★モアブの王バラクの要請を受け、イスラエルを呪うために出かけて行こうとする預言者バラムの言葉です。もうこれが3回目。もっと早く出て行くことを止めなければなりません。いえ呪うことなど、行動に移す以前に御心でないことを悟る、霊の目の開かれた預言者バラムであるべきでした。バラムの中には隠された罪が潜んでいたのでしょう。要注意です。
■民数記24:15そして彼のことわざを唱えて言った。「ベオルの子バラムの告げたことば。目のひらけた者の告げたことば。24:16神の御告げを聞く者、いと高き方の知識を知る者、全能者の幻を見る者、ひれ伏して、目のおおいを除かれた者の告げたことば。……」
★確かに主の憐れみによって霊の目を開いて頂いたバラム。しかしそれは一方的な主の憐れみゆえでした。ゆえにそれを脇において、上の様に自分を表現するバラムの霊性こそが、イスラエルを呪うようにとの願いをもったバラク王に利用されようとしたのでしょう。自分で自分を誇る者ではなく、人から賞賛される人であることの尊さを黙想しましょう。
■民数記25:1イスラエルはシティムにとどまっていたが、民はモアブの娘たちと、みだらなことをし始めた。25:2娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。
★世は自分の楽しみのために偶像を造ります。それに引き込まれるイスラエルの姿がここに。このために24000人の民が神罰によって命を落とします。何と偶像を心に抱くことは恐ろしいことでしょう。ヒデ
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