★この後サウル王は祭司サムエルに「あなたは愚かなことをした。しなければ王国は永遠に確立されたであろうに」と語られます。何が愚かなのでしょう。越権行為です。祭司しかささげられないいけにえを、王であるサウルがささげたのです。しかもその動機は民が自分から去って行くのを恐れて。イスラエル全体がペリシテ人の襲来という緊張の中でした。そもそも信仰とはそうした中で試されます。「思い切って」すべきことと、そうすべきでないことがあなたの内で明確になりますように。
■1サムエル記14:19サウルが祭司とまだ話しているうちに、ペリシテ人の陣営の騒動は、ますます大きくなっていった。そこでサウルは祭司に、「もう手をしまいなさい」と言った。
★「もう手をしまいなさい」とは、祭司が神意を伺う手続きを省き、ペリシテ人が混乱しているその隙に戦いを始め、有利に戦いを進めようとした動機の現れです。同じようなことがこの章の36節にも記され、祭司が「ここで、われわれは神の前に出ましょう。」とサウル王に語っています。神様はその人が本当に神様により頼む人か、それともいざとなれば「肉」・「罪深い自我」で事を押し切ろうとする人かを見定めるお方です。あなたが真に神様を畏れ、委ねられた領域で神様の勝利をもたらす真の王でありますように。ヒデ
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