月曜日, 12月 31, 2012

20121231_1歴代誌13-15

1歴代誌13:9こうして彼らがキドンの打ち場まで来たとき、ウザは手を伸ばして、箱を押さえた。牛がそれをひっくり返しそうになったからである。13:10すると、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打った。彼が手を箱に伸べたからである。彼はその場で神の前に死んだ。
長年契約の箱がペリシテ人の地キルヤテ・エアリムに留まっていることに心痛めたダビデがそれを、エルサレムに招き入れようとした時に起こった衝撃的な出来事です。ウザに悪意は全くありません、肩に担うべきものを牛車に引かせた為でした。たとえどんな熱心さ、また善意であっても、神様が定めた方法に基づかなければ、神様に受け入れられない世界のあることを覚えましょう。

■1歴代誌14:14そこで、ダビデがさらに神に伺ったところ、神は彼に仰せられた。「彼らを追って上って行くな。彼らには面と向かわず、回って行き、バルサム樹の林の前から彼らに向かえ。
★ダビデ王はペリシテ人との戦いに関して、その戦術まで主の示しのとおり実行しようとします。ここまで主の前に明け渡された心を持ったダビデ。「真のイスラエルの王は主よあなたです」の心を垣間見ることができます。そして、ここに勝利の秘訣があるのです。

■1歴代誌15:29こうして、主の契約の箱はダビデの町に入った。サウルの娘ミカルは、窓から見おろし、ダビデ王がとびはねて喜び踊っているのを見て、心の中で彼をさげすんだ。
★ウザが打たれた出来事を通して教訓を学んだダビデは神様の定められたとおりに契約の箱を今ダビデの町エルサレムに招き入れます。しかしダビデの妻ミカルはそれをさげすみます。その結果彼女は祝福を失って行ったのです。自分の思いに勝って神様の思いを優先する人は幸いです。ヒデ

日曜日, 12月 30, 2012

20121230_1歴代誌11-12

1歴代誌11:18すると、この三人は、ペリシテ人の陣営を突き抜けて、ベツレヘムの門にある井戸から水を汲み、それを携えてダビデのところに持って来た。ダビデはそれを飲もうとはせず、それを注いで主にささげて、11:19言った。「そんなことをするなど、わが神の御前に、絶対にできません。これらいのちをかけた人たちの血が、私に飲めましょうか。彼らはいのちをかけてこれを運んで来たのです。」……
ダビデはこの3人の忠誠が神様への献身に端を発していることを認め、そのような貴い献身を受けるにふさわしいお方は神様以外にないことを示すために、自ら飲むのではなく神様へのささげものとして捧げたのです。3人の兵士がダビデに仕えるため、命を投げ出したように、私たちも自分の利益を脇に置いて他のクリスチャンに仕えられたら何と幸いでしょう。その時私たちは神様にも仕えているのです。

■1歴代誌12:22日に日に、人々がダビデを助けるため彼のもとに来て、ついに神の陣営のような大陣営となった。
★人々は大きな意義と、それを支える勇気と固い意思を持つ人々に引きつけられたのでしょう。そういう意味で神様はあなたに今朝「あなたが抱く夢は小さすぎないですか」と問われていませんか。ヒデ

土曜日, 12月 29, 2012

20121229_1歴代誌9-10

1歴代誌9:1全イスラエルは系図に載せられた。それはイスラエルの王たちの書にまさしくしるされている。ユダは、不信の罪のために、バビロンに捕らえ移されていた。
決してユダに住む全員が不忠実であったわけではありません。しかし国民全員が捕囚民となったのです。数人の罪によって、全員が影響を受けたのです。広く行われている特定の悪事に私たちが加わらないとしても、その影響をうけるのです。「わたしはしなかった」と言うだけでは十分でありません。贖われた神の民は召された地の塩として、社会にはびこる罪に対して声を上げることの重要性を覚えましょう。

■1歴代誌10:13このように、サウルは主に逆らったみずからの不信の罪のために死んだ。主のことばを守らず、そのうえ、霊媒によって伺いを立て、10:14主に尋ねなかった。それで、主は彼を殺し、王位をエッサイの子ダビデに回された。
★サウルによる統治の期間のほとんどをダビデはサウルから逃げて過ごさざるを得ませんでした。この間にダビデはサウルを殺し、神様が約束された王位を手にする機会が一度ならずあったにもかかわらずです。しかしダビデは神様を信頼し、神様の最善の時に王になれると信じたのです。サウルの統治が終わるのを決めるのはダビデではありません。戦いの間だに神様はまさに約束されたとおり、サウルの治世を終わらせられたのです。「悪に対してむしろ善をもって打ち勝ちなさい」と語られた主の言葉を思い出しましょう。あなたのなすべきことにあなたが忠実に歩むとき、主があなたを滅ぼす者と戦って下さいます。ヒデ

金曜日, 12月 28, 2012

20121228_1歴代誌7-8

1歴代誌7:27その子はヌン、その子はヨシュア。
引き続きイスラエル12部族の紹介です。ヨシュアはイスラエルの偉大な指導者の一人で民を約束の地に導き入れた人物です。詳しくはヨシュア記2章を。また神様に用いられる人の共通点を挙げることが可能なら、それは信仰的ものの見方をあげることができるでしょう。

■1歴代誌8:8シャハライムは、その妻フシムとバアラを去らせて後、モアブの野で子をもうけた。
★旧約聖書は離婚と一夫多妻が批判的なコメントなく記されていることがあります。けれども神様が離婚や一夫多妻を軽く見られていると言うことはありません。マラキ2:15には「あなたの若いときの妻を裏切ってはならない」と書かれています。イエス様も、モーセが離婚を認めたのは人々の心が頑なで弱い立場の者がそれ以上傷つかないために譲歩したのだと語られました。ともに生きることに困難を覚えるときこそ神様の前に助けを求めましょう。ヒデ

木曜日, 12月 27, 2012

20121227_1歴代誌6

1歴代誌6:57 アロンの子孫には、のがれの町ヘブロン、それにリブナとその放牧地、ヤティル、エシュテモアとその放牧地、……を与えた。
神様は各部族にのがれの町を定めるように教えられました。事故で人を死なせた人間に逃げ場を与えるためです。この教えは当初、イスラエルがまだ約束の地に入っていなかった荒野にいたときにはさほど重要性を感じることはありませんでした。時に神様は私たちに、当座はさほど重要でなく、関係のないように見える教えを与えられることがあります。しかし後になってその意味と大切に目が開かれるのです。ある部分が無関係に見えるからといって、聖書の教えを捨てないようにしましょう。今あなたが神様に従えば、将来その意味を知るようになり、神様に感謝をささげることとなるでしょう。ヒデ

水曜日, 12月 26, 2012

20121226_1歴代誌3-5

1歴代誌3:1ヘブロンで生まれたダビデの子は次のとおりである。長子はイズレエル人アヒノアムによるアムノン。次男はカルメル人アビガイルによるダニエル。
ダビデからはじまってゼルバベル等、最初にバビロンからイスラエルに帰還した捕囚民の指導者に至るまでの歴史です。そこには繁栄と衰退の歴史が。それは一個人においても言えること。だからこそ謙虚な気持ちで「試みにあわせないで悪よりお守り下さい」と祈らなければなりません。

■1歴代誌4:9ヤベツは彼の兄弟たちよりも重んじられた。彼の母は、「私が悲しみのうちにこの子を産んだから」と言って、彼にヤベツという名をつけた。4:10ヤベツはイスラエルの神に呼ばわって言った。「私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあり、わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないようにしてくださいますように。」そこで神は彼の願ったことをかなえられた。
★どんな時にも神様に心を注ぎ出すことはよいことです。

1歴代誌5:1イスラエルの長子ルベンの子孫──彼は長子であったが、父の寝床を汚したことにより、その長子の権利はイスラエルの子ヨセフの子に与えられた。系図の記載は長子の権利に従って行うものではない。
★ルベンの近親相姦の罪は全ての世代に読まれるように記録されました。目的は彼を辱めるためではなく、痛ましい記憶だけが罪の結果ではなく、罪のもたらす真の結果は人生の破滅であることを示すためです。長男として当然受け継ぐ祝福、特権があるにもかかわらず彼の家系は破滅したのです。その場の感情によってではなく、よき将来の刈り取りのために常に神様に祈り求めることの大切さを覚えましょう。ヒデ

火曜日, 12月 25, 2012

20121225_1歴代誌1-2

1歴代誌1:1アダム、セツ、エノシュ、1:2ケナン、マハラルエル、エレデ、1:3エノク、メトシェラ、レメク、1:4ノア、セム、ハム、それにヤペテ。1:5ヤペテの子孫は、ゴメル、マゴグ、マダイ、ヤワン、トバル、メシェク、ティラス。
歴代誌の冒頭はこうしてアダムからはじまるイスラエルの系図から綴られます。これらの記録はバビロンから帰ってきた捕囚の民に、民族としての霊的遺産について教え、神様に向かう思いを新たにすることを助けました。天で記されている神様の系図には、あなたのことも刻まれています。滅びに至るそれではなく、永遠のいのちにつながる系図にあなたの名が記されるために、クリスマス、御子を遣わされました。

