金曜日, 5月 31, 2019

2019051_エレミヤ25

■3アモンの子、ユダの王ヨシヤの第十三年から今日まで、この二十三年間、私に主のことばがあり、私はあなたがたに絶えず、しきりに語りかけたのに、あなたがたは聞かなかった。
★主を愛する者の生き方をエレミヤから教えられます。23年間エレミヤは嫌がられ煙たがられることはあっても喜ばれることはありませんでした。人生は人と比べるものではなく主にささげるもの。主があなたに託された使命に忠実な者であらせていただきましょう。
主は「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。』マタイ25章23節と語られるお方です。

木曜日, 5月 30, 2019

20190530_エレミヤ24

■5「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。この良いいちじくのように、わたしは、この所からカルデヤ人の地に送ったユダの捕囚の民を良いものにしようと思う。
6わたしは、良くするために彼らに目をかけて、彼らをこの国に帰らせ、彼らを建て直し、倒れないように植えて、もう引き抜かない。

★豊かな生活が恵まれた生涯のバロメーターに必ずしもなるとは限りません。神様と近くあるかどうかです。神様とともにある時、試練さえも恵みとなり祝福となります。

水曜日, 5月 29, 2019

20190529_エレミヤ23

■14エルサレムの預言者たちの中にも、恐ろしい事をわたしは見た。彼らは姦通し、うそをついて歩き、悪を行う者どもの手を強くして、その悪からだれをも戻らせない。彼らはみな、わたしには、ソドムのようであり、その住民はゴモラのようである。
35あなたがたは互いに「主は何と答えられたか。主は何と語られたか」と言うがよい。
36しかし「主の宣告」ということを二度と述べてはならない。主のことばが人の重荷となり、あなたがたが、生ける神、万軍の主、私たちの神のことばを曲げるからだ。
★民がこんなにも堕落してしまった要因はにせの預言にありました。にせ預言者たちは数多くの熱狂的な聴衆を持ち、万事は順調であると信じさせたため人気がありました。それと対照的に、エレミヤの告げた神様からのメッセージは、民がいかに悪い状況かを示したため人気がありませんでした。気をつけなければならないにせ預言者の特徴にはいくつかの傾向があります。1.一見神様のメッセージを伝えているようですが、神様のみことばに従った生活をしていない。2.より好ましいものにするために、神様のみことばを希薄にする。3.高慢で利己的な傾向にあり、神様のみことばに忠実であるよりも聴衆に気に入られるようにする。神様を畏れましよう。

火曜日, 5月 28, 2019

20190528_エレミヤ22

■21あなたが繁栄していたときに、わたしはあなたに語りかけたが、あなたは『私は聞かない』と言った。わたしの声に聞き従わないということ、これが、若いころからのあなたの生き方だった。
★残念ですがエホヤキムは幼少の頃からかたくなな心で歩んでいました。神様はそんなエホヤキムに警告をお与えになりましたが、彼は聞くことを拒みました。彼にとって繁栄することは常に、神様との関係よりも優先されていました。神様との時間をとれなくなるほどの快適さ。人はそれを避けなければなりません。

月曜日, 5月 27, 2019

20190527_エレミヤ21

■2「どうか、私たちのために主に尋ねてください。バビロンの王ネブカデレザルが私たちを攻めています。主がかつて、あらゆる奇しいみわざを行われたように、私たちにも行い、彼を私たちから離れ去らせてくださるかもしれませんから。」
3エレミヤは彼らに言った。「あなたがたは、ゼデキヤにこう言いなさい。
★エレミヤに託された主の言葉を聞いた時、絶望のうちにゼデキヤ王は神様に助けを求めます。が、彼は神様の警告を恐れず、自らの罪をも認めませんでした。繁栄しているときには神様を無視していたにもかかわらず、何か問題が起きたときに神様に助けを求めようとする姿勢、しかし神様は信頼に基づく長続きする関係を求めておられます。神様と長続きする友好関係を築こうとしているか、それとも時折問題から抜け出すために神を利用しているだけか。あなたは、家族や友人があなたを一時的な頼みとだけ考え、あなたを利用とする姿勢であなたに接するなら、あなたはそれをどう思うでしょう。

