火曜日, 10月 31, 2017

20171031_ヨブ14

■ ヨブ14
14 人が死ぬと、生き返るでしょうか。私の苦役の日の限り、私の代わりの者が来るまで待ちましょう。15 あなたが呼んでくだされば、私は答えます。あなたはご自分の手で造られたものを慕っておられるでしょう。16 今、あなたは私の歩みを数えておられますが、私の罪に目を留めず、17 私のそむきの罪を袋の中に封じ込め、私の咎をおおってください。
22 ただ、彼は自分の肉の痛みを覚え、そのたましいは自分のために嘆くだけです。
★ この章におけるヨブの言葉は、正しい教理を持つだけでは十分ではない、という偉大な真実を説明しています。信じる内容を知るだけでは、神様を喜ばせることは出来ません。人生の経験によって試みられていない真実は、生き生きとしたもにならない事がしばしばです。苦しみは、人生に生き生きとした質をもたらします。干ばつによって、木の根が水を見つけるためにさらに深く伸びるように、苦しみは私たちに、真実を表面的に受け入れることを越えさせ、望みといのちのために神様に拠り頼ませます。確かにキリストにあって未来はあります。あなたの希望が絶たれることはありません。

月曜日, 10月 30, 2017

20171030_ヨブ13

■ ヨブ13
4 しかし、あなたがたは偽りをでっちあげる者、あなたがたはみな、能なしの医者だ。5 ああ、あなたがたが全く黙っていたら、それがあなたがたの知恵であったろうに。6 さあ、私の論ずるところを聞き、私のくちびるの訴えに耳を貸せ。7 あなたがたは神の代わりに、なんと、不正を言うのか。神の代わりに、欺きを語るのか。
8 神の顔を、あなたがたは立てるつもりなのか。神の代わりに言い争うのか。9 神があなたがたを調べても、大丈夫か。あなたがたは、人が人を欺くように、神を欺こうとするのか。10 もし、あなたがたが隠れて自分の顔を立てようとするなら、神は必ずあなたがたを責める。
★ヨブは3人の友人を、何をしているのかわからない医者に例えます。神様についての彼らの考えの多くは間違いではありませんが、ヨブの状況には当てはまらないものでした。彼らが、神様は義であられると言ったのは真実です。神様は罪を罰せられると言ったことも真実です。しかし、ヨブの苦しみは彼の罪への罰ゆえであると想定したことは間違いでした。彼らは正しい原則を間違って適用し、ヨブを苦しめたのです。神の言葉を用いて人を非難する際、注意深く、同情深くあるべきです。判断を急いではなりません。

土曜日, 10月 28, 2017

20171028_ヨブ11

■ヨブ11
1ナアマ人ツォファルが答えて言った。2ことば数が多ければ、言い返しがないであろうか。舌の人が義とされるのだろうか。3あなたのおしゃべりは人を黙らせる。あなたはあざけるが、だれもあなたを恥じさせる者がない。4あなたは言う。「私の主張は純粋だ。あなたの目にも、きよい。」と。5ああ、神がもし語りかけ、あなたに向かってくちびるを開いてくださったなら、6神は知恵の奥義をあなたに告げ、すぐれた知性を倍にしてくださるものを。知れ。神はあなたのために、あなたの罪を忘れてくださることを。
★ヨブの友人の中で3番目に語るツォファルです。彼は怒りに満ちて、ヨブは、軽い罰ではなく、さらに重い罰を受けるに値すると言って、非難をあびせます。彼の発言は何と横柄なものでしょう。年配者ヨブに「知れ」とは。ここに自分は絶対に正しいと思う者の怖さがあります。