■1歴代誌2:1イスラエルの子は次のとおりである。ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、2:2ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アシェル。
★ここからはヤコブの子孫、イスラエル12部族の系図がさらに詳しく記されますが、ある人々については「主の目の前に悪を行った……」とひとこと紹介されている場合も。ゆえに、このようなかたちで人は自分の人生の記録を終わりにしてはならないのです。あなたの名は既に天の命の書に「……しかし、キリストを信じて神の子とされた」と記されていますか。もしまだなら今この決心をして下さい。それがあなたにとっての本当のクリスマスです。ヒデ

月曜日, 12月 24, 2012

20121224_ネヘミヤ記12-13

ネヘミヤ記12:36また、ゼカリヤの兄弟たちシェマヤ、アザルエル、ミラライ、ギラライ、マアイ、ネタヌエル、ユダ、ハナニであって、神の人ダビデの楽器を持って続いて行った。学者エズラが彼らの先頭に立った。
この日使われたラッパは工事をしている者たちに敵の襲撃を知らせる道具でしたが、ここでは城壁完成を祝い、民が主に立ち返る印しとして、神様を賛美するための楽器として使われています。ダビデは力強い詩篇を書き上げただけではなく、礼拝のための音楽もつくりました。神の宮を破壊したネブカデネザル王でさえ、その礼拝や音楽は破壊できなかったのです。神の宮と城壁が再建され、再び礼拝の音楽隊が心から楽しんで音楽を奏でることができるようになりました。あなたの心には神様への賛美が回復されていますか。

■ネヘミヤ記13:30私はすべての異教的なものから彼らをきよめ、祭司とレビ人のそれぞれの務めの規程を定め、13:31定まった時に行うたきぎのささげ物と、初物についての規程も定めた。私の神。どうか私を覚えて、いつくしんでください。
★失敗の危険がなければ成功はなく、懸命に働くことかなければ報いはなく、非難を恐れていては機会にも恵まれず、主を信じなければことを成し遂げることはできません。ネヘミヤの生き様から主の語りかけを受け取りましょう。ヒデ

日曜日, 12月 23, 2012

20121223_ネヘミヤ記10-11

ネヘミヤ記10:30すなわち、私たちの娘をこの地の民たちにとつがせず、また、彼らの娘を私たちの息子にめとらない。
主の民が、世俗の世界で神様の証人となるためには、神様を畏れ、支え合える仲間がどうしても必要です。それが上のみことばの真意です。家庭とは戦うために遣わされているところではなく、あなたの人生において最も安全な場所でなければなりません。なぜならその家庭があるからこそ、外に向かって遣わされて行くことができるのですから。家庭の祝福のために祈りましょう。

■ネヘミヤ記11:2すると民は、自分から進んでエルサレムに住もうとする人々をみな、祝福した。
★信仰とは神様の愛に対する自発の応答です。その神様への感謝が、あなたの生涯を輝かすのです。ヒデ

土曜日, 12月 22, 2012

20121222_ネヘミヤ記8-9

ネヘミヤ記8:9総督であるネヘミヤと、祭司であり学者であるエズラと、民に解き明かすレビ人たちは、民全部に向かって言った。「きょうは、あなたがたの神、主のために聖別された日である。悲しんではならない。泣いてはならない。」民が律法のことばを聞いたときに、みな泣いていたからである。
正式な宗教のリーダーはネヘミヤではなく、エズラでした。ネヘミヤは信徒であって、宗教的組織のメンバーでもなければ預言者でもありません。しかしそこに意味があり、ネヘミヤは神様との関係に動かされ、主の御心をこの世で実現させることに生涯を捧げたのです。すなわち神の国のためになくてはならない人です。事実そうなのだから、あなたの仕事が何であれ、どんな役割が与えられても、それは主に仕えるために、主から与えられた任務であると考えることは大切です。その時主はその人を通してご自身の目的を達成されます。

■ネヘミヤ記9:35彼らは、自分たちの王国のうちと、あなたが彼らに与えたその大きな恵みのうちに、また、あなたが彼らの前に置かれた広くて肥えた土地のうちにありながら、あなたに仕えず、また自分たちの悪い行いから、立ち返りもしませんでした。9:36ご覧ください。私たちは今、奴隷です。あなたが私たちの先祖に与えて、その実りと、その良い物を食べるようにされたこの地で、ご覧ください、私たちは奴隷です。
★バビロン帰還以降イスラエルは二度と偶像を礼拝しない民となります。その背後には帰還の民にネヘミヤがここで明らかにした過去の歴史の確認が大きく貢献していることでしょう。確かに向き合う事がしんどくなる過去の歴史、しかしそこを曖昧にすることなく、民は自分の事として受けとめることを通して未来を拓いたのです。さあ神様がイスラエルに救い主をお送り下さる土台の完成が近づきました。ヒデ

金曜日, 12月 21, 2012

20121221_ネヘミヤ記7

ネヘミヤ記7:3私はふたりに言った。「太陽が高く上って暑くなる前に、エルサレムの門をあけてはならない。そして住民が警備に立っている間に、門を閉じ、かんぬきを差しなさい。エルサレムの住民のうちから、それぞれの見張り所と自分の家の前に見張りを立てなさい。」
★エルサレムの城壁の再建は完成しましたが、それで全てが終わったわけではありません。ネヘミヤは各家族に、自宅に隣接する壁を守衛するように命じます。私たちも大きな仕事を終えたときふと気を抜いてしまうことがありますが、主が私たちに任せて下さっているものはその後も守って行く必要があります。計画を完成するのと同じくらい、その後の歩みは重要です。ヒデ

木曜日, 12月 20, 2012

20121220_ネヘミヤ記4-6

ネヘミヤ記4:19私はおもだった人々や、代表者たち、およびその他の人々に言った。「この工事は大きく、また広がっている。私たちは城壁の上で互いに遠く離れ離れになっている。4:20どこででも、あなたがたが角笛の鳴るのを聞いたら、私たちのところに集まって来なさい。私たちの神が私たちのために戦ってくださるのだ。」
★城壁再建を快く思わない近隣の民に恐れている同胞ユダヤ人の状況を知ったときネヘミヤはそれを克服する解決法を指示します。その方法はまさに民が一つとなって乗り越える方法です。こうして危機はチャンスに変えられるのです。危機をチャンスに変えるリーダー。あなたの生活ではどんな適用ができますか。

ネヘミヤ記5:10私も、私の親類の者も、私に仕える若い者たちも、彼らに金や穀物を貸してやったが、私たちはその負債を帳消しにしよう。5:11だから、あなたがたも、きょう、彼らの畑、ぶどう畑、オリーブ畑、家、それにまた、あなたがたが彼らに貸していた金や、穀物、新しいぶどう酒、油などの利子を彼らに返してやりなさい。」
★今度はユダヤの同胞の間で起こった借金の利子に関する問題です。ネヘミヤはこの時自分が大きな犠牲を払い、向かうべき外の敵に民が一つとなれるように導きます。本当に神様を愛して城壁の再建をめざすリーダーの姿がここに。

■ネヘミヤ記6:6それには次のように書いてあった。「諸国民の間に言いふらされ、また、ゲシェムも言っているが、あなたとユダヤ人たちは反逆をたくらんでおり、そのために、あなたは城壁を建て直している。このうわさによれば、あなたは彼らの王になろうとしている。
★今度は敵が流したデマでネヘミヤ自身の志気をくじく誘惑です。彼はこの時これに見向きもせず、自らなすべきことを一心不乱になし、遂に城壁を完成させました。ヒデ

水曜日, 12月 19, 2012

20121219_ネヘミヤ記1-3

ネヘミヤ記1:9あなたがたがわたしに立ち返り、わたしの命令を守り行うなら、たとい、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、わたしはそこから彼らを集め、わたしの名を住ませるためにわたしが選んだ場所に、彼らを連れて来る』と。
★ネヘミヤはエルサレムに帰還する第3陣のリーダーとなった人物で既に神殿は回復していましたが、彼が見たのは統率の取れていない民と城壁もない無防備な町の姿でした。中でも町の再建をどこからどんな方向で始めればよいか誰もリーダーシップをとる者のないことに心を痛め、心を注ぎだしたのです。破れが見えるときあなたなら何をしますか。

ネヘミヤ記2:18そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また、王が私に話したことばを、彼らに告げた。そこで彼らは、「さあ、再建に取りかかろう」と言って、この良い仕事に着手した。
★いざ上のことばを民に語るまで、ネヘミヤは夜中誰にも告げず、崩れさっている城壁の状態を調査し、神様の導きを祈り求めます。まずは問題を正しく把握すること。次に神様にその解決法を祈り求め御声を聞くこと、神様の事業のためにこのステップは必須項目です。

■ネヘミヤ記3:2彼の次にエリコの人々が建て、その次にイムリの子ザクルが建てた。
★この章で繰り返し語られる言葉は「その次に」です。この言葉によって、どれほど人々がこの城壁の再建を切望し、協力したか伺い知れます。そこに本当に必要なもののために貢献しようとする隠されたネヘミヤの姿があるのです。ヒデ