日曜日, 5月 26, 2019

20190526_エレミヤ20

■1祭司であり、主の宮のつかさ、監督者であるイメルの子パシュフルは、エレミヤがこれらのことばを預言するのを聞いた。
2パシュフルは、預言者エレミヤを打ち、彼を主の宮にある上のベニヤミンの門にある足かせにつないだ。
3翌日になって、パシュフルがエレミヤを足かせから解いたとき、エレミヤは彼に言った。「主はあなたの名をパシュフルではなくて、『恐れが回りにある』と呼ばれる。
★パシュフルは神殿内の規律を維持する責任を持った職務についていました。祭司であり、預言者のふりをしていました。エレミヤのことばを聞いた後、そのメッセージを心に留めて行動に移す代わりに、パシュフルは彼を拘束して鞭で打たせました。真理は時に痛いものですが、真理に対する私たちの対応は、私たちの本性を見せてくれます。私たちは責任を否定し、自分の悪事の証拠を破壊するか、真理を謙虚に心に受け止め変わることができます。パシュフルは自分を力ある指導者であると考えたかもしれませんが、実際は臆病者でした。

土曜日, 5月 25, 2019

20190525_エレミヤ19

■14そこでエレミヤは、主が預言のために遣わしたトフェテから帰って来て、主の宮の庭に立ち、すべての民に言った。
15「イスラエルの神、万軍の主は、こう仰せられる。『見よ。わたしはこの町と、すべての町々に、わたしが告げたすべてのわざわいをもたらす。彼らがうなじのこわい者となって、わたしのことばに聞き従おうとしなかったからである。』」
★ 「うなじがこわい」とは、「素直に言うことを聞かない」という意味の比喩です。うなじの部分がこわい(かたい)とどうなるでしょう。首を前に倒すことができなくなります。つまり「首を縦にふる」とか「頭をたれておとなしくなる」「うつむいて恭順の意をあらわす」といった、人に従うポーズがとれない、ということです。それが人に対してのみならず神様に対して。結果彼らはBC586年ネブカデネザルとAD70年ティトゥスの侵略を受け2度にわたって大虐殺の苦しみを経験しました。従順は神様にこそささげるべき最高のささげものです。

金曜日, 5月 24, 2019

20190524_エレミヤ18

■2「立って、陶器師の家に下れ。そこで、あなたに、わたしのことばを聞かせよう。」
4陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。
6「イスラエルの家よ。この陶器師のように、わたしがあなたがたにすることができないだろうか。--主の御告げ--見よ。粘土が陶器師の手の中にあるように、イスラエルの家よ、あなたがたも、わたしの手の中にある。
★神様はエレミヤを通してイスラエルに様々なモデルを示し、イスラエルに対する愛を示されます。 1.アーモンドの枝(神は刑罰の兆しを実現させる)2.煮え立っているかまが南へ傾いている(神はユダ王国を罰する)
3. 腐った亜麻布の帯(民は神のことばを聞こうとしなかったので、無益な亜麻布の帯のようになる)4. 陶器師の粘土(そう願うなら神様は自身で罪深い民を滅ぼすことがおできになる)
これらは皆、さばきをもたらさざるを得なくなる前に悔い改めよという神様の警告ですが、ここにイスラエルのために心砕かれる神様の姿が描かれています。神様な愛なるお方です。

木曜日, 5月 23, 2019

20190523_エレミヤ17

■10わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれその生き方により、行いの結ぶ実によって報いる。
11しゃこが自分で産まなかった卵を抱くように、公義によらないで富を得る者がある。彼の一生の半ばで、富が彼を置き去りにし、そのすえはしれ者となる。」
14私をいやしてください。主よ。そうすれば、私はいえましょう。私をお救いください。そうすれば、私は救われます。あなたこそ、私の賛美だからです。
★新約聖書ヤコブ書には「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。」(1章14~18節)とあります。父の心を知り、受け取って「生きる」者でありましょう。