金曜日, 10月 27, 2017

20171027_ヨブ10

■ヨブ10
10 1 私は自分のいのちをいとう。私は自分の不平をぶちまけ、私のたましいの苦しみを語ろう。
10 2 私は神に言おう。「私を罪ある者となさらないように。なぜ私と争われるかを、知らせてください。
10 3 あなたが人をしいたげ、御手のわざをさげすみ、悪者のはかりごとに光を添えることは良いことでしょうか。
10 4 あなたは肉の目を持っておられるのですか。あるいは、人間が見るように、あなたも見られるのですか。
10 5 あなたの日々は人間の日々と同じですか。あるいは、あなたの年は人の年と同じですか。
10 6 それで、あなたは私の咎を捜し、私の罪を探られるのですか。
10 7 あなたは、私に罪のないことを知っておられ、だれもあなたの手から救い出せる者はいないのに。
10 20 私の生きる日はいくばくもないのですか。それではやめてください。私にかまわないでください。私はわずかでも明るくなりたいのです。

★神様の前に心を注ぎ出すヨブの姿がここに。半ば自己憐憫に陥ったかのヨブですが神様は決してヨブを責めておられません。どんな事も、心を神様の前に注ぎ出しましょう。

木曜日, 10月 26, 2017

20171026_ヨブ9

■ヨブ9:32 神は私のように人間ではないから、私は「さあ、さばきの座にいっしょに行こう」と申し入れることはできない。
9:33 私たちふたりの上に手を置く仲裁者が私たちの間にはいない。
9:34 神がその杖を私から取り去られるように。その恐ろしさで私をおびえさせないように。
★ヨブはたとえ義人であっても神様との間を取り持ってくれる仲裁者がありませんでした。しかし私たちには救い主キリストがおられます。
「しかし、キリストは永遠に存在されるのであって、変わることのない祭司の務めを持っておられます。したがって、ご自分によって神に近づく人々を、完全に救うことがおできになります。キリストはいつも生きていて、彼らのために、とりなしをしておられるからです。」ヘブル7:24-25の通りです。

水曜日, 10月 25, 2017

20171025_ヨブ8

■ヨブ8:3 神は公義を曲げるだろうか。全能者は義を曲げるだろうか。
8:4 もし、あなたの子らが神に罪を犯し、神が彼らをそのそむきの罪の手中に送り込まれたのなら、
8:5 もし、あなたが、熱心に神に求め、全能者にあわれみを請うなら、
8:6 もし、あなたが純粋で正しいなら、まことに神は今すぐあなたのために起き上がり、あなたの義の住まいを回復される。
8:7 あなたの始めは小さくても、その終わりは、はなはだ大きくなる。
★にもかかわらず「ヨブよ。あなたはどうなのか」と、シュアハ人ビルダデの言葉です。

火曜日, 10月 24, 2017

20171024_ヨブ7

■ヨブ7:11 それゆえ、私も自分の口を制することをせず、私の霊の苦しみの中から語り、私のたましいの苦悩の中から嘆きます。
7:12 私は海でしょうか、海の巨獣でしょうか、あなたが私の上に見張りを置かれるとは。
7:17 人とは何者なのでしょう。あなたがこれを尊び、これに御心を留められるとは。
 7:18 また、朝ごとにこれを訪れ、そのつどこれをためされるとは。
 7:19 いつまで、あなたは私から目をそらされないのですか。つばをのみこむ間も、私を捨てておかれないのですか。
 7:20 私が罪を犯したといっても、人を見張るあなたに、私は何ができましょう。なぜ、私をあなたの的とされるのですか。私が重荷を負わなければならないのですか。
★苦しみの中でヨブは心を注ぎ出します。霊に癒やしが与えられますように。

月曜日, 10月 23, 2017

20171023_ヨブ6

■ヨブ6:8 ああ、私の願いがかなえられ、私の望むものを神が与えてくださるとよいのに。 6:9 私を砕き、御手を伸ばして私を絶つことが神のおぼしめしであるなら、 6:10 私はなおも、それに慰めを得、容赦ない苦痛の中でも、こおどりして喜ぼう。私は聖なる方のことばを拒んだことがないからだ。
★友人エリファズのことばに対するヨブの反論です。自分を説得しようとする者に、自分のことが本当に理解されていないことほど苦痛を与えることがないことが伝わってきます。ヤコブ書1:19 では「愛する兄弟たち。あなたがたはそのことを知っているのです。しかし、だれでも、聞くには早く、語るにはおそく、怒るにはおそいようにしなさい。」とあります。

