木曜日, 6月 30, 2016

20160630_創世記4 ピレモン

■創世記4:13 カインは【主】に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。 4:14 ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。」
弟アベルを殺したカインの告白です。罪の重さに押しつぶされそうになりつつも、弟を殺害した動機の根源に気づいていません。その表れは、どこまでも内向きな「私に出会う者は誰でも私を殺すでしょう」との、自己保身のことばとなっています。根本的な罪は、自分が何者であるかをわきまえることなく、自らのわざをもって神様の前に自分を大きく見せよう、誇ろうとする、その姿勢にありました。

ピレモン1:12 そのオネシモを、あなたのもとに送り返します。彼は私の心そのものです。 1:13 私は、彼を私のところにとどめておき、福音のために獄中にいる間、あなたに代わって私のために仕えてもらいたいとも考えましたが、 1:14 あなたの同意なしには何一つすまいと思いました。それは、あなたがしてくれる親切は強制されてではなく、自発的でなければいけないからです。
キリスト者の選択の背後には、御心はどこにあるのか、との動機があります。それを越えてすることは、たとえよい行動、ゆるされる行動のように見えたとしても、栄光をあらわす神様のわざとはなり得ない場合が。動機とプロセスと重んじるキリスト者としての生き方がここにあります。

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