水曜日, 5月 22, 2019

20190522_エレミヤ16

■19主よ、私の力、私のとりで、苦難の日の私の逃げ場よ。あなたのもとに、諸国の民は地の果てから来て言うでしょう。「私たちの先祖が受け継いだものは、ただ偽るもの、何の役にも立たないむなしいものばかりだった。
20人間は、自分のために神々を造れようか。そんなものは神ではない」と。
★エレミヤは3種類の表現で神様の御名を呼びます。力、とりで、逃げ場です。それぞれの名は、エレミヤが神様をどのように経験したかを表し、少しずつ違った面を見せ、それぞれが安全と保護の描写となっています。あなたが弱いと感じるとき神様があなたの力となり、敵があなたに向かって来るとき神様があなたのとりでとなり、生活のプレッシャーから逃れたいとき神様があなたの逃げ場となってくださいますように。

火曜日, 5月 21, 2019

20190521_エレミヤ15

■18なぜ、私の痛みはいつまでも続き、私の打ち傷は直らず、いえようともしないのでしょう。あなたは、私にとって、欺く者、当てにならない小川のようになられるのですか。
20わたしはあなたを、この民に対し、堅固な青銅の城壁とする。彼らは、あなたと戦っても、勝てない。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い、あなたを助け出すからだ。--主の御告げ--
21また、わたしは、あなたを悪人どもの手から救い出し、横暴な者たちの手から助け出す。」
★神様の前に忠実に生きようとするエレミヤ。しかし目の前の状況はむしろ悪化する中、エレミヤは「なぜ」との言葉を抑えることができません。そのエレミヤに対する主の言葉がここには記されています。試練は神様があなたのために備えてくださっているより深い祝福を受け取るために自分自身に気づく時でもあります。

月曜日, 5月 20, 2019

20190520_エレミヤ14

■8イスラエルの望みである方、苦難の時の救い主よ。なぜあなたは、この国にいる在留異国人のように、また、一夜を過ごすため立ち寄った旅人のように、すげなくされるのですか。
14主は私に仰せられた。「あの預言者たちは、わたしの名によって偽りを預言している。わたしは彼らを遣わしたこともなく、彼らに命じたこともなく、語ったこともない。彼らは、偽りの幻と、むなしい占いと、自分の心の偽りごとを、あなたがたに預言しているのだ。
★民はなぜ預言者たちのことばを聞いたのでしょう。これらの「預言者」たちは、民が聞きたいことを語りました。にせ教師は人々が聞きたいことを話して名声や金を手に入れますが、人々を神様から遠ざけました。にせ教師を見分けれる霊性を求めましょう。

日曜日, 5月 19, 2019

20190519_エレミヤ19

■23クシュ人がその皮膚を、ひょうがその斑点を、変えることができようか。もしできたら、悪に慣れたあなたがたでも、善を行うことができるだろう。
★この節は有名です。捕囚の脅威さえも、イスラエルを神様に立ち返らせることはできませんでした。民は悪を行うことに慣れすぎてしまい、変わる力を失っていました。神様はまことの悔い改めを拒むことはなさいません。神様は変わることができなくなる前に立ち返りなさいと呼び掛け続けておられたのです。よい生活習慣や態度の尊さを思います。

土曜日, 5月 18, 2019

20190518_エレミヤ12

■1主よ。私があなたと論じても、あなたのほうが正しいのです。それでも、さばきについて、一つのことを私はあなたにお聞きしたいのです。なぜ、悪者の道は栄え、裏切りを働く者が、みな安らかなのですか。
3主よ。あなたは私を知り、私を見ておられ、あなたへの私の心をためされます。どうか彼らを、ほふられる羊のように引きずり出して、虐殺の日のために取り分けてください。
16彼らが、かつて、わたしの民にバアルによって誓うことを教えたように、もし彼らがわたしの民の道をよく学び、わたしの名によって、『主は生きておられる』と誓うなら、彼らは、わたしの民のうちに建てられよう。
17しかし、彼らが聞かなければ、わたしはその国を根こぎにして滅ぼしてしまう。--主の御告げ--」
★主に語りかける「なぜ」にエレミヤの心が表されています。なぜ神様は裁いてくださらないのか。しかしここに神様の憐れみ深さが描かれています。かつて主はあなたに対してもそうでした。