火曜日, 12月 18, 2012

20121218_エズラ記8-10

エズラ記8:22私は道中の敵から私たちを助ける部隊と騎兵たちを王に求めるのを恥じたからである。私たちは、かつて王に、「私たちの神の御手は、神を尋ね求めるすべての者の上に幸いを下し、その力と怒りとは、神を捨てるすべての者の上に下る」と言っていたからである。8:23だから、私たちはこのことのために断食して、私たちの神に願い求めた。すると神は私たちの願いを聞き入れてくださった。
★具体的に誰が私たちを守って下さるのか、エズラと共にエルサレムに帰還する民の中にもその葛藤が生じました。あなただけではありません。誰にでも生じる葛藤です。ただ彼らはこの時祈りによって勝利しました。心に不安や葛藤が生じるとき、神様に近づくチャンスを神様が下さったとそのチャンスを生かすものでありましょう。

■エズラ記9:15イスラエルの神、主。あなたは正しい方です。まことに、今日あるように、私たちは、のがれた者として残されています。ご覧ください。私たちは罪過の中であなたの御前におります。このような状態で、だれもあなたの御前に立つことはできないのに。」
★私たちは正義の裁きを求めるが自分の犯した罪については忘れている者。エズラにはその自覚がありました。当然ではなくただ恵みによって生かされていることが深められることこそ信仰者としての成熟であることを覚えましょう。

エズラ記10:11だから今、あなたがたの父祖の神、主に告白して、その御旨にかなったことをしなさい。この地の民と、外国の女から離れなさい。」
★告白とは私たちの思い、ことば、行動が間違っていて、神様の御心に反するものであることを、主の前に認め、知らされている罪に背を向け、主のために生きて行く新たな力を主に求めることです。ヒデ

月曜日, 12月 17, 2012

20121217_エズラ記4-7

エズラ記4:4すると、その地の民は、建てさせまいとして、ユダの民の気力を失わせ、彼らをおどした。4:5さらに、議官を買収して彼らに反対させ、この計画を打ちこわそうとした。このことはペルシヤの王クロスの時代からペルシヤの王ダリヨスの治世の時まで続いた。
★神様のご計画の実現をめざそうとすると必ずそれに反対する力も生まれます。しかし失望してはなりません。時が満ち、神様の時が来ればそれは必ず実現します。

■エズラ記5:17ですから今、王さま、もしもよろしければ、あのバビロンにある王の宝物倉を捜させて、エルサレムにあるこの神の宮を建てるためにクロス王からの命令が下されたかどうかをお調べください。そして、このことについての王のご意見を私たちにお伝えください。」
★イスラエルの民の神殿再開の許可を願うダリヨス王への手紙です。

エズラ記6:12エルサレムに御名を住まわせられた神は、この命令をあえて犯しエルサレムにあるこの神の宮を破壊しようとして手を出す王や民をみな、くつがえされますように。私ダリヨスは命令を下す。まちがいなくこれを守れ。」
★世に流されようとしない主の民にとって、その心を挫こうとする働きは時代を越えて、決して無くなることはないでしょう。しかし歴史を導かれる主は、主の救いを待ち望む者のために不思議をもって必ず道を開いて下さいます。だからあなたがしてはならない事は失望です。

■エズラ記7:23天の神の宮のために、天の神によって命じられていることは何でも、熱心に行え。御怒りが王とその子たちの国に下るといけないから。
★次に時代を引き継いだ王アルタシャスタの言葉です。その背後には王にこの思いを抱かせた、まことに神様を畏れるイスラエルの民の存在があったことを忘れてはなりません。ヒデ

日曜日, 12月 16, 2012

20121216_エズラ記1-3

エズラ記1:2「ペルシヤの王クロスは言う。『天の神、主は、地のすべての王国を私に賜った。この方はユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てることを私にゆだねられた。
★選民でもないクロスに神様はこのように働きかけ、選ばれた民のためにみわざをなして下さるお方です。その証拠に皇帝アウグストの「人口調査をせよ」との命をもって、みどりごイエス様を異邦人のガリラヤと呼ばれたところから引き出され、べツレヘムで生を受けるように主は導かれました。そんなお方があなたのうちも宿り働いて下さいます。

エズラ記2:68一族のかしらのある者たちは、エルサレムにある主の宮に着いたとき、それをもとの所に建てるために、神の宮のために自分から進んでささげ物をした。2:69すなわち、彼らは自分たちにできることとして工事の資金のために金六万一千ダリク、銀五千ミナ、祭司の長服百着をささげた。
★エズラ記はバビロン捕囚から帰ってきたイスラエルの民の神殿再建の記録です。能力に従い自由意志に基づき、彼らは可能な限りをささげました。おしみなくささげる、そこにこそ喜びと力が湧き上がります。主にあなたの生涯をおささげすることを通し、主を第一とするものに賜物として注いでくださる聖霊の恵みを受け取りましょう。

■エズラ記3:12しかし、祭司、レビ人、一族のかしらたちのうち、最初の宮を見たことのある多くの老人たちは、彼らの目の前でこの宮の基が据えられたとき、大声をあげて泣いた。一方、ほかの多くの人々は喜びにあふれて声を張り上げた。
★この神様の事業に人生を注ぐ覚悟をした者の内に湧き上がった喜びが表現されています。命をかけても惜しくない価値あるものを見出した人は幸せです。ヒデ

土曜日, 12月 15, 2012

20121215_ダニエル書11-12

ダニエル書11:1──私はメディヤ人ダリヨスの元年に、彼を強くし、彼を力づけるために立ち上がった。──11:2今、私は、あなたに真理を示す。見よ。なお三人の王がペルシヤに起こり、第四の者は、ほかのだれよりも、はるかに富む者となる。この者がその富によって強力になったとき、すべてのものを扇動してギリシヤの国に立ち向かわせる。
★御使いが主の元から遣わされイスラエルの未来を明らかにしました。これほどのことが出来るのは神様のみです。神様は単なる歴史の包括的概観ではなく、人々の生活の込み入った詳細にさえ焦点を当て明らかにすることの出来るお方です。そして国家のために抱く計画も、あなた個人のために抱いて下さっている計画も、神様のご計画は揺るぎなく成就します。

■ダニエル書12:2地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。12:3思慮深い人々は大空の輝きのように輝き、多くの者を義とした者は、世々限りなく、星のようになる。
★御使いはダニエルに「ダニエルよ。行け。このことばは、終わりの時まで、秘められ、封じられているからだ。多くの者は、身を清め、白くし、こうして練られる。悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る。……」と語りますが、まさに世の終わりのことが最後に明らかされました。ここで覚えたいことは、ここでもやはり永遠のいのちと永遠の滅びが明確に語られているということです。死後の生、最後の審判、それらは作り話ではなく神様の壮大な救済史のご計画において有るべくして計画されているそれなのです。主の前に跪き、主よ私はどうすべきでしょうかと祈り、神様が与えて下さった十字架を仰ぐものでありましょう。仰ぎ見る者は生きるのです。ヒデ

金曜日, 12月 14, 2012

20121214_ダニエル書9-10

ダニエル書9:25それゆえ、知れ。悟れ。引き揚げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから、油そそがれた者、君主の来るまでが七週。また六十二週の間、その苦しみの時代に再び広場とほりが建て直される。9:26その六十二週の後、油そそがれた者は断たれ、彼には何も残らない。やがて来たるべき君主の民が町と聖所を破壊する。その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。
★イスラエルの罪を主の前に認め告白し赦しをこうダニエルのもとに御使いガブリエルが上の御言葉を携えて現れます。それはまさに彼の執り成しに応えてくださる内容で、エルサレムの回復とキリスト出現の内容でした。自らの置かれた状況を正しく理解し、その罪を悔いてご自身を仰ぐ者に神様は豊に応えて下さるお方であることを覚えましょう。

■ダニエル書10:17わが主のしもべが、どうしてわが主と話せましょう。私には、もはや、力もうせてしまい、息も残っていないのです。」10:18すると、人間のように見える者が、再び私に触れ、私を力づけて、10:19言った。「神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」彼が私にこう言ったとき、私は奮い立って言った。「わが主よ。お話しください。あなたは私を力づけてくださいましたから。」
★上の御言葉は主を愛するダニエルに向けて語られた内容ですが、この朝あなたにも主は「神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ。」と語って下さいます。このことは父なる神様が、キリストの十字架のあがないを通して結んで下さった契約に基づくもので永遠に変わることのない内容です。あなたは赦され、愛されているのです。さああなたが受け取るべきこの励ましを受け取って今日も感謝の一日を始めましょう。ヒデ

木曜日, 12月 13, 2012

20121213_ダニエル書7-8

ダニエル書7:13私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、その前に導かれた。7:14この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、諸国、諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。
★ダニエルが主によって見せられた究極の預言です。合わせてこの目的の成就のためにこの章には神様の裁きも描かれます。聖書に記された神様理解、経綸理解に助けを与える章です。どうぞここに記された内容を受けとることが出来ますように。

