水曜日, 11月 30, 2016

20161130_1サムエル22

■1サムエル22:12 サウルは言った。「聞け。アヒトブの息子。」彼は答えた。「はい、王さま。ここにおります。」
 22:13 サウルは彼に言った。「おまえとエッサイの子は、なぜ私に謀反を企てるのか。おまえは彼にパンと剣を与え、彼がきょうあるように、私に、はむかうために彼のために神に伺ったりしている。」
 22:14 アヒメレクは王に答えて言った。「あなたの家来のうち、ダビデほど忠実な者が、ほかにだれかいるでしょうか。ダビデは王の婿であり、あなたの護衛の長であり、あなたの家では尊敬されているではありませんか。
★ダビデとアビメレクのやり取りを聞いてサウル王に訴えたエドム人エドクもエドクですが。サウル王のこの後の行動にはことばがありません。85人もの祭司を皆殺しにするとは。まさにこれが妬みと恐れに心を支配された者の行動でこんなにも人を冷酷にするとは。主の愛で心がいっぱいに満たされることを求めましょう。

火曜日, 11月 29, 2016

20161129_1サムエル21

■1サムエル21:12 ダビデは、このことばを気にして、ガテの王アキシュを非常に恐れた。 21:13 それでダビデは彼らの前で気が違ったかのようにふるまい、捕らえられて狂ったふりをし、門のとびらに傷をつけたり、ひげによだれを流したりした。
★「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った」とはサウル王の殺意から逃れてガテの王アキシュのもとに身を隠そうとしたダビデにアキシュの兵士たちが語った言葉です。あり得ないサウル王の殺意ゆえに極度の恐れと緊張の中に置かれているダビデですが、上の言葉は更にそれに輪を掛けるものでした。気が違った者の姿を装わなければ、身の危険から自らを守れない状況とは。しかしダビデはこの状況さえも信仰と祈りによって克服します。くすぶる灯心、痛んだ芦を折ることのない神様がおられるからです。

月曜日, 11月 28, 2016

20161128_1サムエル20

20161128_1サムエル20
■1サムエル20:30 サウルはヨナタンに怒りを燃やして言った。「このばいたの息子め。おまえがエッサイの子にえこひいきをして、自分をはずかしめ、自分の母親の恥をさらしているのを、この私が知らないとでも思っているのか。 20:31 エッサイの子がこの地上に生きているかぎり、おまえも、おまえの王位も危うくなるのだ。今、人をやって、あれを私のところに連れて来い。あれは殺さなければならない。」
★何のための王位か。自らを高くするためのものか。民を愛し国を治めるためのものか。それをはき違えるとき息子にまで槍を投げることに。力は高慢と貪欲で人を盲目にする恐ろしさがあります。侮ってはなりません。

日曜日, 11月 27, 2016

20161127_1サムエル19

■1サムエル19:17 サウルはミカルに言った。「なぜ、このようにして私を欺き、私の敵を逃がし、のがれさせたのか。」ミカルはサウルに言った。「あの人は、『私を逃がしてくれ。私がどうしておまえを殺せよう』と私に言ったのです。」
★サウルの娘ミカルへの言葉ですが、誤解です。決してダビデはサウルの敵ではありません。サウルよ何に捕らわれているのであなたにはそう見えるのですか。

土曜日, 11月 26, 2016

20161126_1サムエル18

■1サムエル18:16 イスラエルとユダの人々はみな、ダビデを愛した。彼が彼らの先に立って行動していたからである。
★サウルは人気を得たことで高慢、尊大になりましたが、ダビデは国中の称賛を受けても謙虚であり続けます。ダビデはほとんどすべてのことに成功し、国中で有名になりますが、国民の支持を利用してサウルに敵対しようとはしません。私たちは人気によって自分の価値観を歪めてはなりません。舞台中央にいないときに謙遜であることは比較的やさしいですが、称賛や栄誉を受けたら、あなたはどのように対応するでしょうか。

金曜日, 11月 25, 2016

20161125_1サムエル17

■1サムエル17:46 きょう、【主】はおまえを私の手に渡される。私はおまえを打って、おまえの頭を胴体から離し、きょう、ペリシテ人の陣営のしかばねを、空の鳥、地の獣に与える。すべての国は、イスラエルに神がおられることを知るであろう。
 17:47 この全集団も、【主】が剣や槍を使わずに救うことを知るであろう。この戦いは【主】の戦いだ。主はおまえたちをわれわれの手に渡される。」
★確かに主は外の顔かたちではなく、心を見られるその価値観でダビデを召されましたが、人も自分が持っている価値観に支配されます。その価値観ゆえにゴリアテを見たとき人々は恐れ身動きが取れなくなりましたが、ダビデは勝利の確信を得ます。目には見えませんが必ず持っている自分の価値観とはどんなものか主に尋ねてみましょう。自分も主の戦いに参戦し勝利を得るために。