金曜日, 5月 17, 2019

20190517_エレミヤ11

■7わたしは、あなたがたの先祖をエジプトの国から導き出した日に、彼らをはっきり戒め、また今日まで、『わたしの声を聞け』と言って、しきりに戒めてきた。
8しかし彼らは聞かず、耳を傾けず、おのおの悪いかたくなな心のままに歩んだ。それで、わたしはこの契約のことばをみな、彼らに実現させた。わたしが行うように命じたのに、彼らが行わなかったからである。」
19私は、ほふり場に引かれて行くおとなしい子羊のようでした。彼らが私に敵対して、「木を実とともに滅ぼそう。彼を生ける者の地から断って、その名が二度と思い出されないようにしよう」と計画していたことを、私は知りませんでした。
★心頑ななイスラエルの民に遂に主の裁きの宣告が。しかし実際にくだされた裁きは御子キリストにでした。父なる神様の悲しみ、怒り、ご愛を受け取るものでありましょう。

木曜日, 5月 16, 2019

20190516_エレミヤ10

■23主よ。私は知っています。人間の道は、その人によるのでなく、歩くことも、その歩みを確かにすることも、人によるのではないことを。
24主よ。御怒りによらず、ただ公義によって、私を懲らしてください。そうでないと、私は無に帰してしまうでしょう。
25あなたを知らない諸国の民の上に、あなたの御名を呼ばない諸氏族の上に、あなたの憤りを注いでください。彼らはヤコブを食らい、これを食らって、これを絶滅させ、その住まいを荒らしたからです。
★神様を畏れる者の祈りです。ここにこそ理不尽な試みの中でも自分自身を見失うことなく、様々な誘惑にも飲み込まれることのない秘訣があります。

水曜日, 5月 15, 2019

20190515_エレミヤ9

■8彼らの舌はとがった矢で、欺きを語る。口先では友人に平和を語るが、腹の中では待ち伏せを計る。
9これらのために、わたしは彼らを罰しないだろうか。--主の御告げ--このような国に対して、わたしが復讐しないだろうか。」
23主はこう仰せられる。「知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。
24誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、わたしがこれらのことを喜ぶからだ。--主の御告げ--
★主によってかたち作られ命を与えられた神の民である私たち。誇るべきは主。どうか主が私たちのこの心を知ってくださいます様に。

火曜日, 5月 14, 2019

20190514_エレミヤ8

■8:10 それゆえ、わたしは彼らの妻を他人に与え、彼らの畑を侵略者に与える。なぜなら、身分の低い者から高い者まで、みな利得をむさぼり、預言者から祭司に至るまで、みな偽りを行っているからだ。
8:11 彼らは、わたしの民の娘の傷を手軽にいやし、平安がないのに、『平安だ、平安だ』と言っている。
8:22 乳香はギルアデにないのか。医者はそこにいないのか。それなのに、なぜ、私の民の娘の傷はいやされなかったのか。
★人に本当の平安を与えたいと願う者はその人が神様の前に立てるよう導こうとします。なぜなら真の医者である神様はいないお方ではなくおられるからです。しかし、手軽に癒そうとする人の背後には、人を利用しようと悪意をもってそうする場合や、人を自分につなげようとする誘惑に気づかないゆえにそうする場合もあります。人に依存するものでも、人を依存させるものでもなく、人が主によって命をいただけるよう、傍らに立つものであらせていただきましょう。

月曜日, 5月 13, 2019

20190513_エレミヤ7

■5もし、ほんとうに、あなたがたが行いとわざとを改め、あなたがたの間で公義を行い、
6在留異国人、みなしご、やもめをしいたげず、罪のない者の血をこの所で流さず、ほかの神々に従って自分の身にわざわいを招くようなことをしなければ、
7わたしはこの所、わたしがあなたがたの先祖に与えたこの地に、とこしえからとこしえまで、あなたがたを住ませよう。
★ 主は在留異国人、みなしご、やもめの保護者、弱い立場にある人の理解です。