■ダニエル書8:25彼は悪巧みによって欺きをその手で成功させ、心は高ぶり、不意に多くの人を滅ぼし、君の君に向かって立ち上がる。しかし、人手によらずに、彼は砕かれる。
★裁くことは主がなされること、あなたがなすべきはゆるし愛し祈る事、神様は人手によらずとも正しい裁きをなされます。自ら裁き主とならぬよう巧妙に近づく高慢の誘惑に目覚めていなければなりません。ヒデ

水曜日, 12月 12, 2012

20121212_ダニエル書5-6

ダニエル書5:25その書かれた文字はこうです。『メネ、メネ、テケル、ウ・パルシン。』5:26そのことばの解き明かしはこうです。『メネ』とは、神があなたの治世を数えて終わらせられたということです。5:27『テケル』とは、あなたがはかりで量られて、目方の足りないことがわかったということです。5:28『パルシン』とは、あなたの国が分割され、メディヤとペルシヤとに与えられるということです。」
★ネブカデネザル王のあとを継いで王となったベルシャツァルが開いた大宴会の場に、突然現れた手と、書かれた文字に人々は恐れおののきます。誰も解き明かすことのできない中ダニエルが呼び出され解き明かしたのが上の言葉です。ベルシャツァルは高慢のゆえに神様に計られたのです。父の高慢の姿を見ながらも神様を畏れない生き方が刈り取る結果です。一方ダニエルは必要とされる時にはいつでも、誰の前にも立つことのできる用意がある存在でした。

■ダニエル書6:13そこで、彼らは王に告げて言った。「ユダからの捕虜のひとりダニエルは、王よ、あなたとあなたの署名された禁令とを無視して、日に三度、祈願をささげています。」6:14このことを聞いて、王は非常に憂え、ダニエルを救おうと決心し、日暮れまで彼を助けようと努めた。
★この箇所からねたみによって、掛け値なく人を陥れようとする人の存在を受け取りましょう。すなわちその誘惑から自分を守るためにはお人好しであるだけでは足りないと言うことです。ベルシャツァルに変わって王となったメディア人ダリヨス王は、ダニエルと共に神様があることを理解し、位が一番高い大臣に任命します。しかしそれを妬んだ他の大臣たちにおだてられ、自らとダニエルのいのちを危険にさらす罠が隠された法律の制定にサインをしてしまうのです。だからこそ神様の知恵によって常に守って頂く必要があるのです。ヒデ

火曜日, 12月 11, 2012

20121211_ダニエル書3-4

ダニエル書3:28ネブカデネザルは言った。「ほむべきかな、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神。神は御使いを送って、王の命令にそむき、自分たちのからだを差し出しても、神に信頼し、自分たちの神のほかはどんな神にも仕えず、また拝まないこのしもべたちを救われた。3:29それゆえ、私は命令する。諸民、諸国、諸国語の者のうち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神を侮る者はだれでも、その手足は切り離され、その家をごみの山とさせる。このように救い出すことのできる神は、ほかにないからだ。」
★この勝利の背後には「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」との霊的戦いがありました。戦いなくして勝利はありません。生活の中で、流されるのではなく、戦うべきものがないか点検してみましょう。主はそこに勝利を与えて下さいます。

■ダニエル書4:30王はこう言っていた。「この大バビロンは、私の権力によって、王の家とするために、また、私の威光を輝かすために、私が建てたものではないか。」4:31このことばがまだ王の口にあるうちに、天から声があった。「ネブカデネザル王。あなたに告げる。国はあなたから取り去られた。
★この言葉によって彼は神様に計られ、定められた期間、理性を失い獣のように野で過ごし、牛のように野の草を食べるものとなりました。神様の恵みを忘れて「わたしが……」という高慢の結果、人が行き着く姿です。今日も主の恵みによって生かされているお互いであることを感謝し、栄光を主に帰しつつ歩みましょう。ヒデ

日曜日, 12月 09, 2012

20121210_ダニエル書1-2

ダニエル書1:7宦官の長は彼らにほかの名をつけ、ダニエルにはベルテシャツァル、ハナヌヤにはシャデラク、ミシャエルにはメシャク、アザルヤにはアベデ・ネゴと名をつけた。1:8ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。
★母国ユダ王国を滅ぼされ捕囚の民としてバビロンのネブカデネザル王の前に引き出された有能な青年たちを待ち受けた最初の試練は、彼らの価値観を神抜きにするそれであり、そのため、彼らの名は強制的に変更され、さらに彼らを骨抜きにさせるため、毎晩王の宴の食事が振る舞われたのです。しかし彼らはその置かれた状況の中で、神様を畏れる姿勢を崩さず、ネブカデネザル王に屈することをよしとしませんでした。誘惑は、その状況がおこった時点で迷っていては流される以外にありません。最初からその時どう行動するか決めておくのです。彼らはそれによって誘惑に勝利したのです。

■ダニエル書2:47王はダニエルに答えて言った。「あなたがこの秘密をあらわすことができたからには、まことにあなたの神は、神々の神、王たちの主、また秘密をあらわす方だ。」2:48そこで王は、ダニエルを高い位につけ、彼に多くのすばらしい贈り物を与えて、彼にバビロン全州を治めさせ、また、バビロンのすべての知者たちをつかさどる長官とした。
★自ら見た夢におののくネブカデネザル王。しかしダニエルはその夢の解き明かしを通して、自ら置かれた逆境をチャンスに変えてしまいます。これが神様を畏れるものに神様が与えて下さる特権です。さあ勝利の人生のために、あなたが隠れたところで決めておくことにはどんなことがありますか。ヒデ

20121209_エステル記6-10

エステル記6:6ハマンが入って来たので、王は彼に言った。「王が栄誉を与えたいと思う者には、どうしたらよかろう。」そのとき、ハマンは心のうちで思った。「王が栄誉を与えたいと思われる者は、私以外にだれがあろう。」6:7そこでハマンは王に言った。「王が栄誉を与えたいと思われる人のためには、6:8王が着ておられた王服を持って来させ、また、王の乗られた馬を、その頭に王冠をつけて引いて来させてください。

■エステル記7:9 そのとき、王の前にいた宦官のひとりハルボナが言った。「ちょうど、王に良い知らせを告げたモルデカイのために、ハマンが用意した高さ五十キュビトの柱がハマンの家に立っています。」すると王は命じた。「彼をそれにかけよ。」

■エステル記8:8 あなたがたはユダヤ人についてあなたがたのよいと思うように、王の名で書き、王の指輪でそれに印を押しなさい。王の名で書かれ、王の指輪で印が押された文書は、だれも取り消すことができないのだ。」8:17王の命令とその法令が届いたどの州、どの町でも、ユダヤ人は喜び、楽しみ、祝宴を張って、祝日とした。この国の民のうちで、自分がユダヤ人であることを宣言する者が大ぜいいた。それは彼らがユダヤ人を恐れるようになったからである。

■エステル記9:2その日、ユダヤ人が自分たちに害を加えようとする者たちを殺そうと、アハシュエロス王のすべての州にある自分たちの町々で集まったが、だれもユダヤ人に抵抗する者はいなかった。民はみなユダヤ人を恐れていたからである。

■エステル記10:3 それはユダヤ人モルデカイが、アハシュエロス王の次に位し、ユダヤ人の中でも大いなる者であり、彼の多くの同胞たちに敬愛され、自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語ったからである。

土曜日, 12月 08, 2012

20121208_エステル記1-5

エステル記1:19もしも王によろしければ、ワシュティはアハシュエロス王の前に出てはならないという勅令をご自身で出し、ペルシヤとメディヤの法令の中に書き入れて、変更することのないようにし、王は王妃の位を彼女よりもすぐれた婦人に授けてください。1:20王が出される詔勅が、この大きな王国の隅々まで告げ知らされると、女たちは、身分の高い者から低い者に至るまでみな、自分の夫を尊敬するようになりましょう。」

■エステル記2:15さて、モルデカイが引き取って、自分の娘とした彼のおじアビハイルの娘エステルが、王のところに入って行く順番が来たとき、彼女は女たちの監督官である王の宦官ヘガイの勧めたもののほかは、何一つ求めなかった。こうしてエステルは、彼女を見るすべての者から好意を受けていた。

■エステル記3:6ところが、ハマンはモルデカイひとりに手を下すことだけで満足しなかった。彼らがモルデカイの民族のことを、ハマンに知らせていたからである。それでハマンは、アハシュエロスの王国中のすべてのユダヤ人、すなわちモルデカイの民族を、根絶やしにしようとした。

■エステル記4:14もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」

■エステル記5:2王が、庭に立っている王妃エステルを見たとき、彼女は王の好意を受けたので、王は手に持っていた金の笏をエステルに差し伸ばした。そこで、エステルは近寄って、その笏の先にさわった。5:3王は彼女に言った。「どうしたのだ。王妃エステル。何がほしいのか。王国の半分でも、あなたにやれるのだが。」

