火曜日, 12月 13, 2016

20161213_2サムエル4

2サムエル4:11 まして、この悪者どもが、ひとりの正しい人を、その家の中の、しかも寝床の上で殺したときはなおのこと、今、私は彼の血の責任をおまえたちに問い、この地からおまえたちを除き去らないでおられようか。」
★ダビデはイシュ・ボシェテを「無実の人」と呼びます。サウルの息子として、イシュ・ボシエテは自分を王位継承者と考える根拠がありましたが、彼は王位を狙う人間ではなく、単に不正に抵抗する強さがなかったといえるでしょう。ダビデはイシュ・ボシェテがイスラエル統一に必要な強いリーダーでないと知っていたので、彼を殺すつもりはありませんでした。神様は王国をダビデに約束しておられ、ダビデも神様がご自分の約束を果たされることを知っていたからです。イシュ・ボシェテの死の知らせを受けたとき、ダビデは怒ります。ダビデはサウルに決して害を与えませんでしたし、暗殺という方法は卑怯と考えていました。ダビデはイスラエルの統一を望んでいたのであって、イシュ・ボシェテの支持者との関係を永久的に損なう真似をしたくなかったのです。自分がサウル王の子孫断絶とは無関係であることを示すため、ダビデは暗殺者を殺すよう命令し、イシュ・ボシェテにふさわしい葬儀を行いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