日曜日, 5月 12, 2019

20190512_エレミヤ6

■13なぜなら、身分の低い者から高い者まで、みな利得をむさぼり、預言者から祭司に至るまで、みな偽りを行っているからだ。
14彼らは、わたしの民の傷を手軽にいやし、平安がないのに、『平安だ、平安だ』と言っている。
★主にあって祭司であり預言者とされたキリスト者である私たちは、愛を持って真実を語るようにと世から選び出されました。世に迎合しない言動はいつも人々に喜ばれるとは限りません。塩気を失うことの無い様にただ神様を畏れましょう。辻褄を合わしてくださるのは神様です。

土曜日, 5月 11, 2019

20190511_エレミヤ5

■1エルサレムのちまたを行き巡り、さあ、見て知るがよい。その広場で捜して、だれか公義を行い、真実を求める者を見つけたら、わたしはエルサレムを赦そう。
31預言者は偽りの預言をし、祭司は自分かってに治め、わたしの民はそれを愛している。その末には、あなたがたは、どうするつもりだ。」
★ソドムとゴモラの町が罪に満ち溢れたとき神様がアブラハムに語られた光景を思い浮かべます。50人から始まり40人……5人と、しかし一人もいない状況でした。一人でもいるならば私は赦そう。癒そう。エレミヤと共に神の側に立つ一人であらせていただきましょう。家族のために、この地域のために、日本のために。

金曜日, 5月 10, 2019

20190510_エレミヤ4

■4:1 「イスラエルよ。もし帰るのなら、‐‐【主】の御告げ‐‐わたしのところに帰って来い。もし、あなたが忌むべき物をわたしの前から除くなら、あなたは迷うことはない。
4:2 あなたが真実と公義と正義とによって『【主】は生きておられる』と誓うなら、国々は主によって互いに祝福し合い、主によって誇り合う。」
★本来イスラエルは祝福の基としての選びの民でした。にもかかわらず……。今朝の新聖歌の選曲は「かつてはわれ」346でこの箇所にピッタリだと思いました。
1 かつてはわれ良きものを 求めて主を忘れたり
賜物より癒しより 与え主ぞさらに良き
わがすべての すべてなる
主をば崇めん 永遠(とこしえ)に
2 かつてはわれわが手もて 空し事を重ねたり
手の努力を止めし時 捕らわれたり主の手にて
わがすべての すべてなる
主をば崇めん 永遠(とこしえ)に
3 かつてはわれわがなしし事に 心用いたり
物事主に委ねしに 成し給えり主はすべて
わがすべての すべてなる
主をば崇めん 永遠(とこしえ)に
4 主を用いず主にわれの 用いらるる幸いかに
力よりも力ある 全能者ぞわれにある
わがすべての すべてなる
主をば崇めん 永遠(とこしえ)に
5 わがものなる主は我を 迎えんとて来たり給う
灯火(ともしび)手に迎えばや 内に油豊かなり
わがすべての すべてなる
主をば崇めん 永遠(とこしえ)に

お若い方は歌われている意味が分かるでしょうか。
難しい場合は熟年の方に尋ねて助けてもらってください。

木曜日, 5月 09, 2019

20190509_エレミヤ3

■12行って、次のことばを北のほうに呼ばわって言え。背信の女イスラエル。帰れ。--主の御告げ--わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。--主の御告げ--わたしは、いつまでも怒ってはいない。
23背信の子らよ。帰れ。わたしがあなたがたの背信をいやそう。」「今、私たちはあなたのもとにまいります。あなたこそ、私たちの神、主だからです。
★「背信の子らよ。帰れ」とくり返されます。注ぎ出される父なる神様の愛です。その中で「ただ、あなたは自分の咎を知れ。」と主は語られます。本当の回復はそこから始まるからです。

水曜日, 5月 08, 2019

20190508_エレミヤ2

■5主はこう仰せられる。「あなたがたの先祖は、わたしにどんな不正を見つけて、わたしから遠く離れ、むなしいものに従って行って、むなしいものとなったのか。
6彼らは尋ねもしなかった。『主はどこにおられるのか。私たちをエジプトの国から上らせた方、私たちに、荒野の荒れた穴だらけの地、砂漠の死の陰の地、人も通らず、だれも住まない地を行かせた方は』と。
13わたしの民は二つの悪を行った。湧き水の泉であるわたしを捨てて、多くの水ためを、水をためることのできない、こわれた水ためを、自分たちのために掘ったのだ。
★涙の預言者エレミヤの言葉です。人は残念かな罪を犯すときでさえ自分を正当化して犯します。いえ自分を正当化しなければ自分自身のバランスを保ちえないでしよう。立ち止まり、水ためではなく湧き水である主ご自身から命を受け取りましょう。