金曜日, 12月 07, 2012

20121207_伝道の書10-12

伝道の書10:10もし斧が鈍くなったとき、その刃をとがないと、もっと力がいる。しかし知恵は人を成功させるのに益になる。

■伝道の書11:1あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見いだそう。11:2あなたの受ける分を七人か八人に分けておけ。地上でどんなわざわいが起こるかあなたは知らないのだから。11:6朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を放してはいけない。あなたは、あれか、これか、どこで成功するのか、知らないからだ。二つとも同じようにうまくいくかもわからない。
★人生は危機と好機の両方が臨みます。ゆえにソロモンは備えの必要性があると強調します。蒔いたもを必ず刈り取るのが人生。愛のうちに霊に蒔いていのちと祝福を刈り取りましょう。

伝道の書12:1あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。12:13結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。12:14神は、善であれ悪であれ、すべての隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからだ。

木曜日, 12月 06, 2012

20121206_伝道の書7-9

伝道の書7:14順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ。これもあれも神のなさること。それは後の事を人にわからせないためである。7:15私はこのむなしい人生において、すべての事を見てきた。正しい人が正しいのに滅び、悪者が悪いのに長生きすることがある。7:16あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか。
★神様はよい時と悪い時の両方がすべての人に訪れることをゆるされます。その両方を混ぜ合わせて私たちの前に置かれ、私たちが将来を予告したり、自分の知恵や力を頼りにしたり出来ないようにされます。私たちはたいてい良いことがあると自分の功績にし、悪いことがあると、その時に得られる良いものを神様に感謝するというより、神様を責める方向へと傾きます。人生が自分にとって確かでコントロールできるように思えるときは、自己満足に陥ったり独りよがりにならないように心のあり方を注意すべきです。反対の場合もまた落胆してはなりません。神様はあなたの人生の全てをコントロールし、あなたの困難から良い結果を導き出してくださるのですから。

■伝道の書8:15私は快楽を賛美する。日の下では、食べて、飲んで、楽しむよりほかに、人にとって良いことはない。これは、日の下で、神が人に与える一生の間に、その労苦に添えてくださるものだ。
★ソロモンは人生を喜び満足することの大切さを教えます。私たちは日々をその日の仕事、食べ物、楽しみと共に受け入れなければなりません。そして神様の働きが続けられるように自分自身を元気づけ力づけるのです。

伝道の書9:10あなたの手もとにあるなすべきことはみな、自分の力でしなさい。あなたが行こうとしているよみには、働きも企ても知識も知恵もないからだ。

水曜日, 12月 05, 2012

20121205_伝道の書4-6

伝道の書4:9ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。4:10どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす。倒れても起こす者のいないひとりぼっちの人はかわいそうだ。4:12もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。
★他者との協力には利点があります。人生は孤立するのではなく共存するように計画されており、孤独を味わうのではなく親密さを味わうために計画されています。ある人々は、誰も信頼できないと考え、孤立することを好みます。しかし、私たちがこの地上に存在しているのは、自分に仕えるためにではなく、神と他者とに仕えるためなのです。自分を孤立させひとりでやろうとしてはなりません。仲間を求め、チームの一員となることが大切です。そのなかであなたは生かされるのです。

■伝道の書5:18見よ。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。5:19実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。5:20こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。

伝道の書6:11多く語れば、それだけむなしさを増す。それは、人にとって何の益になるだろう。6:12だれが知ろうか。影のように過ごすむなしいつかのまの人生で、何が人のために善であるかを。だれが人に告げることができようか。彼の後に、日の下で何が起こるかを。

火曜日, 12月 04, 2012

20121203_伝道の書1-3

伝道の書1:3日の下で、どんなに労苦しても、それが人に何の益になろう。1:18実に、知恵が多くなれば悩みも多くなり、知識を増す者は悲しみを増す。
★イスラエルの王であり、知恵者ソロモンの箴言です。この書を通して人は何をもって満足すべきか、何が幸せかが問われます。もし今あなたの心が不満足に満ちているなら、この機会に既に与えられている恵みに気づき、幸いを選び取る時とさせて頂きましょう。

■伝道の書2:10私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。実に私の心はどんな労苦をも喜んだ。これが、私のすべての労苦による私の受ける分であった。2:11しかし、私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ益になるものはない。
 
伝道の書3:1天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。3:2生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。植えるのに時があり、植えた物を引き抜くのに時がある。3:3殺すのに時があり、いやすのに時がある。くずすのに時があり、建てるのに時がある。3:4泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。嘆くのに時があり、踊るのに時がある。3:6捜すのに時があり、失うのに時がある。保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。3:7引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。黙っているのに時があり、話をするのに時がある。3:8愛するのに時があり、憎むのに時がある。戦うのに時があり、和睦するのに時がある。3:11神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。

日曜日, 12月 02, 2012

20121202_哀歌3-5

哀歌3:22私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。3:23それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。3:26主の救いを黙って待つのは良い。3:27人が、若い時に、くびきを負うのは良い。3:28それを負わされたなら、ひとり黙ってすわっているがよい。3:29口をちりにつけよ。もしや希望があるかもしれない。3:30自分を打つ者に頬を与え、十分そしりを受けよ。3:31主は、いつまでも見放してはおられない。3:32たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。3:33主は人の子らを、ただ苦しめ悩まそうとは、思っておられない。
★もしこの御言葉があなたの心に響くなら、あなたは今とても苦しく困難の中にいらっしゃることでしょう。しかし間違いなく神様の特別なご計画の中に置かれており、生涯にそう何度も訪れることのない、大きなチャンスを掴むようにと主が導いておられるに違いありません。どうぞ人の声ではなく、さらに主の声を聞いて下さい。あなたは必ず神の人として輝くでしょう。

■哀歌4:22シオンの娘。あなたの刑罰は果たされた。主はもう、あなたを捕らえ移さない。エドムの娘。主はあなたの咎を罰する。主はあなたの不義をあばく。

■哀歌5:21主よ。あなたのみもとに帰らせてください。私たちは帰りたいのです。私たちの日を昔のように新しくしてください。5:22それとも、あなたはほんとうに、私たちを退けられるのですか。きわみまで私たちを怒られるのですか。
★いいえ父なる神様の呵責のない、極みまでの裁きはただ十字架の上で為されました。その打たれた傷によってあなたが赦されたことをあなたはご存じのはずです。ヒデ

20121202_哀歌1-2

哀歌1:14私のそむきの罪のくびきは重く、主の御手で、私の首に結びつけられた。主は、私の力をくじき、私を、彼らの手にゆだね、もう立ち上がれないようにされた。
★はじめは罪は自由を差し出しているかのようにみえます。しかし、したいことをする自由は、徐々に何でもしたいという欲望に変わって行きます。するといつの間にか私たちは罪の虜となり、そのくびきにつながれてしまうことに。罪に捕らわれている状態から解放して下さるのはまことの神様ただひとりです。神様は私たちに自由をお与え下さいますが、それは私たちがしたいことを何でもするためにではなく、神様が私たちにとって最善と知っていらっしゃることをするためであることを弁えている人は幸いです。ただただ不思議なことですが、本当の自由とは神様に従うことで訪れるのです。

■哀歌2:7主は、その祭壇を拒み、聖所を汚し、その宮殿の城壁を敵の手に渡された。すると、例祭の日のように、彼らは、主の宮でほえたけった。2:8主は、シオンの娘の城壁を荒れすたらせようと決め、測りなわでこれを測り、これを滅ぼして手を引かれなかった。塁と城壁は悲しみ嘆き、これらは共にくずれ落ちた。
★礼拝が行われる場所は、私たちが決める礼拝の優先順位ほど神様にとっては重要でないかも知れません。建物が素晴らしくても、人々が心から神様に従っていなければ教会は内側からいのちを失って行きます。それがまさにエレミヤがこの哀歌を歌ったイスラエルの時代性でした。神様の恵みを日々新たに受け取り、霊とまことの礼拝をこの朝もささげさせて頂きましょう。ヒデ

土曜日, 12月 01, 2012

20121201_ルツ記1-4

ルツ記1:16ルツは言った。「あなたを捨て、あなたから別れて帰るように、私にしむけないでください。あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。

■ルツ記2:10彼女は顔を伏せ、地面にひれ伏して彼に言った。「私が外国人であるのを知りながら、どうして親切にしてくださるのですか。」2:11ボアズは答えて言った。「あなたの夫がなくなってから、あなたがしゅうとめにしたこと、それにあなたの父母や生まれた国を離れて、これまで知らなかった民のところに来たことについて、私はすっかり話を聞いています。

■ルツ記3:13今晩はここで過ごしなさい。朝になって、もしその人があなたに親類の役目を果たすなら、けっこうです。その人に親類の役目を果たさせなさい。しかし、もしその人があなたに親類の役目を果たすことを喜ばないなら、私があなたを買い戻します。主は生きておられる。とにかく、朝までおやすみなさい。」

■ルツ記4:13こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところに入ったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。4:14女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。
★やがてこのルツから生まれたオベデの子孫としてイスラエルの王となるダビデは生まれます。純粋に義母を愛そうとするルツの姿勢は人々の心を打つのみならず、主の心も打ちました。損得ではなく相手を思いやる気持ちの尊さはいつの時代も変わりません。また試練の中でその人が大切にする価値観が明らかにされます。あなたは人生において何に重きを置きますか。ヒデ