日曜日, 10月 22, 2017

20171022_ヨブ5

■ヨブ5:17 ああ、幸いなことよ。神に責められるその人は。だから全能者の懲らしめをないがしろにしてはならない。 5:18 神は傷つけるが、それを包み、打ち砕くが、その手でいやしてくださるからだ。
★友人エリファズのことばはもっともです。そしてエリファズは段々と強い口調でヨブを自分の考えに同意させ、悔い改めに導こうとします。しかし、やはりそれも違うのです。

金曜日, 10月 20, 2017

20171021_ヨブ4

■ヨブ4:6 あなたが神を恐れていることはあなたの確信ではないか。あなたの望みはあなたの潔白な行いではないか。 4:7 さあ思い出せ。だれか罪がないのに滅びた者があるか。どこに正しい人で絶たれた者があるか。 4:8 私の見るところでは、不幸を耕し、害毒を蒔く者が、それを刈り取るのだ。 4:9 彼らは神のいぶきによって滅び、その怒りの息によって消えうせる。
★愛する者を失ったヨブの深い悲しみと、あまりに悲惨な身体の状況を見た友人テマン人エリファズは言葉を失い、7日の間だヨブに寄り添います。今日の箇所はその後エリファズがヨブに発した言葉です。ヨブを愛するゆえの友の言葉、しかしその言葉は届きません。届かないどころかヨブへの裁きの言葉と取られても致し方ないものとなりそう雲行きです。

木曜日, 10月 19, 2017

20171019_ヨブ3

■ヨブ3:1 その後、ヨブは口を開いて自分の生まれた日をのろった。3:3 私の生まれた日は滅びうせよ。「男の子が胎に宿った」と言ったその夜も。 3:11 なぜ、私は、胎から出たとき、死ななかったのか。なぜ、私は、生まれ出たとき、息絶えなかったのか。
★神様を直接呪うことをヨブはしませんが、自分自身の存在を呪います。なぜその試練が起こることを神が許されるのか。試練の意味が理解出来ないことが人をいかに深い苦悩に陥れるかがこの章は描きます。確かに神様はその理由を最後まで明らかにされることはヨブ記ではありません。しかし全能者であるご自身を神様はヨブに示しされるのです。更に明日に続きます。

水曜日, 10月 18, 2017

20171018_ヨブ2

■ヨブ2:10 しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。
★息子娘、財産を奪ったとしてもヨブが神様を呪わなかったのをみてとったサタンはなお執拗に「皮の代わりには皮をもってします。人は自分のいのちの代わりには、すべての持ち物を与えるものです。しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」と神様にヨブの身体を打つ許可を求めます。その悲惨さは、見舞いに来た3人の友人も、言葉を失い、ただヨブの傍らに寄り添うことがやっとという状況でした。それでも神様を呪うことをしないヨブ。ヨブ記のストーリーはここから始まります。

20171017_ヨブ1

■ヨブ1:20 このとき、ヨブは立ち上がり、その上着を引き裂き、頭をそり、地にひれ伏して礼拝し、1:21 そして言った。「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう。【主】は与え、【主】は取られる。【主】の御名はほむべきかな。」
★ヨブが10人の息子娘、財産を失った時に語った有名な告白です。しかしこの時ヨブは神様とサタンの間で
1:11 しかし、あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」 1:12 【主】はサタンに仰せられた。「では、彼のすべての持ち物をおまえの手に任せよう。ただ彼の身に手を伸ばしてはならない。」そこで、サタンは【主】の前から出て行った。
と言ったやり取りがあったことなど知る由もありません。「なにゆえ私に」との訴えではないヨブの姿。そこに神様でさえ誇りに思う者の姿が描かれます。