火曜日, 5月 07, 2019

20190507_エレミヤ1

■5「わたしは、あなたを胎内に形造る前から、あなたを知り、あなたが腹から出る前から、あなたを聖別し、あなたを国々への預言者と定めていた。」
18見よ。わたしはきょう、あなたを、全国に、ユダの王たち、首長たち、祭司たち、この国の人々に対して、城壁のある町、鉄の柱、青銅の城壁とした。
19だから、彼らがあなたと戦っても、あなたには勝てない。わたしがあなたとともにいて、--主の御告げ--あなたを救い出すからだ。」
★その生涯において40年間、エレミヤは神様から託された預言の言葉を語り続けます。しかし、誰ひとり耳を傾ける者はありませんでした。まさに人を畏れるならば罠におちいる生涯でした。神様のみ前で忠実であろうとするエレミヤの姿から教えられましょう。

月曜日, 5月 06, 2019

20190506_2コリント13

■5あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられることを、自分で認めないのですか--あなたがたがそれに不適格であれば別です。--
6しかし、私たちは不適格でないことを、あなたがたが悟るように私は望んでいます。

★自分を知ることは大切です。成し遂げられたキリストの贖いを受け取るために上を仰ぐことができるからです。私の側に神様との関係を回復させるために役立てれる良き物があるわけではありません。一方的な神様の恵みです。ゆえにこれを理解し、キリストを仰ぐ者は失格者になり得ないのです。

日曜日, 5月 05, 2019

20190505_2コリント12

■9しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
10ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。
★誰を誇るか、何を誇るかがこの章のテーマです。その選択でパウロは自分の弱さを選びました。イエス様の恵みと力はその中でこそあらわれるからです。私ではなくキリストがあがめられることを、それがパウロの心でした。

土曜日, 5月 04, 2019

20190504_2コリント11

■29だれかが弱くて、私が弱くない、ということがあるでしょうか。だれかがつまずいていて、私の心が激しく痛まないでおられましょうか。
30もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります。
★主を愛し、教会を愛したパウロはどれほどの苦難にあったことでしょう。
聖書は「ユダヤ人から三十九のむちを受けたことが五度、むちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度あり、一昼夜、海上を漂ったこともあります。幾度も旅をし、川の難、盗賊の難、同国民から受ける難、異邦人から受ける難、都市の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、労し苦しみ、たびたび眠られぬ夜を過ごし、飢え渇き、しばしば食べ物もなく、寒さに凍え、裸でいたこともありました。このような外から来ることのほかに、日々私に押しかかるすべての教会への心づかいがあります。」と告白します。

が、パウロは教会を愛することをやめること、捨てることができませんでした。どれほど主が教会を愛しているかを知ったからです。教会に召しだされたあなたは主に愛されています。期待されています。

金曜日, 5月 03, 2019

20190503_2コリント10

■12私たちは、自己推薦をしているような人たちの中のだれかと自分を同列に置いたり、比較したりしようなどとは思いません。しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです。
17誇る者は、主を誇りなさい。
18自分で自分を推薦する人でなく、主に推薦される人こそ、受け入れられる人です。

★主を誇りとしないなら何を人は誇るのでしょう。自分です。その結果共同体に分裂が生じます。自分に委ねられた働きを神様の前に忠実に果たしましょう。賞賛をもたらしてくださるのも神様です。

木曜日, 5月 02, 2019

20190502_2コリント9

■6私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。
7ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。
8神は、あなたがたを、常にすべてのことに満ち足りて、すべての良いわざにあふれる者とするために、あらゆる恵みをあふれるばかり与えることのできる方です。

★ささげ物に対するキリスト者の基準です。強いられてではなく喜びを持って自発的に。神様はこのささげ物については試してみよとも語られました。お金の使い方を通して自分自身を知ることができることも恵みです。神の国のために豊かに捧げる者でありましょう。