木曜日, 11月 24, 2016

20161124_1サムエル16

■1サムエル16:6 彼らが来たとき、サムエルはエリアブを見て、「確かに、【主】の前で油をそそがれる者だ」と思った。
 16:7 しかし【主】はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、【主】は心を見る。」
★私たちは何を高めようとしているでしょうか。誰からの賞賛を得ようとしているでしょうか。何に時間とお金をかけようとしているでしょうか。神様を求めましょう。御心が天でなるごとく地でもなされるために自分に託されていることを追い求めましょう。

水曜日, 11月 23, 2016

20161123_1サムエル15

■1サムエル15:17 サムエルは言った。「あなたは、自分では小さい者にすぎないと思ってはいても、イスラエルの諸部族のかしらではありませんか。【主】があなたに油をそそぎ、イスラエルの王とされました。
★サウルはここに記されたアマレク人との戦いで聖絶の物に関して主の命ぜられた通りにせず、民からの人気が下がるのを恐れて民のよいようにさせます。その結果ここ以降サムエルと主はサウルから離れます。たとえ自分を卑下しても主がイスラエルの王とした自ら。人の心の奥に深く巣くうコンプレックスは思わぬ滅びへとその人を向かわせます。「あなたは私の目に高価で尊い」との主の御声を心の奥深くに受け取ることがいかに尊いことでしょう。

月曜日, 11月 21, 2016

20161120_1サムエル12

20161120_1サムエル12
■1サムエル13:12 今にもペリシテ人がギルガルの私のところに下って来ようとしているのに、私は、まだ主に嘆願していないと考え、思い切って全焼のいけにえをささげたのです。」
 13:13 サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをしたものだ。あなたの神、【主】が命じた命令を守らなかった。【主】は今、イスラエルにあなたの王国を永遠に確立されたであろうに。
★全焼のいけにえとは祭司がささげるべきもので王がささげることはできません。この箇所はどんな理由、状況があろうとも越えてはならないことがあることを教えます。自分が責任を持って解決すべきことと、忍耐を持って見守るべきこと。この一線を越えることは自らを神とする一歩の可能性があることを知り、慎重の上にも慎重を帰すべきです。まさに神様はその時の動機を見られます。

日曜日, 11月 20, 2016

20161120_1サムエル12

■1サムエル12:22 まことに【主】は、ご自分の偉大な御名のために、ご自分の民を捨て去らない。【主】はあえて、あなたがたをご自分の民とされるからだ。12:23 私もまた、あなたがたのために祈るのをやめて【主】に罪を犯すことなど、とてもできない。私はあなたがたに、よい正しい道を教えよう。12:24 ただ、【主】を恐れ、心を尽くし、誠意をもって主に仕えなさい。主がどれほど偉大なことをあなたがたになさったかを見分けなさい。
★祈る事をやめることが罪と受けとめたのは、神様を愛し、イスラエルを愛するサムエルの自発的な自覚です。あなたには祈ることをやめることができない愛すべき人がありますか。

土曜日, 11月 19, 2016

20161119_1サムエル11

■1サムエル11:6 サウルがこれらのことを聞いたとき、神の霊がサウルの上に激しく下った。それで彼の怒りは激しく燃え上がった。 11:11 翌日、サウルは民を三組に分け、夜明けの見張りの時、陣営に突入し、昼までアモン人を打った。残された者もいたが、散って行って、ふたりの者が共に残ることはなかった。
★「右目をえぐり取らなければ……」とヤベシュの人々に迫るアンモン人ナハシュの言葉を聞いたときのサウルの対応です。王としての召命のおりには身を隠していたサウルでしたが、この時は実に頼もしい態度でした。神様の霊が人にもたらす力の偉大さを思います。神様ご自身を求めましょう。

御影福音教会森英樹
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金曜日, 11月 18, 2016

20161118_1サムエル10

■1サムエル10:25 サムエルは民に王の責任を告げ、それを文書にしるして【主】の前に納めた。こうしてサムエルは民をみな、それぞれ自分の家へ帰した。 10:27 しかし、よこしまな者たちは、「この者がどうしてわれわれを救えよう」と言って軽蔑し、彼に贈り物を持って来なかった。しかしサウルは黙っていた。
★サムエルはくじを引く前に事前に主がサウルを王として召されたことを伝えます。その後、神様はくじを用いて、民の前でサウルを王として召し出されます。そればかりではなく、サウルが他の預言者と一緒に預言することで「サウルも預言者の一人なのか」と民が王として受け止め易いよう道ぞなえもされます。主があなたの前に道を備え、いくつものしるしをもって導かれるなら躊躇してはなりません。信仰の一歩を踏み出しましょう。

