水曜日, 7月 11, 2012

20120711_1サムエル記13-14

■1サムエル記13:11サムエルは言った。「あなたは、なんということをしたのか。」サウルは答えた。「民が私から離れ去って行こうとし、また、あなたも定められた日にお見えにならず、ペリシテ人がミクマスに集まったのを見たからです。13:12今にもペリシテ人がギルガルの私のところに下って来ようとしているのに、私は、まだ主に嘆願していないと考え、思い切って全焼のいけにえをささげたのです。」
★この後サウル王は祭司サムエルに「あなたは愚かなことをした。しなければ王国は永遠に確立されたであろうに」と語られます。何が愚かなのでしょう。越権行為です。祭司しかささげられないいけにえを、王であるサウルがささげたのです。しかもその動機は民が自分から去って行くのを恐れて。イスラエル全体がペリシテ人の襲来という緊張の中でした。そもそも信仰とはそうした中で試されます。「思い切って」すべきことと、そうすべきでないことがあなたの内で明確になりますように。

■1サムエル記14:19サウルが祭司とまだ話しているうちに、ペリシテ人の陣営の騒動は、ますます大きくなっていった。そこでサウルは祭司に、「もう手をしまいなさい」と言った。
★「もう手をしまいなさい」とは、祭司が神意を伺う手続きを省き、ペリシテ人が混乱しているその隙に戦いを始め、有利に戦いを進めようとした動機の現れです。同じようなことがこの章の36節にも記され、祭司が「ここで、われわれは神の前に出ましょう。」とサウル王に語っています。神様はその人が本当に神様により頼む人か、それともいざとなれば「肉」・「罪深い自我」で事を押し切ろうとする人かを見定めるお方です。あなたが真に神様を畏れ、委ねられた領域で神様の勝利をもたらす真の王でありますように。ヒデ

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