金曜日, 11月 30, 2012

20121130_雅歌1-8

雅歌1:2あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛はぶどう酒よりも快く、1:3あなたの香油のかおりはかぐわしく、あなたの名はそそがれる香油のよう。それで、おとめらはあなたを愛しています。1:4私を引き寄せてください。私たちはあなたのあとから急いでまいります。王は私を奥の間に連れて行かれました。私たちはあなたによって楽しみ喜び、あなたの愛をぶどう酒にまさってほめたたえ、真心からあなたを愛しています。

★ソロモン王が記した雅歌で、以下が概略です。

結婚式の日1:1-2:7

交際期間の思い出2:8-3:5

婚約期間の思い出3:6-5:1

心悩ませる夢5:2-6:3

花嫁の美しさをほめたたえる6:4-7:9

花嫁の優しいアピール7:10-8:4

愛の力8:5-14

この書の目的は花婿(ソロモン)と花嫁との愛を通して、結婚の神聖さを確認しすると共に、神様がご自身の民に対する愛を描かれた書です。愛が肉欲に変えられ、夫婦間の献身を土台として、神様が祝福としてお与え下さった性がいとも簡単に汚されるこの時代だからこそ注意深く読まれるべき書と言えます。この書を記したソロモン王でさえ、後にこの書に記した神聖な性から逸脱し、エロスへと落ちていきました。お互いの夫婦関係、神様との関係はどうでしょう。献身が土台となって営まれているでしょうか。神様からの恵みの点検の時とさせて頂きましょう。ヒデ

木曜日, 11月 29, 2012

20121129_ヨブ記40-42

ヨブ40:10さあ、誉れ、気高さで身を装い、尊厳と威光を身につけよ。40:11あなたの激しい怒りを吐き散らし、すべて高ぶる者を見て、これを低くせよ。
★主権者、絶対者として主がヨブの前に現れて下さったとき、語られた内容です。自己肯定に生きる人生と神様に肯定して頂いて生きる人生は自ずと違います。主が承認下さったヨブ。そして父なる神様はキリストを通して全ての人を承認しようとしています。「御子イエスの血は全ての罪からあなたをきよめる」と。あなたはこの恵みを既に頂きましたか。

■ヨブ41:11だれがわたしにささげたのか、わたしが報いなければならないほどに。天の下にあるものはみな、わたしのものだ。41:12わたしは彼のおしゃべりと、雄弁と、美辞麗句に黙っていることはできない。
★主はヨブへの肯定を通して、ヨブを苦しめた友人たちに反省を促されます。時は私たちに明らかにされていません。しかし神様は絶対的主権者として、必ず正しい裁きをするために私たちの前に立たれるお方です。

ヨブ42:8今、あなたがたは雄牛七頭、雄羊七頭を取って、わたしのしもべヨブのところに行き、あなたがたのために全焼のいけにえをささげよ。わたしのしもべヨブはあなたがたのために祈ろう。わたしは彼を受け入れるので、わたしはあなたがたの恥辱となることはしない。あなたがたはわたしについて真実を語らず、わたしのしもべヨブのようではなかったが。」
★ヨブの友人たちへの主の言葉です。このあとヨブは彼らのために赦しと祝福をいのります。そして全ての面で2倍の祝福を受け、長寿を全うします。あなたはこのヨブの神様を畏れる生涯を通してどんなことを受け取りましたか。ヒデ

水曜日, 11月 28, 2012

20121128_ヨブ記35-39

ヨブ35:7あなたが正しくても、あなたは神に何を与ええようか。神は、あなたの手から何を受けられるだろうか。35:8あなたの悪は、ただ、あなたのような人間に、あなたの正しさは、ただ、人の子に、かかわりを持つだけだ。
★エリフの神理解です。それは人間に興味や関心、すなわち愛を示すことのない神。その神様理解ゆえに彼は高慢となり孤独な間違った人生を生きることに。神様はあなたに無関心では決してありません。

■ヨブ36:15神は悩んでいる者をその悩みの中で助け出し、そのしいたげの中で彼らの耳を開かれる。36:16まことに、神はあなたを苦しみの中から誘い出し、束縛のない広い所に導き、あなたの食卓には、あぶらぎった食物が備えられる。
★このエリフの神理解についてはまさにその通りで、彼の全ての理解が間違いというわけではありません。そこが問題です。知り、理解していることと、信仰に基づく生き方が必ずしも一致していないこと。それこそが人の人生に混乱をもたらし祝福を奪います。

ヨブ37:20私が語りたいと、神にどうして伝えられようか。人が尋ねるなら、必ず彼は滅ぼされる。37:24だから、人々は神を恐れなければならない。神は心のこざかしい者を決して顧みない。
★続いてのエリフのことばです。

ヨブ38:1主はあらしの中からヨブに答えて仰せられた。38:2知識もなく言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。
★ついに主が御口を開き語って下さいました。ここに救いと納得が与えられます。神様は待ち望む者を決して見捨てられないお方です。ヒデ

火曜日, 11月 27, 2012

20121127_ヨブ記32-34

ヨブ32:18私にはことばがあふれており、一つの霊が私を圧迫している。私の腹を。32:20私は語って、気分を晴らしたい。くちびるを開いて答えたい。32:21私はだれをもひいきしない。どんな人にもへつらわない。
★今まで年若いからと遠慮していたエリフは、ヨブの返答に返す言葉を持たない3人の年配者と、ヨブに怒りを煮えたぎらせ、上の言葉を語ります。自分の気を晴らすためなのか、ヨブを慰めヨブの霊を導くために口を開くのか、それが彼にとってまず問われるべき内容ですが……?。

■ヨブ33:31耳を貸せ。ヨブ。私に聞け。黙れ。私が語ろう。33:32もし、言い分があるならば、私に言い返せ。言ってみよ。あなたの正しいことを示してほしいからだ。33:33そうでなければ私に聞け。黙れ。あなたに知恵を教えよう。
★続いてのエリフの言葉ですが、こうなって来ると彼の語る真理の内容ではなく、彼自身のあり方が問われるところです。どんなに真理を語り、情熱をもってしても人々の共感を得ることができない場合があなたにあるとしたら、あなたも立ち止まってみる必要があるかも知れません。そのようにあなたを突き動かす深淵に隠された心の動機を知るために。

ヨブ34:34分別のある人々や、私に聞く、知恵のある人は私に言う。34:35「ヨブは知識がなくて語る。彼のことばには思慮がない」と。34:36どうか、ヨブが最後までためされるように。彼は不法者のように言い返しをするから。
★本当にこの様にヨブに語るエリフに対して返す言葉がありません。さらにこれで終わるかと思えばなお次の章も彼の言葉が続くのですから。皮袋が張り裂けばかりにわいてくるエリフの思い。他者に対してこみ上げてくるエリフの怒り、一体この問題を彼はどのように処理すべきなのでしょうか。あなたならどうしますか。ヒデ

月曜日, 11月 26, 2012

20121126_ヨブ記29-31

ヨブ29:18そこで私は考えた。私は私の巣とともに息絶えるが、不死鳥のように、私は日をふやそう。29:19私の根は水に向かって根を張り、夜露が私の枝に宿ろう。29:20私の栄光は私とともに新しくなり、私の弓は私の手で次々に矢を放つ。
★「ああ、できれば、私は、昔の月日のようであったらよいのに。神が私を守ってくださった日々のようであったらよいのに」と、神様の恵みを回想するヨブに与えられた思いです。義人は信仰によって生きれるように、必ず神様が導いて下さる事に目を留めましょう。

■ヨブ30:10彼らは私を忌みきらって、私から遠ざかり、私の顔に情け容赦もなくつばきを吐きかける。30:11神が私の綱を解いて、私を悩まされたので、彼らも手綱を私の前に投げ捨てた。
★もちろん試練は試練の真っ直中に置かれた人を試します。しかしそのまわりに置かれた人も試します。あなたは深い悲しみに投げ込まれた人にどのように関わりますか。その関わりを通して神様はあなたをも試されるのです。そして愛がなければ一切は無益です。

ヨブ31:16もし、私が寄るべのない者の望みを退け、やもめの目を衰え果てさせ、31:17私ひとりだけで食物を食べて、みなしごにそれを食べさせなかったのなら、
★この章でヨブは「もし……ならば。もし……ならば」と繰り返し、自らの心に隠れた罪が潜んでないかを点検すると共に、神様の導きを求めます。この章を味わうと、どれ程ヨブは義人であったのかうかがい知ることができます。ヨブの様に心を神様に向けて歩む者であらせて頂きましょう。結果ヨブを救い出し彼に誉れを与えて下さるのは神様なのですから。ヒデ

