土曜日, 11月 18, 2017

20171118_ヨブ32

■ ヨブ32
6 ブズ人、バラクエルの子エリフは答えて言った。
私は若く、あなたがたは年寄りだ。
だから、わきに控えて、遠慮し、あなたがたに私の意見を述べなかった。
7 私は思った。
「日を重ねた者が語り、年の多い者が知恵を教える」と。
8 しかし、人の中には確かに霊がある。
全能者の息が人に悟りを与える。
9 年長者が知恵深いわけではない。
老人が道理をわきまえるわけでもない。
★エリファズ、ビルダデ、ツォファルに何も言うことがなくなったとき、エリフがヨブに語る3番目の者となリます。これは彼が話した最初で最後の機会です。明らかに、エリフは傍観者であり、他の者たちよりずっと若い者でしたが新しい視点を持ち出します。ヨブの3人の友人は、ヨブが過去に犯した罪のせいで苦しんでいると言いましたが、エリフは、ヨブが現在の罪に気づくまでは、苦しみは去らないと語ります。彼は、ヨブは罪のせいで苦しんでいるのではなく、苦しみのせいで罪を犯していると主張しました。
エリフは、ヨブが自分の無実を弁護しようとしているときの態度は高慢であると指摘します。また、苦しみは、私たちを罰するためのものというよりは、私たちを正し、建て直し、正しい道にとどまらせるためのものであると語ります。エリフのことばには多くの真理があり、彼はヨブに、苦しみを違う観点から、さらに偉大な目的を心に留めて見るよう促したのです。
エリフの語ることは他の者たちよりも霊的に高い場所にありました、それでも、苦しみに対する正しい応答は常にいやしと回復をもたらし (33:23-30、苦しみはいつも罪と何らかの形で関係している(34:11)と間違って想定していたのです。

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