月曜日, 10月 16, 2017

20171016_エステル9

■エステル 9:26 こういうわけで、ユダヤ人はプルの名を取って、これらの日をプリムと呼んだ。こうして、この書簡のすべてのことばにより、また、このことについて彼らが見たこと、また彼らに起こったことにより、
 9:27 ユダヤ人は、彼らと、その子孫、および彼らにつく者たちがその文書のとおり、毎年定まった時期に、この両日を守って、これを廃止してはならないと定め、これを実行することにした。
★略奪はしませんが「自分たちのいのちを守ろう」(16節)としたユダヤ人の記念がプリムの祭りとなりました。

日曜日, 10月 15, 2017

20171015_エステル8

■エステル8:8 あなたがたはユダヤ人についてあなたがたのよいと思うように、王の名で書き、王の指輪でそれに印を押しなさい。王の名で書かれ、王の指輪で印が押された文書は、だれも取り消すことができないのだ。」
 8:17 王の命令とその法令が届いたどの州、どの町でも、ユダヤ人は喜び、楽しみ、祝宴を張って、祝日とした。この国の民のうちで、自分がユダヤ人であることを宣言する者が大ぜいいた。それは彼らがユダヤ人を恐れるようになったからである。
★自分が何者であるかを宣言できるようになった背景には王による身分の保障がありました。
万軍の王である、父なる神様もイエス・キリストの十字架の贖いを通して私たちの身分を保障くださり、その証明として、キリストを3日目に死者の中から蘇らせてくださいました。どこにおいても恐れることなく、高らかに主を誉め称えましょう。ハレルヤ!

土曜日, 10月 14, 2017

20171014_エステル7

■エステル7:8 王が宮殿の園から酒宴の広間に戻って来ると、エステルのいた長いすの上にハマンがひれ伏していたので、王は言った。「私の前で、この家の中で、王妃に乱暴しようとするのか。」このことばが王の口から出るやいなや、ハマンの顔はおおわれた。
 7:9 そのとき、王の前にいた宦官のひとりハルボナが言った。「ちょうど、王に良い知らせを告げたモルデカイのために、ハマンが用意した高さ五十キュビトの柱がハマンの家に立っています。」すると王は命じた。「彼をそれにかけよ。」
 7:10 こうしてハマンは、モルデカイのために準備しておいた柱にかけられた。それで王の憤りはおさまった。
★ご自身姿を現さなくても、語られなくても、見ておられるのは神様だけではありません。人々も見ています。そして力によって押さえられていた不満は一気に噴出します。宦官ハルボナの言葉もその表れの一つでしょう。神様の前に神様を畏れて歩みましょう。

金曜日, 10月 13, 2017

20171013_エステル6

■エステル6:6 ハマンが入って来たので、王は彼に言った。「王が栄誉を与えたいと思う者には、どうしたらよかろう。」そのとき、ハマンは心のうちで思った。「王が栄誉を与えたいと思われる者は、私以外にだれがあろう。」
 6:7 そこでハマンは王に言った。「王が栄誉を与えたいと思われる人のためには、
 6:8 王が着ておられた王服を持って来させ、また、王の乗られた馬を、その頭に王冠をつけて引いて来させてください。
★この背景には前夜、眠れない王が年代記もって来させ、読ませる中、王を守ろうとしたモルデカイに何の褒美も取らせていないことに気づいたことがありました。しかも、それは2日にわたって王とハマンをエステルが招いた宴の間におこった出来事でした。全てが偶然にしてはあまりにも出来すぎた話ではないでしょうか。いえ偶然ではありません。背後に神様が立っておられるのです。

