い込まれたユダの王ゼデキヤは神の言葉を聞こうと密かにエレミヤを招き入れます。何か心の拠り所と慰めが欲しかったです。しかしその場合、主が語られた言葉に聞き従おうとの決心をなして聞くことが大切です。そうでなければせっかく神様の言葉を聞いたとしても何の祝福にもつながりません。ヒデ

火曜日, 9月 04, 2012

20120904_エレミヤ32-34

■エレミヤ32:42まことに、主はこう仰せられる。「わたしがこの大きなわざわいをみな、この民にもたらしたように、わたしが彼らに語っている幸福もみな、わたしが彼らにもたらす。
★バビロン捕囚後の回復についても昨日同様、この章でも語られます。主のはらわた、それは主への畏れが民の中に留まり、真の平和が国中に満ちること。神様抜きの平和のもろさを数え、神様を畏れる恵みを自分の中で深めてみませんか。

■エレミヤ33:3わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。
この章にも神様のふところは明らかです。ただ南ユダの回復です。主はご自身の民を愛しておられます。交わりの回復を願っておられます。どん底からの心からの叫び、神様は決してその叫びを軽んじられることはありません。

■エレミヤ34:4ユダの王ゼデキヤ。ただ、主のことばを聞きなさい。主はあなたについてこう仰せられる。『あなたは剣で死ぬことはない。34:5あなたは安らかに死んで、人々は、あなたの先祖たち、あなたの先にいた王たちのために香をたいたように、あなたのためにも香をたき、ああ主君よと言ってあなたをいたむ。このことを語るのはわたしだ。』──主の御告げ──
★バビロンの王ネブカデネザルが攻めて来たとき、主は上の言葉をゼデキヤに語ります。ネブカデネザル王にまさるお方である主の言葉によってゼデキヤはどれほど慰められたでしょう。いえそれ以上に目に見える出来事に支配され狼狽することなくあくまでもイスラエルの王として自ら振る舞うことができたでしょう。主の言葉を聞くことの出来る人生に導かれた豊かさを感謝しましょう。ヒデ

月曜日, 9月 03, 2012

20120903_エレミヤ30-31

■エレミヤ30:3見よ。その日が来る。──主の御告げ──その日、わたしは、わたしの民イスラエルとユダの繁栄を元どおりにすると、主は言う。わたしは彼らをその先祖たちに与えた地に帰らせる。彼らはそれを所有する。」
★主はかきさかれますが、また癒やし包んで下さるお方です。主が近づかれる全ての動機は裁きが目的ではなく癒やしと回復が目的です。しかし罪は神様を誤解させ、恐いお方と思わせます。その結果、人はアダム以来、神様を恐れて、神様との間に何かをおいて、身を隠してきたのです。それがアダムの場合は園の木でした。しかしあなたは父なる神様との間に物ではなくキリストを置いたので恐れではなく喜びと平安を得ることができたのです。主の贖いのみわざに感謝しましょう。

■エレミヤ31:33彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこうだ。──主の御告げ──わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。
聖書にご自身を証しされた私たちの造り主なる神様は、私たちに宗教や単なる道徳を与えようとなさるお方ではありません。ご自身を与え、命そのものを与えてくださるお方です。このお方との交わりに生かされる生涯、それが人としての本来の生き方です。この法則にあって歩むあなたの上に神様の祝福が今日も豊かにありますように。行ってらっしゃい。ヒデ

日曜日, 9月 02, 2012

20120902_エレミヤ26-29

■エレミヤ26:8主がすべての民に語れと命じたことをみな、エレミヤが語り終えたとき、祭司と預言者とすべての民は彼を捕らえて言った。「あなたは必ず死ななければならない。
★果たしてそうでしょうか。語られた側の方が変わるべきなのに、変わりたくないので上のように語っているだけではないでしょうか。人は自分が賞賛され評価されることを聞くことは大好きですが、自分の問題点が指摘され、変わることが求められるとき、残念かな、多くの人は上の様に反応します。

■エレミヤ27:15「わたしは彼らを遣わさなかったのに、──主の御告げ──彼らは、わたしの名によって偽りを預言している。それでわたしはあなたがたを追い散らし、あなたがたも、あなたがたに預言している預言者たちも滅びるようにする。」
★偽りの預言か、そうでないか。あなたはどうしてそれを見抜きますか。その秘訣はキリストの中に留まり続ける事です。

■エレミヤ28:13「行って、ハナヌヤに次のように言え。『主はこう仰せられる。あなたは木のかせを砕いたが、その代わりに、鉄のかせを作ることになる。
不従順をもって神のわざを打ち砕こうとしても無駄なこと。より強固な力をもって主は愛する者に関わられます。

■エレミヤ29:11 わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。──主の御告げ──それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
災難の中には自分が肉に蒔いた刈り取りの場合もあるでしょう。ユダの人々のバビロン捕囚はまさにそれでした。しかしその更なる上に主の許可があったのです。主は滅びで終わらせない愛と回復の計画を、あなたの人生にも用意しておられます。ヒデ

土曜日, 9月 01, 2012

20120901_エレミヤ23-25

■エレミヤ23:28夢を見る預言者は夢を述べるがよい。しかし、わたしのことばを聞く者は、わたしのことばを忠実に語らなければならない。麦はわらと何のかかわりがあろうか。──主の御告げ──23:32見よ。わたしは偽りの夢を預言する者たちの敵となる。──主の御告げ──彼らは、偽りと自慢話をわたしの民に述べて惑わしている。わたしは彼らを遣わさず、彼らに命じもしなかった。彼らはこの民にとって、何の役にも立ちはしない。──主の御告げ──
★あなたは見た夢を御心とよく関連付けますか。神様は確かに夢を用いる場合もあります。しかし夢には自分の解釈が入り込むので要注意です。それよりむしろ神の言葉、聖書の言葉に従順する生活を優先しましょう。そこには間違いはありません。

■エレミヤ24:6わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。
★主があなたに関わられる理由がまさにここに。祝福するためです。主は傷つけ、包み、癒されるお方です。

■エレミヤ25:12 七十年の終わりに、わたしはバビロンの王とその民、──主の御告げ──またカルデヤ人の地を、彼らの咎のゆえに罰し、これを永遠に荒れ果てた地とする。
南ユダがバビロンに70年捕囚される預言で、歴史はこの預言の通りになりました。天地は滅び、やがて新天新地があらわれます。しかし神様の言葉は永遠に変わることなく滅びることはありません。神の言葉を「聞き」、「従う」者として、岩の上に家を建てる賢い者としての歩みを全うしましょう。ヒデ