日曜日, 11月 25, 2012

20121125_ヨブ記24-28

ヨブ24:24彼らはしばらくの間、高められるが、消えうせる。彼らは低くされ、ほかのすべての者と同じように刈り集められる。麦の穂先のように枯れてしまう。24:25今そうでないからといって、だれが私をまやかし者だと言えよう。だれが私のことばをたわごとにしようとするのか。
★今、自らが高くされているかと言っておごってはなりませんし、試みの中にあるからと言って失望してはなりません。神様はご自身を求める者に憐れみ深く、報いてくださるお方です。

■ヨブ25:2主権と恐れとは神のもの。神はその高き所で平和をつくる。25:4人はどうして神の前に正しくありえようか。女から生まれた者が、どうしてきよくありえようか。
★シュアハ人ビルダデのもっともな言葉です。しかしそもそも、ヨブもそう考えていたので、子供達のためにさえ週に一度罪の赦しのための犠牲のそなえものをささげていたのです。

■ヨブ26:7神は北を虚空に張り、地を何もない上に掛けられる。26:9神は御座の面をおおい、その上に雲を広げ、26:10水の面に円を描いて、光とやみとの境とされた。
★2世紀にプトレマイオスが天動説をとなえる遙か以前のことです。なにゆえヨブにはこんな天文に関する知恵があったのか驚かされるばかりです。彼は試練の中、御霊によって注がれる知恵と力によって支えられました。

■ヨブ27:6私は自分の義を堅く保って、手放さない。私の良心は生涯私を責めはしない。
★私たちは自分に罪のないことは主張できませんが、赦された人生を主張することはできます。そしてそれを手放してはなりません。

■ヨブ28:28こうして、神は人に仰せられた。「見よ。主を恐れること、これが知恵である。悪から離れることは悟りである。」
★ヨブの神様への確信です。ヒデ

土曜日, 11月 24, 2012

20121124_ヨブ記21-23

ヨブ21:22彼は神に知識を教えようとするのか。高い所におられる方がさばきを下すのだ。
★ヨブは苦しみの理由について当惑していますが「神様に知識を教えようとするのか」と問うことをとおして、神様の主権と計画の完全性を告白します。人は自分の苦しみにどのように応答するかによって、自分自身の神様への態度を明らかにすることになります。一羽の雀も神様のみゆるしなしに地に落ちることはないと語られたキリストの言葉に信頼し行動する人は、やがて幸せをその生涯で刈り取ります。

■ヨブ22:2人は神の役に立つことができようか。賢い人さえ、ただ自分自身の役に立つだけだ。22:3あなたが正しくても、それが全能者に何の喜びであろうか。あなたの道が潔白であっても、それが何の益になろう。
★テマン人エリファズの答えですが、この彼の考えでは自己満足と自己中心から一生抜け出すことはできません。そうではなく神様は、あなたが神様に、隣人にいかに喜んで頂こうかと考え心砕くことを喜ばれます。神を愛し、隣人を愛する、すなわち礼拝の生涯を歩みましょう。

■ヨブ23:10しかし、神は、私の行く道を知っておられる。神は私を調べられる。私は金のように、出て来る。
★試練に対するヨブの理解です。もちろん試練は無いにこしたことはありません。しかし試練を通して出なければ造りあげられないものがあります。あなたの品性です。いつも試練から逃げようとするか、あるいは受けるべき試練は甘んじて受け、試練の中を主と共に歩もうとするか。キリストは十字架の試練さえも父なる神様と共に歩まれました。どうかお互いの品性から愛と憐れみがしみ出すものでありますように。ヒデ

金曜日, 11月 23, 2012

20121123_ヨブ記17-20

ヨブ17:3どうか、私を保証する者をあなたのそばに置いてください。ほかにだれか誓ってくれる者がありましょうか。
★テマン人エリファズの言葉に、隠された暗い思いのないことを何とか弁明するヨブですが、友から受けた言葉に深く悲しみ、痛み、ヨブは上のことばを語ります。あなたが語られる時は、主をあなたのわきに置いて、いえあなたが主の脇に立って語ることは、どんな場合にも必要であり正しいことです。

■ヨブ18:17彼についての記憶は地から消えうせ、彼の名はちまたから消える。18:18彼は光からやみに追いやられ、世から追い出される。18:21不正をする者の住みかは、まことに、このようであり、これが神を知らない者の住まいである。
★シュアハ人ビルダデのことばは友の言葉と言うより、まるで悔い改めないヨブへの怒りが先行し脅迫しているかのようです。彼は神様とサタンのやりとりを知らず、ヨブの潔白さゆえにおこった、ヨブの試みであることを知らないにも関わらず。ただ残念でなりません。

■ヨブ19:25私は知っている。私を贖う方は生きておられ、後の日に、ちりの上に立たれることを。19:26私の皮が、このようにはぎとられて後、私は、私の肉から神を見る。
★何という昇華された言葉でしょう。ヨブは試練の中で聖霊に導かれて復活について歌うのです。試練はない方がよいに決まっています。しかしその中になければうまれない信仰と希望があることも否めません。

■ヨブ20:2それで、いらだつ思いが私に答えを促し、そのため、私は心あせる。
★ヨブのことばにナアマ人ツォファルは上のように語り始めます。しかし心焦って人を責めてはなりません。ヒデ

木曜日, 11月 22, 2012

20121122_ヨブ記14-16

ヨブ14:12人は伏して起き上がらず、天がなくなるまで目ざめず、また、その眠りから起きない。14:13ああ、あなたが私をよみに隠し、あなたの怒りが過ぎ去るまで私を潜ませ、私のために時を定め、私を覚えてくださればよいのに。
★キリストによって明らかにされた、やがて訪れる新天新地について、ヨブの時代それほど明らかにされているわけではありません。ですから死後の世界の表現は義人・罪人、共に行くべきところは「よみ」と一括りです。それにも関わらず死後の生の希望にヨブを導こうとなさるのは霊なる神様の働きと言う以外にありません。あなたは神様にあって死後の生に希望が与えられていますか。既にキリストは永遠のいのちについて明らかにされました。

■ヨブ15:17私はあなたに告げよう。私に聞け。私の見たところを述べよう。
★最終的には何が何でも自分の思うとおりにことを運び、人を動かそうとするテマン人エリファズ。困ったものです。結局自分が見えず、神様の深い御心が分からないゆえになせるわざです。

■ヨブ16:19今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。16:20私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。16:21その方が、人のために神にとりなしをしてくださいますように。人の子がその友のために。
★苦しみの中にあっても変わることのないヨブの確信です。あなたもキリストにあってこの確信を頂いているはず。それはあなたのよき行いの報酬として与えらたものではなく、キリストがあなたのために一方的になして下さっためぐみとして。1ヨハネ2:1に「私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。」とある通りです。ヒデ

水曜日, 11月 21, 2012

20121121_ヨブ記11-13

ヨブ11:11神は不信実な者どもを知っておられる。神はその悪意を見て、これに気がつかないであろうか。11:14─あなたの手に悪があれば、それを捨て、あなたの天幕に不正を住まわせるな─11:15そうすれば、あなたは必ず、汚れのないあなたの顔を上げることができ、堅く立って恐れることがない。
★ナアマ人ツォファルのヨブへの進言ですが、やはり、「ヨブに臨んだ災いは彼が隠れたところで罪を犯したため」、が前提となっています。多くの場合、人は自分の蒔いた種の刈り取りをすると言う意味においてそうかも知れません。しかし、隠された神様の計画による場合もあるのです。事実イエス様が十字架を負って下さらなければお互いの罪からの救いはなかったのですから。試みの中にある人にいかなるまなざしを向けるか、それであなたの価値は計られます。

■ヨブ12:24この国の民のかしらたちの悟りを取り除き、彼らを道のない荒地にさまよわせる。12:25彼らは光のない所、やみに手さぐりする。
★ヨブは神様を離れては、どの指導者も真の知恵を持たないと断言します。神様をもっと知りたいと願うあなたの飢え渇きを地上の何者にも奪われないようにしましょう。

■ヨブ13:4しかし、あなたがたは偽りをでっちあげる者、あなたがたはみな、能なしの医者だ。13:5ああ、あなたがたが全く黙っていたら、それがあなたがたの知恵であったろうに。
★ヨブの友である3人がヨブの試練についてそれぞれに分析するのは自由でしょう。しかし、各自断言し、自分の分析の優位性の証明を優先にするなら愚かです。大事なことは試みの中にある共に寄り添い続けることが大事ですから。ヒデ

火曜日, 11月 20, 2012

20121120_ヨブ記8-10

ヨブ8:3神は公義を曲げるだろうか。全能者は義を曲げるだろうか。8:4 もし、あなたの子らが神に罪を犯し、神が彼らをそのそむきの罪の手中に送り込まれたのなら、8:5もし、あなたが、熱心に神に求め、全能者にあわれみを請うなら、8:6もし、あなたが純粋で正しいなら、まことに神は今すぐあなたのために起き上がり、あなたの義の住まいを回復される。
★臨んだ災いはヨブが密かに罪を犯したからに違いない「あさ、悔い改めよ」とビルダデが迫ります。確かに箴27:6には「憎む者が口づけしてもてなすよりは、愛する者が傷つけるほうが真実である。」とありますが、先走り裁くことのない注意深さの上に、更なる注意深さが必要です。