木曜日, 10月 12, 2017

20171012_エステル5

■エステル5:11 ハマンは自分の輝かしい富について、また、子どもが大ぜいいることや、王が自分を重んじ、王の首長や家臣たちの上に自分を昇進させてくれたことなどを全部彼らに話した。
 5:13 しかし、私が、王の門のところにすわっているあのユダヤ人モルデカイを見なければならない間は、これらのことはいっさい私のためにならない。」
 5:14 すると、彼の妻ゼレシュとすべての友人たちは、彼に言った。「高さ五十キュビトの柱を立てさせ、あしたの朝、王に話して、モルデカイをそれにかけ、それから、王といっしょに喜んでその宴会においでなさい。」この進言はハマンの気に入ったので、彼はその柱を立てさせた。
★ハマンの「私を認めて欲しい。認めろ」との欲求は何と大きいことでしょう。それゆえにこれまでどれほど罪のない人を霊的な意味においても柱にかけて来たことでしょう。人にではなく神様に認められる道を知る人の幸いを覚えます。

水曜日, 10月 11, 2017

20171011_エステル4

■エステル4:14 もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」
 4:15 エステルはモルデカイに返事を送って言った。
 4:16 「行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」
★この時代のために、この時のために、私たちお互いも、みな特別な環境、状況に置かれました。

火曜日, 10月 10, 2017

20171010_エステル3

■エステル3:8 ハマンはアハシュエロス王に言った。「あなたの王国のすべての州にいる諸民族の間に、散らされて離れ離れになっている一つの民族がいます。彼らの法令は、どの民族のものとも違っていて、彼らは王の法令を守っていません。それで、彼らをそのままにさせておくことは、王のためになりません。
 3:9 もしも王さま、よろしければ、彼らを滅ぼすようにと書いてください。私はその仕事をする者たちに銀一万タラントを量って渡します。そうして、それを王の金庫に納めさせましょう。」
★「王のためになりません」と言いながら、じつは自分にひざまづこうとしないモルデカイに憤りを覚えるハマンの策略です。王の権威を笠に着て自分の思惑をなそうとするハマン。私たちはキリストにあって王なる祭司です。巧妙な悪巧みに利用されないように目を覚ましましょう。発布されたユダヤ人根絶やしの法令は、シュシャンの町を混乱に陥らせますが、なおも神様の選びの民の救済の計画は変わることなく進みます。

月曜日, 10月 09, 2017

20171009_エステル2

■エステル2:17 王はほかのどの女たちよりもエステルを愛した。このため、彼女はどの娘たちよりも王の好意と恵みを受けた。こうして、王はついに王冠を彼女の頭に置き、ワシュティの代わりに彼女を王妃とした。
★遂にエステルとは王妃に。そのころ以下の出来事が「モルデカイが王の門のところにすわっていると、入口を守っていた王のふたりの宦官ビグタンとテレシュが怒って、アハシュエロス王を殺そうとしていた。
 2:22 このことがモルデカイに知れたので、彼はこれを王妃エステルに知らせた。エステルはこれをモルデカイの名で王に告げた。
 2:23 このことが追及されて、その事実が明らかになったので、彼らふたりは木にかけられた。このことは王の前で年代記の書に記録された。」
全く別の話で関連性無いように見えますが、エステル記は、目には見えませんが神を愛する者のために全てのことを働かせて益としてくださる神様へと私たちを導きます。次章以降が楽しみです。

日曜日, 10月 08, 2017

20171008_エステル1

■エステル1:19 もしも王によろしければ、ワシュティはアハシュエロス王の前に出てはならないという勅令をご自身で出し、ペルシヤとメディヤの法令の中に書き入れて、変更することのないようにし、王は王妃の位を彼女よりもすぐれた婦人に授けてください。
 1:20 王が出される詔勅が、この大きな王国の隅々まで告げ知らされると、女たちは、身分の高い者から低い者に至るまでみな、自分の夫を尊敬するようになりましょう。」
 1:21 この進言は、王と首長たちの心にかなったので、王はメムカンの言ったとおりにした。
★神のことばが記された聖書でありながらエステル記には一度も神様の御名が登場することはありません。しかし……。全く神様と神様の選びの民イスラエルと関係ないところでなされた王の決断がこれからどのように展開するのでしょう。暴君であってはならないとの自戒と、王への不十分が招く災いについても教えられます。

