金曜日, 8月 16, 2019

20190816_エゼキエル26

■2「人の子よ。ツロはエルサレムについて、『あはは。国々の民の門はこわされ、私に明け渡された。私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった』と言ってあざけった。
3それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。

★この章のメッセージは前586年にエゼキエルに与えられました。エルサレムに対して「あはは」と嘲笑したイスラエルの北にあるフェニキヤの首都であるツロに対してです。都市の一部は海岸沿いにあり、一部は美しい島でした。エルサレムが陥落したときツロが喜んだ理由はツロとユダは、南はエジプト、北はメソポタミヤからの貿易において、常に競争していたからです。ツロは海上貿易を独占し、ユダは陸上貿易の隊商ルートを独占していました。ユダが敗れた後、ツロはすべての貿易ルートは自分のものになると考えました。しかしツロのおごりを見られた神様は前586年に、バビロンの王ネブカデネザルを送り、さらにはアレクサンドロス大王をも送られたのです。神様はどれほどおごりを嫌われるお方でしょう。どれほどご自身の民を愛されるお方でしょう。あなたは神様から大切に思われています。

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