■ヨブ9:32神は私のように人間ではないから、私は「さあ、さばきの座にいっしょに行こう」と申し入れることはできない。9:33私たちふたりの上に手を置く仲裁者が私たちの間にはいない。
★ヨブはここでまさに仲裁者としての神たるキリストの必要性を語ります。理不尽な状況にあればあるほどに人はこの神たるお方の仲裁が必要であり、これ以外に望みはありません。

■ヨブ10:1私は自分のいのちをいとう。私は自分の不平をぶちまけ、私のたましいの苦しみを語ろう。10:2私は神に言おう。「私を罪ある者となさらないように。なぜ私と争われるかを、知らせてください。10:3あなたが人をしいたげ、御手のわざをさげすみ、悪者のはかりごとに光を添えることは良いことでしょうか。
★どこまでも物事の原因を神様に求め、迫ろうとするヨブ。それゆえに義人と言えるのかも知れません。私たちお互いは神様に問うよりも、その方が楽であるゆえに諦めてしまっていることはないでしょうか。今一度神様に迫るものでありましょう。ヒデ

月曜日, 11月 19, 2012

20121119_ヨブ記5-7

ヨブ5:17ああ、幸いなことよ。神に責められるその人は。だから全能者の懲らしめをないがしろにしてはならない。5:18神は傷つけるが、それを包み、打ち砕くが、その手でいやしてくださるからだ。
★「さあ、私たちが調べ上げたことはこのとおりだ。これを聞き、あなた自身でこれを知れ。」と以上はテマン人エリファズの言葉で、皆もっともなことばかりですが……。致し方ありませんね。「ヨブのいのちにだけは触れるな」と、罪のないヨブゆえの神様とサタンの取り決めを彼は知らないのですから。愛について、友情について考えさせられます。

■ヨブ6:8ああ、私の願いがかなえられ、私の望むものを神が与えてくださるとよいのに。6:9私を砕き、御手を伸ばして私を絶つことが神のおぼしめしであるなら、6:10私はなおも、それに慰めを得、容赦ない苦痛の中でも、こおどりして喜ぼう。私は聖なる方のことばを拒んだことがないからだ。
★災いにあってもしかたのない理由が分かるなら、ヨブにとってどれ程の慰めとなるでしょう。しかし実際その理由はなく、また本当の理由が教えられていないのですから。

■ヨブ7:16私はいのちをいといます。私はいつまでも生きたくありません。私にかまわないでください。私の日々はむなしいものです。7:17人とは何者なのでしょう。あなたがこれを尊び、これに御心を留められるとは。7:18また、朝ごとにこれを訪れ、そのつどこれをためされるとは。
★神様のめぐみに支えられてこその私たちの喜びの人生。ヨブの苦しみの告白の中から、改めて神様の愛と恵み深さに感謝しませんか。ヒデ

土曜日, 11月 17, 2012

20121118_ヨブ記1-4

ヨブ1:21そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」1:22ヨブはこのようになっても罪を犯さず、神に愚痴をこぼさなかった。
★投げやりなあきらめでもなく、神様への確信を持ち続けるヨブ。ものごとが見えない中でこそその人の信仰が明らかにされます。

■ヨブ2:9すると彼の妻が彼に言った。「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」2:10しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。
★ヨブの妻を悪妻思わないで下さい。突然の愛するわが子の全てを失ったのですから。むしろヨブが凄すぎるのです。

■ヨブ3:1その後、ヨブは口を開いて自分の生まれた日をのろった。3:2ヨブは声を出して言った。3:3私の生まれた日は滅びうせよ。「男の子が胎に宿った」と言ったその夜も。3:4その日はやみになれ。神もその日を顧みるな。光もその上を照らすな。
★どこにももって行き場のない苦しみの背後に神様とサタンの熾烈な戦いがあったとは。どうか原因不明の出来事に関して、自分を先走りして裁かれることがありませんように。

■ヨブ4:7さあ思い出せ。だれか罪がないのに滅びた者があるか。どこに正しい人で絶たれた者があるか。4:8私の見るところでは、不幸を耕し、害毒を蒔く者が、それを刈り取るのだ。
★真の慰め手となることの如何に難しい事か。多くの場合、耳を傾けるよりも、自分を義人とし、いつの間にか裁き人となる人が多いのですから。ヒデ

20121117_箴言30-31

■箴言30:5神のことばは、すべて純粋。神は拠り頼む者の盾。30:6神のことばにつけ足しをしてはならない。神が、あなたを責めないように、あなたがまやかし者とされないように。30:7二つのことをあなたにお願いします。私が死なないうちに、それをかなえてください。30:8不信実と偽りとを私から遠ざけてください。貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で私を養ってください。30:9私が食べ飽きて、あなたを否み、「主とはだれだ」と言わないために。また、私が貧しくて、盗みをし、私の神の御名を汚すことのないために。30:24この地上には小さいものが四つある。しかし、それは知恵者中の知恵者だ。30:25蟻は力のない種族だが、夏のうちに食糧を確保する。30:26岩だぬきは強くない種族だが、その巣を岩間に設ける。30:27いなごには王はないが、みな隊を組んで出て行く。30:28やもりは手でつかまえることができるが、王の宮殿にいる。
★いかに小さく弱いものからも教えられる心、持ち続けたいですね。

■箴言31:29「しっかりしたことをする女は多いけれど、あなたはそのすべてにまさっている」と。31:30麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。31:31彼女の手でかせいだ実を彼女に与え、彼女のしたことを町囲みのうちでほめたたえよ。

金曜日, 11月 16, 2012

20121116_箴言27-29

■箴言27:1あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。27:2自分の口でではなく、ほかの者にあなたをほめさせよ。自分のくちびるでではなく、よその人によって。27:19顔が、水に映る顔と同じように、人の心は、その人に映る。27:21るつぼは銀のため、炉は金のためにあるように、他人の称賛によって人はためされる。

■箴言28:1悪者は追う者もないのに逃げる。しかし、正しい人は若獅子のように頼もしい。28:11富む者は自分を知恵のある者と思い込む。分別のある貧しい者は、自分を調べる。28:13自分のそむきの罪を隠す者は成功しない。それを告白して、それを捨てる者はあわれみを受ける。

■箴言29:25人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。29:26支配者の顔色をうかがう者は多い。しかし人をさばくのは主である。

木曜日, 11月 15, 2012

20121115_箴言24-26

■箴言24:12もしあなたが、「私たちはそのことを知らなかった」と言っても、人の心を評価する方は、それを見抜いておられないだろうか。あなたのたましいを見守る方は、それを知らないだろうか。この方はおのおの、人の行いに応じて報いないだろうか。24:24悪者に向かって、「あなたは正しい」と言う者を、人々はののしり、民はのろう。24:25しかし、悪者を責める者は喜ばれ、彼らにはしあわせな祝福が与えられる。
★人を恐れると罠に陥ります。

■箴言25:2事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王の誉れ。25:3天が高く、地が深いように、王の心は測り知れない。25:4銀から、かなかすを除け。そうすれば、練られて良い器ができる。25:9あなたは隣人と争っても、他人の秘密を漏らしてはならない。25:10そうでないと、聞く者があなたを侮辱し、あなたの評判は取り返しのつかないほど悪くなる。25:28自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ。

■箴言26:20たきぎがなければ火が消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ。26:21おき火に炭を、火にたきぎをくべるように、争い好きな人は争いをかき立てる。26:26憎しみは、うまくごまかし隠せても、その悪は集会の中に現れる。26:27穴を掘る者は、自分がその穴に陥り、石をころがす者は、自分の上にそれをころがす。
★憎しみこそは正しく処理されるべき感情です。自分の考えで曖昧に処理すべきものではありません。主に聞きましょう。ヒデ

水曜日, 11月 14, 2012

20121114_箴言22-23

■箴言22:6若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。22:22貧しい者を、彼が貧しいからといって、かすめ取るな。悩む者を門のところで押さえつけるな。22:23主が彼らの訴えを弁護し、彼らを奪う者のいのちを奪うからだ。
★盲人バルテマイは「私を憐れんで下さい」と主の前に叫びますが、人々はそれを押さえつけようとしました。しかし主はその声を聞かれました。もしあなたが心を注ぎだして主に叫ばざるを得ないような状況にある時、主は必ずあなたの叫びに耳を傾けられます。むしろ問われるのは、主に叫ぶ勇気と飢え乾きが、こちら側にあるかどうかです。

■箴言23:6貪欲な人の食物を食べるな。彼のごちそうをほしがるな。23:7彼は、心のうちでは勘定ずくだから。あなたに、「食え、飲め」と言っても、その心はあなたとともにない。23:10昔からの地境を移してはならない。みなしごの畑に入り込んではならない。23:11彼らの贖い主は力強く、あなたに対する彼らの訴えを弁護されるからだ。
★あなたは勘定ずくな人ですか。なら、あなたの動機は愛ではないですね。隠された本当の動機、あなたの野心は何ですか。それがあなたを滅ぼします。主が与えて下さった地境は「敵を愛し迫害する者のために祈れ」です。ヒデ