■1コリント8:12あなたがたはこのように兄弟たちに対して罪を犯し、彼らの弱い良心を踏みにじるとき、キリストに対して罪を犯しているのです。8:13ですから、もし食物が私の兄弟をつまずかせるなら、私は今後いっさい肉を食べません。それは、私の兄弟につまずきを与えないためです。
★コリント地方で起こっていた課題、偶像にささげられた肉を食べるべきかどうかについて、パウロはここで展開します。もちろん食べてよいのです。その理由はすべての食物は祈りによってきよめられますし、唯一の神様以外に実際存在する神はないからです。しかしパウロはその知識を持つ人は、その真理を知っているゆえにあなたは高ぶっていませんかと語りかけます。そしてパウロが問題にするのは自分の良心ではなく弱い良心を持つ人々がそれで躓かないだろうかです。生まれながらの人は、確かにそこにはその人の生育歴の関係もあるでしょう、弱い良心を持つ人と強い良心を持つ人があります。あなたどちらですか。しかしパウロが求めるのは成熟した良心、すなわち自分の為ではなく相手を思いやる良心です。人の目に縛られ自由を失うわけでも、律法主義に逆戻りするわけでもありません。弱いいのちを守るため、愛のゆえに自らの権利をあえて明け渡す生き方です。あなたに与えられた自由をいかに用いるかであなたが何者であるかが明らかになります。願わくはイエスと一緒にいたもの、クリスチャンとよばれる生き方へと導かれますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