木曜日, 11月 17, 2016

20161117_1サムエル9

■1サムエル9:19 サムエルはサウルに答えて言った。「私がその予見者です。この先のあの高き所に上りなさい。きょう、あなたがたは私といっしょに食事をすることになっています。あしたの朝、私があなたをお送りしましょう。あなたの心にあることを全部、明かしましょう。9:20 三日前にいなくなったあなたの雌ろばについては、もう気にかけないように。あれは見つかっています。イスラエルのすべてが望んでいるものは、だれのものでしょう。それはあなたのもの、あなたの父の全家のものではありませんか。」
★「たまたま起こった」と思うことが神様の摂理の御手の中にあったことをこの出来事は私たちに教えます。様々に起こる良いと思える状況や悪いと思える状況を表面的に捉え一喜一憂してはなりません。その背後には神様の存在とご計画があることを思いましょう。

水曜日, 11月 16, 2016

20161116_1サムエル8

■1サムエル8:19 それでもこの民は、サムエルの言うことを聞こうとしなかった。そして言った。「いや。どうしても、私たちの上には王がいなくてはなりません。 8:20 私たちも、ほかのすべての国民のようになり、私たちの王が私たちをさばき、王が私たちの先に立って出陣し、私たちの戦いを戦ってくれるでしょう。」
★イスラエルは聖なる国民と呼ばれ、他のあらゆる民族から分離された独自の存在です。しかしイスラエルが王を求めた動機は、周囲の諸国と同じようになることでした。私たちはしばしば、他人の価値観や行動によって自分たちの態度や行動を決めてしまうことがあります。恐れや見栄のために『自分のために……してくれる』王を求めることは霊的破滅に向かう罠です。

火曜日, 11月 15, 2016

20161115_1サムエル7

■1サムエル7:15 サムエルは、一生の間、イスラエルをさばいた。7:16 彼は毎年、ベテル、ギルガル、ミツパを巡回し、それらの地でイスラエルをさばき、7:17 ラマに帰った。そこに自分の家があったからである。彼はそこでイスラエルをさばいた。彼はまた、そこに【主】のために一つの祭壇を築いた。
★小事に忠実であることが神様の働き人にとって如何に重要かをサムエルは証明します。幼くして主の御声を求めたサムエルはイスラエル最大の士師となり国を守りました。

月曜日, 11月 14, 2016

20161114_1サムエル6

■1サムエル6:19 主はベテ・シェメシュの人たちを打たれた。【主】の箱の中を見たからである。そのとき主は、その民五万七十人を打たれた。【主】が民を激しく打たれたので、民は喪に服した。
★原因不明の腫物がペリシテを覆ったとき、契約の箱をイスラエルから奪ったゆえの神の裁きと受け止め、ペリシテの人々はイスラエルに契約の箱を送り返します。しかしそれを受け取った側のベテ・シェメシュの人々が打たれるとは。
異邦の民であろうと、契約の民であろうと神様の基準は変わりません。決して神様は人に利用されるお方ではなく、真に畏れをもってご自身に近づく者を祝福されるお方です。人が上から目線と興味本位で神を知ろうとのぞき込むことをゆるされるお方ではありません。

日曜日, 11月 13, 2016

20161113_1サムエル5

■1サムエル5:11 そこで彼らは人をやり、ペリシテ人の領主を全部集めて、「イスラエルの神の箱を送って、もとの所に戻っていただきましょう。私たちと、この民とを殺すことがないように」と言った。町中に死の恐慌があったからである。神の手は、そこに非常に重くのしかかっていた。
★戦いに勝利しイスラエルから契約の箱を奪い取ったペリシテ人。しかしペリシテの地において契約の箱が持ち運ばれところ、ところに災いが。その結果が今日の引用聖句です。なんと神様は憐れみ深いお方か。イスラエルを決して捨てておられません。しかも、神様を侮る者たちを罰せずにおくこともありません。