土曜日, 10月 07, 2017

20171007_2ペロテ3

■2ペテロ3:16 その中で、ほかのすべての手紙でもそうなのですが、このことについて語っています。その手紙の中には理解しにくいところもあります。無知な、心の定まらない人たちは、聖書の他の個所の場合もそうするのですが、それらの手紙を曲解し、自分自身に滅びを招いています。
 3:17 愛する人たち。そういうわけですから、このことをあらかじめ知っておいて、よく気をつけ、無節操な者たちの迷いに誘い込まれて自分自身の堅実さを失うことにならないようにしなさい。
★なぜパウロが上のように記すかと言うなら、火で焼かれる終わりの裁きにつてはにわかに信じがたい事だからです。しかし2000年前キリストは確かにそのことを目を覚ましていなさいと語られました。以下それを直接主から聞いたペテロの言葉です。「3:10 しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。 3:11 このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。 3:12 そのようにして、神の日の来るのを待ち望み、その日の来るのを早めなければなりません。その日が来れば、そのために、天は燃えてくずれ、天の万象は焼け溶けてしまいます。 3:13 しかし、私たちは、神の約束に従って、正義の住む新しい天と新しい地を待ち望んでいます。」

金曜日, 10月 06, 2017

20171006_2ペロテ2

■2ペテロ2:1 しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。
★どんなに自分は良い事だからとの動機であっても「ひそかに」の背後には多くの誘惑が渦巻いています。そこに裁きの思いや、不満、怒りがあるなら要注意です。今は終わりの時代、悪い時代です。吠え猛る悪魔が人を永遠の滅びに至らせようと食い尽くすべきものを求めて探し回っています。

木曜日, 10月 05, 2017

20171005_2ペロテ1

■2ペテロ1:20 それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、聖書の預言はみな、人の私的解釈を施してはならない、ということです。
 1:21 なぜなら、預言は決して人間の意志によってもたらされたのではなく、聖霊に動かされた人たちが、神からのことばを語ったのだからです。
★上に記されたペテロの確信は、変貌山の経験に基づいて語っています。以下の通りです。1:16 私たちは、あなたがたに、私たちの主イエス・キリストの力と来臨とを知らせましたが、それは、うまく考え出した作り話に従ったのではありません。この私たちは、キリストの威光の目撃者なのです。
 1:17 キリストが父なる神から誉れと栄光をお受けになったとき、おごそかな、栄光の神から、こういう御声がかかりました。「これはわたしの愛する子、わたしの喜ぶ者である。」
 1:18 私たちは聖なる山で主イエスとともにいたので、天からかかったこの御声を、自分自身で聞いたのです。

水曜日, 10月 04, 2017

20171004_1ペロテ5

■1ペテロ5:6 ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。
 5:7 あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
 5:8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています。
 5:9 堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです。
 5:10 あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあってその永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみのあとで完全にし、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。
★ちょうど良いときに高く。いっさい神に委ねる。
信仰に堅く立つです。やがてあなたは不動の者に、これが神様の約束です。

火曜日, 10月 03, 2017

20171003_1ペロテ4

■1ペテロ4:7 万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。
 4:8 何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。
 4:9 つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。
 4:10 それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
 4:11 語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。
★この終わりの時代、神様が私たちに求められることは、ご自身が私たちに託してくださった賜物に対して忠実かどうかです。人と較べることは求められず、与えられてないもののために悩む必要はありません。それぞれにふさわしくですから喜びを持って主に仕えましょう。

日曜日, 10月 01, 2017

20171001_1ペロテ2

■1ペテロ2:22 キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。
 2:23 ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。
 2:24 そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。
 2:25 あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。
★アーメン。アーメン。アーメンです。まだ迷いの中にある方がありますか。このお方の招きに応じて、このお方の懐に飛び込みましょう。魂に安らぎが訪れ、行くべき道が示されます。

御影福音教会森英樹

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