金曜日, 5月 13, 2011

20110513_出エ20

■出エ20:2「わたしは、あなたをエジプトの国、奴隷の家から連れ出した、あなたの神、主である。20:3あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
★エジプトの奴隷生活からの脱出を果たし、自由人とされ、神様が下さった約束の地を目指すイスラエルに対して、神様がモーセを通して下さったもの、それがこの章に記された十戒です。実際には神様の指によって、神様ご自身が記して下さったと聖書は記します。何の為でしょう。神様がイスラエルを新たにご自身の奴隷にするためでしょうか。民をパロ以上に束縛するためでしょうか。いいえ、奴隷としてではなく、自由を与えられた者として生きるとは、どの様な生き方かを学ばせるためでした。そして民は与えられたこの十戒が良きものであることを理解しつつも、いざその基準に生きれないことを通して、罪の自覚と共に、自らが神でないことを教えられ、神様を仰ぐ者へと導かれていったのです。なんだ、これくらいの事なら自分の力と努力、および精神力で守る事ができるじゃないかという自信家で、自分の姿が全く見えない鼻持ちならない人がこの朝いらっしゃるでしょうか。もしいらっしゃったなら、その人は憐れです。反対にこの十戒を、自分の心を映し出す鏡とし、日ごとに足らなさを知らされつつも、赦され愛されていることを受止め、感謝して一日を始めることのできる人は何と感謝な事でしょう。「人」とはギリシャ語で「アンソローポス」と表現します。その意味は上を仰ぐ者。真に仰ぐべきお方を持つ人は幸いです。神様が下さる約束の地はその人のものだからです。ヒデ

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