土曜日, 11月 12, 2016

20161112_1サムエル4

■1サムエル4:10 こうしてペリシテ人は戦ったので、イスラエルは打ち負かされ、おのおの自分たちの天幕に逃げた。そのとき、非常に激しい疫病が起こり、イスラエルの歩兵三万人が倒れた。4:11 神の箱は奪われ、エリのふたりの息子、ホフニとピネハスは死んだ。
★まるでイスラエルは至聖所から出すべからざる契約の箱を御守りのように扱い、一時的にはペリシテ人に動揺を与えますが、その恐れのゆえにかえって一致団結したペリシテ軍に打ち負かされます。神様にあって自立し、その責任を主体的に果たして行こうとする信仰と、神頼みの信仰の違いを教えられます。神頼み信仰によっては決してこの世の肉の闘いに勝利することはできません。契約の箱ではなく、そこに住まうことをよしとされた神様の臨在そのものを求める者でありましょう。

金曜日, 11月 11, 2016

20161111_1サムエル3

■1サムエル3:18 それでサムエルは、すべてのことを話して、何も隠さなかった。エリは言った。「その方は【主】だ。主がみこころにかなうことをなさいますように。」
 3:21 【主】は再びシロで現れた。【主】のことばによって、【主】がご自身をシロでサムエルに現されたからである。
★示される神の御心を生きることの尊さを思います。祭司エリは息子たちの罪の為に裁きを聞くかたちで主からの語りかけを受けます。「きっと裁かれるに違いない」との思いに支配される前に、その罪をかなぐり捨てて恵みの主の御手に落ち込むことがいかに尊いことか。主から聞いたエリ家族の滅びをそのまま伝えなければならない少年サムエル、いかに心苦しいことだったでしょう。身近な関係の中にこそ謙虚な姿勢で主の助けを求める姿勢が必要です。

木曜日, 11月 10, 2016

20161110_1サムエル2

■1サムエル2:25 人がもし、ほかの人に対して罪を犯すと、神がその仲裁をしてくださる。だが、人が【主】に対して罪を犯したら、だれが、その者のために仲裁に立とうか。」しかし、彼らは父の言うことを聞こうとしなかった。彼らを殺すことが【主】のみこころであったからである。
★「祭司に、その焼く肉を渡しなさい。祭司は煮た肉は受け取りません。生の肉だけです」。「いや、いま渡さなければならない。でなければ、私は力ずくで取る」とは祭司エリの息子たちの言葉です。主の前に良き働きをなしたエリ、しかし子供のしつけにおいては起こる事態に反応することはあっても、解決するために断固とした姿勢をとることはありませんでした。考えさせられます。

水曜日, 11月 09, 2016

20161109_1サムエル1

■1サムエル1:27 この子のために、私は祈ったのです。【主】は私がお願いしたとおり、私の願いをかなえてくださいました。1:28 それで私もまた、この子を【主】にお渡しいたします。この子は一生涯、【主】に渡されたものです。」こうして彼らはそこで【主】を礼拝した。
★ハンナの夫エルカナは「ハンナ。なぜ、泣くのか。どうして、食べないのか。どうして、ふさいでいるのか。あなたにとって、私は十人の息子以上の者ではないのか。」と自分を中心にハンナの憂いを捉えますが、主はまさにハンナの心と憂いを受け取り、悲しみの涙をぬぐい取ってくださり希望に変えてくださるお方です。

火曜日, 11月 08, 2016

20161108_ルツ4

■ルツ4:16 ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。4:17 近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その名をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。
★まさか自分たちがダビデの先祖としてキリスト誕生の家系に組み込まれる計画があってのこととはナオミもルツも思いもよらないことだったでしょう。神様は苦難や災難からも大きな祝福をもたらすことがおできになるお方。苦難の時に「なぜ神様は私にこんなことをお許しになられるのか」と問う代わりに神様に信頼しましょう。苦難の時にも神様は一緒にいてくださるお方です。

月曜日, 11月 07, 2016

20161107_ルツ3

■ルツ3:11 さあ、娘さん。恐れてはいけません。あなたの望むことはみな、してあげましょう。この町の人々はみな、あなたがしっかりした女であることを知っているからです。3:12 ところで、確かに私は買い戻しの権利のある親類です。しかし、私よりももっと近い買い戻しの権利のある親類がおります。
★すべてを払い戻しの権利を持つボアズにかけるナオミとルツ。まさにそれは主を信じる信仰からでたものでした。イスラエルの慣習と律法に合致した行動として、召使いが主人の足もとで眠り、その掛け布団の一部ざえ共に使うのは一般的なことでした。この慣習を実行することで、ルツはボアズに彼が買い戻しをできる存在であることを知らせます。ボアズはルツと結婚する相手を見つけるか、もしくは自ら彼女と結婚するか、結果は主に委ねつつボアズはその責任を果たそうとします。

日曜日, 11月 06, 2016

20161106_ルツ2

■ルツ2:20 ナオミは嫁に言った。「生きている者にも、死んだ者にも、御恵みを惜しまれない【主】が、その方を祝福されますように。」それから、ナオミは彼女に言った。「その方は私たちの近親者で、しかも買い戻しの権利のある私たちの親類のひとりです。」
★人生に出会いを与えられるのは神様であることを思います。あなたを通して祝福を流そうとしておられる神様。あなたに出会いを通して祝福を与えようとしておられる神様がおられます。斜に構えることなくこのお方を仰いで歩ませて頂きましょう。

土曜日, 11月 05, 2016

20161105_ルツ1

■ルツ1:20 ナオミは彼女たちに言った。「私をナオミと呼ばないで、マラと呼んでください。全能者が私をひどい苦しみに会わせたのですから。
 1:21 私は満ち足りて出て行きましたが、【主】は私を素手で帰されました。なぜ私をナオミと呼ぶのですか。【主】は私を卑しくし、全能者が私をつらいめに会わせられましたのに。」
★ダビデの子孫イエス・キリストへと繫がるボアズとルツとの出会いが記されたルツ記です。必ずしも主の御心にそった選択をすることができるとは限らない人間の弱さと愚かさがナオミの中に見て取れます。しかし主はそれさえも包みこんで、ご自身のわざを行われるお方。全能者の憐れみ深さを褒め称えます。

金曜日, 11月 04, 2016

20161104_士師記21

■士師記21:5 そこで、イスラエルの人々は、「イスラエルの全部族のうちで、【主】のところの集まりに上って来なかった者はだれか」と言った。彼らがミツパの【主】のところに上って来なかった者について、「その者は必ず殺されなければならない」と言って、重い誓いを立てていたからである。
★さばきつかさの時代は、誰もが自ら権威となり、自分の正邪の意見に基づいて行動したため、イスラエルは非常な困難と恐ろしい結果を経験します。今の時代も神様に関係なく、個人的欲望を自分本位に満足ざせようとする自らを最終的権威にするならその代価を払うことにならざるを得ないでしょう。自らの計画、欲望、動機を神様に服従させることこそが究極の勇敢な行為であることを心に刻みましょう。

木曜日, 11月 03, 2016

20161103_士師記20

■士師記20:13 今、ギブアにいるあのよこしまな者たちを渡せ。彼らを殺して、イスラエルから悪を除き去ろう。」ベニヤミン族は、自分たちの同族イスラエル人の言うことに聞き従おうとしなかった。
★ベニヤミン族の指導者たちは、自分たちの領地で起こった恥ずべき犯罪について、事実を歪めて伝えられていたのかもしれません。あるいは、自分たちの民の一部がそのようなことをしたとは、認めたくなかったのかも知れません。しかし結果的に、彼らは、言うことに聞き従おうとせず、告発された犯罪者を引き渡そうとしませんでした。彼らは、神様の律法よりも自分たちの部族に忠実であろうとします。同族の者たちをかばうことによって、ベニヤミン族全体の不品行の度合いは、犯罪者たちと同じくらい高くなったことは心に留めるべきです。恵みと真の主の生き方にならいましょう。

水曜日, 11月 02, 2016

20161102_士師記19

■士師記19:29 彼は自分の家に着くと、刀を取り、自分のそばめをつかんで、その死体を十二の部分に切り分けて、イスラエルの国中に送った。
 19:30 それを見た者はみな言った。「イスラエル人がエジプトの地から上って来た日から今日まで、こんなことは起こったこともなければ、見たこともない。このことをよく考えて、相談をし、意見を述べよ。」
★「イスラエルに王がなかった時代のこと」と表現されたイスラエルで起こった出来事です。畏れの心を持たない人間はここまで堕ちることができるとは。

火曜日, 11月 01, 2016

20161101_士師記18

■士師記18:19 彼らは祭司に言った。「黙っていてください。あなたの手を口に当てて、私たちといっしょに来て、私たちのために父となり、また祭司となってください。あなたはひとりの家の祭司になるのと、イスラエルで部族または氏族の祭司になるのと、どちらがよいですか。」
 18:20 祭司の心ははずんだ。彼はエポデとテラフィムと彫像を取り、この人々の中に入って行った。 18:27 彼らは、ミカが造った物と、ミカの祭司とを取って、ライシュに行き、平穏で安心しきっている民を襲い、剣の刃で彼らを打ち、火でその町を焼いた。
★ダン族が首尾よくライシュを打ち負かしたからというだけで、彼らの行動が正しかったということにはなりません。彼らの偶像崇拝は、神が彼らを導いておられなかったことを示しています。成功の外面的な様子で自分の誤った行動を正当化することは恐ろしいことです。富、人気、苦しみがないことだけが神の祝福のしるしでは決してありません。